2008/04/25 - 2008/04/27
561位(同エリア1005件中)
くろすおーばーさん
- くろすおーばーさんTOP
- 旅行記26冊
- クチコミ0件
- Q&A回答1件
- 64,084アクセス
- フォロワー0人
メムノンの巨像→ルクソール神殿→王家の谷→ハトシェプスト女王葬祭殿→ラムセウム→カルナック神殿を紹介。
-
ルクソール神殿入口
ルクソールの街中にドンとあり、ひときわ目を引く。
巨大な塔門は建築王、ラムセス2世によって建てられた。
ラムセス2世は、エジプトの名だたる王の中でも最強の王である。
ルクソール神殿は、教会として使われたり、モスクが造られたり、時代時代で様々な顔を見せる。 -
ルクソール神殿の象徴の1つ、オベリスク。
通常は2本で1対であるが、今は1本しかない。
もう1本は、現在、パリのコンコルド広場にある。
オスマン帝国から独立して王朝を興したムハンマド・アリが、フランス王ルイ・フィリップに贈呈した為。
にしても、こんな巨大なオベリスクをどうやって運んだのか?? -
壁には、王の名前が刻まれた「カルトゥーシュ」が。
-
ルクソール神殿はもともとカルナック神殿の付属神殿として建てられ、両神殿は写真のようなスフィンクス参道で結ばれていた。
ちなみに、ルクソール神殿とカルナック神殿は数キロ離れているが・・・。 -
塔門のすぐ内側の中庭のまわりには60本を超す柱が建てられている。
圧巻だ。 -
時代によって宗教も変わり、今ではモスクが追加で建てられている。
古代遺跡と現代文明の融合。
なんか不思議な光景だ。 -
日も暮れ、神殿がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。
-
壁には当時の太陽神、アメン・ラーを筆頭に神々のレリーフがびっしり描かれている。
-
ライトアップされた、ラムセス2世の坐像。
とにかく偉大な王だけに、造るのも半端なく巨大だ。 -
ライトアップされた正面の塔門。
正面の壁画には、シリアのカディシュで行われた壮絶な戦いの様子を描かせたらしい。 -
朝7時前にタクを拾い、交渉で値段を決め、貸し切る。
本日のメイン、ルクソール西岸へと案内してもらう。
まずは、メムノンの巨像へ。 -
ルクソール東岸から西岸へは、船で渡るか、少し回り道になるが車で橋を渡るか。
私は後者で。
途中の景色はのどかですがすがしい。 -
メムノンの巨像。
東岸からは、約20分くらい。
おなじみ、ラムセス2世である。
バックは王家の墓が眠る山。
墓を護衛しているかのようだ。 -
巨像1。
両者とも顔がつぶされている。
宗教上の理由でこうなっているが、なんとかくずれずにがんばっている。 -
巨像2。
この巨像のモデルは、アメンへテプ3世と言われている。 -
地元の少年。
何やら話し込んでいる。
後ろでは、守衛のおじさんが寝ている・・・。
エジプト人らしい。 -
メムノンの巨像を後に、王家の墓に到着。
王家の墓の入口は意外と質素。
だが雰囲気は漂っている。
タクのおじさんはここで待たせて、いざ。 -
先ほどの入口から、カートでさらに移動。
朝早くから観光客でごったがえし。
日が昇るとすぐに40℃を超えるので、朝早くがおすすめ。 -
やっとチケットを手に中に入り、まず正面には王家の谷の象徴、ピラミッドの形をした山。
-
王家の谷の雰囲気はこんな感じです。
岩山を掘り起こして、墓が点在し、入口まで道が続いている。
で、自分の行きたい王の墓に並ぶといったところ。 -
墓の前では、内部の全容の説明が。
KV17(King of Valley 17番目)、セティ1世。 -
墓の入口。
中は撮影禁止なので、ここまで。
見所はなんといっても色あざやかな壁画。
ですが、密室の為、体感温度40℃以上、湿度90%の環境・・・。
これは、実際に足を運んで感じてください。 -
おじさんがいい感じだったので。
-
王家の谷の1番奥に、KV34、トトメス3世の墓が。
よく見つけたものだ。
この墓の壁画は見る価値あり。
是非。 -
何やらいかにも怪しげな銃を持ったおじさんが。
何を物色しているのだろうか・・・。 -
あらかじめ行きたい墓に目星をつけてても、当日は、発掘調査の為立ち入り禁止のところも多々・・・。
私も、2箇所くらい行けませんでした。
残念。 -
そして、王家の谷を後に、タクで20分くらいのところにあるハトシェプスト女王葬祭殿に。
これまた入口からが遠いので近くに。 -
王家の谷から山ひとつ隔てた岩山の陰に、近代建築を思わせるような美しい葬祭殿が。
垂直に切り立った断崖。
ハトシェプスト(最も高貴なる女性の意味を持つ)。
古代エジプト第18王朝の5代目のファラオ。
王座をめぐって骨肉の争いが。
家族運に恵まれなかったのは確か。 -
建築当時の色鮮やかさはないが、何千年を経てもなお壁画にはうっすらと色が残っている。
-
頭に赤く丸い太陽を乗っけているのは、ラー。
エジプト神話における、太陽神。
はやぶさの頭を持つ姿で描かれる事が多い。 -
左は、古代エジプト神話の愛と幸運の女神、ハトホル。
-
両足を揃え、両手を胸の前で交差させるハトシェプスト女王像。
やはり近くで見ると、壮大で迫力がある。でかい。 -
何千年の時を経て、同じ場所を見つめるファラオ。
-
-
-
-
ハトシェプスト葬祭殿周辺には広大な遺跡跡が点在している。
古代の栄華が偲ばれる。 -
葬祭殿の入口には、出店が出ていて、雑貨店、飲料店が並ぶ。
-
ハトシェプスト葬祭殿からタクで約10分。
ラムセウム(ラムセス2世葬祭殿)全容。
ここは、誰も観光客がいなく、貸切状態だ。
ツアーにはなかなか入らないので、フリーで動ける私には絶好のポイント。 -
オシリス神の柱。
-
かつてここには巨大なラムセス2世像が建っていた。
くずれてしまっているが、遺跡に残る破片から、その巨大さがうかがえる。
ちなみに人間の大きさは、オシリス神の立像の足元程度である。 -
-
葬祭殿は奥へと続く。
その先には・・・。 -
向こうには今でも居住区が、遺跡によって縁取りされいい感じに。
-
ラムセウムには、このおじさんが1人だけ。
いろいろ案内してもらった。 -
今回、移動で使ったタク。
このおんぼろさがたまらない。
お世話になりました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
46