『京料理　藤本』で夏の京都

2009/06/19 - 2009/06/19

６月のある日に『京料理　藤本』さんで美味しい御料理を頂きました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

６月のある日に『京料理　藤本』さんで食事を頂きました。

衣棚通三条下る東側・・・という住所通りに進むとこんな門が見えてきました。

夏の初めの京都。
どんな御料理が頂けるのかとっても楽しみです。

ちなみに今回はさんざん迷った挙げ句に真ん中のコース、7,350円を予約しました。

一品目はこちら。

あわびと夏みかん？貝に酢の物風のジュレ

ちょっと強めのお酢となんと言ってもあわびがサイコーに美味しくて
しかもフルーツの組み合わせ！！

動物性タンパクとフルーツの組み合わせってなんでこんなに美味しいのでしょうかね？
ほんと　大好きです。

しょっぱなから大コーフンの美味しさです。
器もとってもお茶目。

そういえば　せっかくの和食なので調子にのって日本酒なんて飲んじゃいました。たくさんのグイノミの中から選ばしてくれます。

なんて銘柄だったか忘れましたが　甘口で飲みやすいお酒でした。

二品目はこちら。

鮎のお寿司。

鮎の身の部分はすし飯と組み合わされています。
鮎の身の部分は揚げてあるのか焼いてあるのか？ホカホカ。すし飯もホカホカですが酢の風味も消える事無く程よく残っていて程よいおこげと絶妙。
骨の部分は少し濃いめの塩味でしっかり揚げてあります。
カリカリで頭からしっぽまですっかり頂けます。

初めて頂く鮎の御料理でしたが本当に美味しかったです。

三品目はこちら。

ハモとジュンサイ、ごま豆腐のお椀です。
今年初めてのハモ。ジュンサイもつるつるこりこりで美味しい。


でもちょっとお出汁が薄いかな〜

四品目はこちら。

お造りの盛り合わせ。
これで一人分です。

エビやら五島列島のウニやらイカやら・・・
本当に色んな味が盛りだくさんで綺麗で楽しい一皿です。

この五島列島のウニ・・

濃厚で本当に美味しかった。

ご主人にぜひ岩塩で！！
と勧められて試してみると・・・

さすがプロ！！

ウニは塩・・・いいこと教えてもらいました。

美味しいものがあると　お酒もすすみますな。

またまたぐい飲みを選んでしまいました。。。。

五品目はこちら。

太刀魚に里芋？をかけたものに出汁のあんをかけたもの。

ジンワリあったかくて程よいあん。。。美味しいです。

六品目はこちら。

スズキの焼き物にみそ風味の付け合わせ。

なんか今までの御料理が美味しかったので麻痺してるのか、もはや新鮮な驚きは無いものの、無難に美味しかったです。

七品目はこちら。

炊き込みご飯と香の物。

ご飯の上は確かキンメとおっしゃっていたと思います。
酔っぱらってちょっと記憶が曖昧です。。

でもふわふわで幸せなご飯でした。

八品目はこちら。

デゼールです。

なんと６種類だったかな？ともかく数種類の中から好きなだけ選ぶ事ができるというびっくりシステムです。

私・・遠慮がちに４種類も頂いてしまいました。

ミルフィーユあり最中あり・・とかなりバライティーに富んだ内容で幸せ度がかなり高まります。
しかも　美味しい。

こちらのお店は町家を改装した小さなお店で今回は１階のカウンター（靴は脱ぎます）に通されました。（2階にお座敷があるようです）

御料理はご主人が直接供してくださいます。

ご主人はお若いですがさり気ない心使いをしてくださる気持ちの良い方です。御料理はお一人でされているようでしたが御料理の出てくる間隔も気になる事無く、会話も楽しかったです。
給仕の方は奥様でしょうか？これ又とても感じの良い方で、サービスの面で嫌な思いをする事は一つもありませんでした。こんなお店は意外になかなかありません。
あと　トイレもとても良かったです。
それなのにサービス料無し！！

御料理もとても美味しかったので　きっと今以上に人気店になるんだろうな〜と思いながら帰りました。
お魚を美味しく食べて欲しいというご主人の意図が本当に伝わる御料理でした。

お店の内装など、少し物足りない雰囲気も感じますがこれからどんどん良いお店に成長されるでしょう。

またぜひ行ってみたいお店です。
ごちそうさまでした。