駆け足で欧州８の字巡り②（夜行）→チェコ→スロバキア→ハンガリー

2008/12/17 - 2008/12/21

夜行でチェコへ。乗り換えの都合で街散策できず残念。しかもハンガリーの鉄道はスト。

写真はブダペストのホテル「インターコンチネンタル」自室から撮影したくさり橋です。

エリア チェコ

朝６：４５。ライプツィヒ中央駅停車中に目覚める。初めての「東ドイツ」。
だが、「西ドイツ」との違いは感じられない。
ここから進行方向が変わる。

８：１０ごろドレスデン駅に到着。
出発後にシーツが片付けられ、ベッドがいすに変身。朝食が届く。
風景をぼんやり眺めながらいただく。

エルベ川が寄り添う。
いつのまにかチェコに入っていた。

定刻の１０：５２、プラハ中央駅に到着。カレル橋も黄金の小路もプラハ城も見たいし、本場のチェコビールも堪能したいが、滞在時間はわずか４０分。次の列車をおとなしく待つことにした。
ホームには無骨ながらもかわいらしいチェコ製の機関車が停まっていた。

これもかわいい。

駅前の風景。プラハの雰囲気を少しでも味わいたかったが、甘くなかった。

次の列車はプラハ中央駅を１１：３０に出発するＥＣ１７１。１０分ほど遅れて到着。ゆったりしたシート。

食堂車が併設されていたので、ビールでのどを潤す。パブで飲みたかった。

広大な平原が続く。ちょっと退屈し居眠り。１５時を過ぎると暗くなってくる。
スロバキアに入ると雪が積もっていた。
首都ブラチスラバ。この街も歩いてみたかったが。

車掌が「この列車はハンガリーには行かない。鉄道がストをしていて、ストロボという国境駅で打ち切り」みたいなことを言っている。バスがあるらしいが、詳しい情報は駅で聞いてほしいとのこと。いやはや。

１７：１２着。
ここが国境駅。場末のような、さびれたところでやや心細くなる。
駅前に出ても、迎えに来た人ばかり。
駅員に聞くと、ブダペストへ向かうバスはないとのこと。
途方にくれていると、駅員が「あの人タクシーの運転手よ」と教えてくれた。
「１０ユーロ」で即決。鉄道で行っても１時間強かかるので、安い。
小さなワゴンに乗ると、同じ境遇の旅行者が６人。みんなほっとしたような表情。
「渋滞なら１時間１０分ほどかかる」といわれたが、大渋滞で、結局１時間４０分ほどかかりブダペストに着いた。