ヨーロッパ二ヶ月周遊　～イタリア・アッシジ編～

2008/09/13 - 2008/09/15

聖なる地アッシジを訪れた２泊３日

エリア アッシジ(イタリア)

9/13(土)　天気：晴れのち雨

9:00起床。久々にのんびり寝た。ずっと寝てたもんだから相部屋の人に気をつかわせてしまった。すまん。9:30にチェックアウトをし、駅前のバス停へ。途中、スーパーでリンゴを2kg購入。重い・・・。バス停でリンゴを齧りながら待つ。リンゴをかじっていると、すげえ貧乏になった気分になる。10:30のバスでペルージャへ向かう。途中から雨が降ってきた。嫌だなあ。ペルージャ駅前のバス停に12時前に到着。マックのセットを昼食に喰う。イタリアのポテトはカーリーフライも選べて、これがなかなかいける。さて、街の中心はどこかな。案内標識に従い、坂を上っていく。ペルージャは坂の町なのだ。うねる道をずっと登っていくが、全然着かない。何キロあんだよ・・・。しかも途中から雨が本降りで降ってきた。運よく雨よけがあったので30分くらい待つ。こっちの雨は長く降り続かないだろ。雨が弱まったとき、もう駅に戻ってアッシジに行ってしまおうかとも思ったが、何とかなるだろうと再び歩みを進める。あーでもなかなか着かないなあ。駅から4kmくらい歩いてようやくバスターミナルが見えてきた。バスでアッシジに入るのがお勧めとどっかのガイドブックに書いてあったので、バスのチケットを購入。バスは14時か17時。今は13時。微妙だ。アッシジの宿が17時までに来ないと予約を取り消すとメールで主張していたのを思い出し、14時のにする。急いでペルージャ見学。幸い、バス停から屋根つきエスカレーターが街の中心に向けて伸びていたのでそれを使う。エスカレーターを降りるとそこは遺跡の内部でびっくり。さすがヨーロッパ。外に出て少しだけ散策をする。

細い路地なんかがあり良い雰囲気。夜はさらに魅力的だろう。

こんな感じの通路を抜けエスカレーターに戻る。

しかし、ここにエスカレーターを取り付けるとは、日本では考えにくい。

14時のバスに乗り込みアッシジへ向かう。バスに乗ったら雨がザーザー降ってきた。運がいいのか悪いのか・・・。バスからの眺めは本当に絵葉書のようで、山肌に広がるアッシジの町が厳かに鎮座している。

16時に宿にチェックインする。ここには２泊しよう。晴れ間を狙い、少し街歩きをする。

観光地化されているきらいはあるが、それでも古くからの雰囲気が濃厚に残っている。

確かに聖なる町である。

途中、ピザをサクッと立ち食いする。

アッシジはとても小さい町で、周りはトスカーナの田園風景が広がる。

どうやら、ここがイタリアハイライトになりそうだ。

使用金額

ピッツァ（2切れ)　3.4ユーロ
コーラ　0.58ユーロ
リンゴ（2kg）　1.48ユーロ
マックのセット　5.7ユーロ
ピッツァ（2切れ） 4.2ユーロ
バス（ペルージャ→アッシジ）　3ユーロ
ビスケット　1.28ユーロ
宿（２泊）　32ユーロ

計　約8780円

9/14(日)　天気：晴れ時々曇り

7:00起床。朝食は8:00からなので、それまで宿の周りをブラブラする。朝のトスカーナ地方の田園風景は格別。昨日インフォメーションで明日は雨ですという悪魔の宣告をされていたが、それが外れて本当によかった。いい天気である。
8:00から朝食。ミルクを３杯おかわりしたら、宿のおばちゃんに「何人分食べるつもり？」と皮肉を言われてしまった。こっちにはおかわりという概念が無いのだろうか。５人席に座っていたが、テーブルのカゴの中にはパンが４つしか入っていなかったので、後々揉めるかな、と思ったら、案の定おばちゃんは俺が食ったと思い込んで注意されてしまった。俺食ってないのに・・・。ついつい怒りそうになったが、まあ喧嘩してもつまらないので冷静に説明したら（多分）わかってもらえた。

さて、山の天気は変わりやすいので、天気のいいうちに近郊の地を訪れることにする。まずは4km離れた林の中にあるカルチェリの庵。

とても自然豊かで、心が落ち着く。

観光客は多かったが・・・。

俺はクリスチャンで無いが、神聖な気分に浸ることができた。

敷地はとても広く、林の中にいくつもの祈りの場がある。

エッサホイサとアッシジに戻り、次は高台にある城壁へ。

アッシジの村、そして田園風景が見渡せる絶好の場所である。

最高に気持ち良い。

ヨイショヨイショと降りていき、道すがらみやげ物屋を冷やかしていく。

次に向かうはサン・フランチェスコ聖堂。

ここは上下二部に分かれていて、まず入ったのが丈夫の聖堂。ジョトオ作のフラスコ画がびっしり壁一面を覆っており、美術的に見ても素晴らしい。ちょうどミサが行われていたので参加してみる。下部の聖堂は落ち着いた雰囲気で、フランチェスコさんの墓があった。

続いて1.5km離れたサン・ダミアーノ修道院へ。

中庭の美しいこぢんまりした修道院で、観光者が少なく落ち着いた雰囲気。ここで休んでいると心が休まってくる。

ドッコイショとアッシジに戻り、サンタ・キアーラ聖堂を見学したりブラブラしたりする。16時になったので休もうと宿に戻ると、本日は16:30から開くとのこと。なんだそりゃ！！

宿にやっと入れたのが16:45分。シャワー、洗濯をし、明日のローマ計画を練る。実質1.5日分しか観光できないもんな。かなりのハイペースが予想される。雨降ったらしゃれにならない。
暗くなったので夜のアッシジを散策してみたら、暗すぎでがっかり。さすが聖職者の町ということか。

使用金額

ゼロ