平遥の街　＆　太原少々　2−2

2009/09/22 - 2009/09/23

西安から平遥へ。
やっと手に入れた軟臥のチケット。
安く手に入れた？とは言え、まだまだ
手数料は高すぎる。
一枚に付き５０元の手数料は是か非か。
（配達依頼時は＋７０元/1回）

早く航空チケットの様にネットで予約が
出来る様にして欲しい。

エリア 平遙(中国)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: JAL

一人早起き。
朝の散策、九龍壁の確認に。

朝の市ががたっていた。

路地が渋い

路地を撮るだけで、写真集が出来ます。

糞尿集めの馬車。
朝、早いうちに

今朝見掛けるのは２台目
馬ではなくて、ロバが車を牽いています。

ホテルと同じ通りの反対側の端にありました。

「九龍壁」城壁フェチさんご覧下さい。

九龍壁の直ぐ横に古城の中の教会

逆光の朝日に美しい。

一つの使命？達成。
ホテルに戻り朝食、恵済橋の探索に。
１２時には太原へ移動せねば。

子犬、殆どが子犬、吠えない、吠える元気もないのかい？
大人しい犬ばかりです。

朝食、夕べ仕入れた１元のパンとコーヒー。poor

恵済橋は城外に有る。
レンタサイクルを借りる。
２時間程幾ら？と尋ねると、１台１０元と。
１日でも１０元かもと後で思う。

西安の城壁の自転車の半分値、直ぐにお願いする。
保証料もとらなければ、名前も聞かれなかった。

善人。こっちも善人。
善人と善人だから、良いのだ！

城壁の内側は一部土がむき出し。

信じ難い、あまり雨は降らないのだろうか？

城外を出ると大きな道路

大きい道路に車は少ないが、物凄いスピードで駆け抜けていく

オー！

恵済橋の標識

なぬぅ！

工事中？

綺麗な石橋は？？？？？？？。

辛うじて、これ石？

何もないやん！

フェチさん！石橋ぞ何処？

残念ながら石橋を確認出来なかった。

城内に戻る。

帰国したらフェチさんに自転車代を請求しなくては
１０元×２台＝２０元

前日に回り切れなかった城壁を回る。

ずーっと土壁

僕の田舎では２年ともたないだろう！

城壁１周完了。

平遥の予定を終わる。

チェックアウト後バスで太原へ。

そして、今晩のZ列車で上海へ。

いざ、行かん！

問題なくチェックアウト。
若いオーナーとお話。バス乗り場まで送ってほしいとお願いすると、快く了解してくれ、バイクタクシーを呼んでくれる。
結局、１泊しかしていないのに、行きも帰りもタクシー代必要なかった。ホテルのサービス。

又、大好きな路地を抜け

何で集団なの？公安さん！

バスプールへ。
途中、タクシーから一杯声を掛けられる。
バイクタクシーの運転手さんはいちいち断ってくれる。善人。良い人。タクシーを使わせようとはしなかった。

平遥ー太原
２５元/1人

ボロボロのバス。
セキュリティチェック有り。

分かりにくいですが、これも例の恵済橋。
恵済橋は幾つ有るのでしょう。
きっと石橋の恵済橋は何処かに有るのかなぁー。

太原へ向けてバスはひた走る。

この移動中の風景が、中国大陸を最も感じさせる貴重な体験を得る。しかし、それを表わす写真が１枚も撮れていなく残念。

見渡す限りの畑、大きい道路脇に延々と並ぶ並木、車の幅の倍位はみ出したトウモロコシを積んだトラック、道の両脇に並んだ物売り、何処にでも止まり乗客の乗り降りさせる、バスに物売りが乗り込んで来る等々。暇になった車掌さんが編み物をし始めるまで、興味深いことばかり。

平遥を出ること１時間３０分、太原の街に入る。
大きな街。
ゆったり目の片側４車線の道路。

途中、問題？の列車のチケット販売所を発見。
１社だけが認められた、独占状態のチケット販売組織。これがネックになって、ネット販売が進まないとまた聞き。
１枚発行に付き５元？の手数料を徴収、単価は低いかもしれにが、中国全土となると、一体どれだけの利益を上げているのでしょう！
物凄く強力な力が働いているのでしょう。上層部で儲けは山分け。
ネット販売はほど遠いか。

タクシーにて旅行社へ。
今晩の列車のチケットを受け取りに。

西安ー平遥、太原ー上海の２種類のチケットを依頼。
１００００円の申込金を差し引いた残金と引き換え。
取りに行ったので、配達料７０元は不要。

これが一番不安だったが、スムーズに事が運び、この旅の最大の難関を越えることが出来た。
良心的に対処してくれた旅行社に感謝。

最大難関を突破、遅い昼食を。
又、手抜きでマックへ。

ジャッキーチェン張りのマックのスタッフ、全く言葉が通じないのに、上手に対応してくれる。

マックのお店から通りを見る。
大きい街。

マックを出て直ぐに、焼き芋屋さんに、今食べたばかりやないの！別腹、別腹と。別腹とはどう言う意味なのか、その大きなお腹は紛れもなく貴女ののものですよ！

値段を聞いて、秤にかけて２．５元と、正直！

タクシーで駅へ向かう。
ここのタクシーは皆赤色。

結構長い間、乗っていた様に思うが１３元。

この運転手さんも正直な人。
後で判明、駅に近づいた時、駅を指差して１元がどうのこうのと言っているよう、理解出来ずにそのまま駅へ。１２元＋１元＝１３元
駅に入ると１元取られるから、手前で降ろそうかい、と言ってくれたんです。
あッ！そうかと、お金を支払う時にお互い苦笑いをしました。親切な運転手さんでした。

太原駅にて。
恥ずかしがり屋な者で、後ろ向きで失礼します。

大きい駅です。

駅入り口とこに有った荷物預かり所に荷物を預けて（１個１０元ーちょっと高い）街を散策。

形式的ながら、荷物の鍵を開けて中身をチェック

駅前は何処も同じ、物凄い人だかり。

道幅ぎっしりと車、バイク、人
クラクションの喧噪。

交差点の中は、今まで見たことのない混雑振り、グチャグチャ。

値段交渉中。

小さいお人形さんが声に合わせて踊りだす。
いたく気に入った様、一旦お金を渡したが、
今買ったこの人形を動かしてと言うと、動かし方はこの紙に書いて有るから家に帰ってから読めばわかる、わたしゃ中国語が読めないから、分からない、今、動かして、読めば分かる、の一点張りなので、じゃ、いあらないお金返してと、買わなかった。

と言うことでした。

中国語と日本語でやりとりしたぁ？

夕食は中国化、寝台列車に備えて、

セイロの物が６元、もやしのサラダみたいのが３元。
荷物預かり所の隣に有ったお店。
あまり美味しくなかった。
セイロの物が暖かくなかった。

駅に入ろう！

今回は正規の待合室に最初から入ることが出来た。
今日は２時間ほど前に入る。それでもまだ早い。
でも、何かが有ると困るので安全を期した。

相変わらずのギリギリの改札。
座席指定なのだから、慌てる必要がまったくないのに、回りに釣られて気ぜわしく動いてしまう。

美人の車掌さん。
にこりともせず。
何やねん、本当に！日本人を初めて見たみたいな顔すなって感じです。

中国にも天狗はいるのかなぁー。

何と、個別のテレビ付き、

Z列車　ほぼノンストップに近い列車。
物凄く綺麗。
洗面所もトイレも絶えず気を使っている様子。

でも、全スタッフ愛想なし。

南京駅。
停車中の新幹線

朝粥売りです。

地元の人が書いた文字です。

写真を載せることが出来ないのは残念です。

同室者と仲良くお付き合いが出来ました。
太原にお住まいの王（姉）さん、上海に戻る王（妹）さん夫婦の３人連れです。王さんは姉妹、ご主人は別の部屋でした。月餅、棗、平遥の牛肉、豆、豆、食べろ食べろと大変でした。お姉さんは退職したばかり、年金が幾らとまでおしゃべり、24時近くまでおしゃべりしました。
朝は朝で、上海に着くまで朝起きてから３時間近くのお喋り、現地の方とこんなに長くお話出来たことは感激でした。
身振り手振り筆談です。

この写真は、お姉さんが書いたもので、お穣さんが北京在住、上海の後、国慶節に合わせて北京に行くとのことでした。北京は警戒厳重で大変でしょうと言うことからの返事です。
達筆です。僕はグチャグチャの字で恥ずかしかったです。しかし、外の国の人間がグチャグチャながら漢字を書いていることだけで、満足をして貰えたようです。
今回の旅の一番の収穫だったと思っております。

楽しかった列車の旅は、あっと言う間に終わり列車は上海駅へ。

尚、Z列車には完全個室が有ります。僕の隣の車両がそうでした。部屋数は少ないのかと思っていましたが、一両丸丸その様で、ガラガラでした。あーこっちにすれば良かったと乗車する時に瞬間おもったのですが、それでは王さんたちとの交流はなかったことになります。無理をしなくて良かったと思っております。

因みに、完全個室は軟臥の倍額１０００元近くします。

この旅行記へのコメント （2）

• 城壁フェチさん 2009/10/09 21:57:35

  祝賀！

  とうとうやりましたね！是で又中国病は当分抜けなくなりましたね。
  中国の優しい、正直な人達に触れることが出来ると、その国も好きに成れますよね。
  関口君の列車の旅でもそうでしたが、長い時間乗る列車で隣り合わせた人とは、自然に言葉は話せなくても会話になる、そんな雰囲気が有る様ですね。私も次回は絶対、列車体験したくなりました。
  念願かなったbeijing-fanさんに　！！祝賀！！

  beijing-fanさん からの返信 2009/10/09 22:29:44

  RE: 祝賀！

  城壁フェチさん
  
  今晩は！
  とうとうです、自然に交流が持てました。夜は４時間近く、朝は起きたで、上海に着く３時間近くも話しました。
  写真も撮ったのですが、旅行記に黙って載せる訳にもいきませんし、何よりも僕らのデカ顔が写っていますから、尚更ですが、残念です。
  アドレスも交換しましたので、メールしているのですが、何故か返事が届きません。アドレスの書き損じかもしれません。
  
  本当に良かったです。今旅の最高の出来事でした。
  
  関口君のDVDが２０元で中国で売られているとの情報が有り、DVD屋を気を付けて見ていましたが、一軒も有りませんでした。
  噂では、理由は分かりませんが、北京では、国慶節を控えてDVDの販売規制が掛かったとのことです。西安も規制が掛かっていたのかもしれません。
  
  祝福を有難うございました。
  
  beijing-fan