2008/08/29 - 2008/08/31
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あーーー長かった。
フエ編。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道
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-
電車のチケット
ダナン→フエ
**************************
11:07分の鉄道に乗るべく、
8時ごろにチェックアウトをする。
軽く寝坊をし、しかもホイアンとダナンを結ぶバスでは
おととい嫌な思いをしたばかりである。
すると、頭にバンダナをして、黄色いバックを持った岡山県民のオーラを出している東洋人がいた。
あ…あれれ?
向こうもぽかーんとしている。
平成の桃太郎に、きび団子ほしさで
恐る恐る話しかけた。
俺「あれ?江原(仮名)」
江「お…おう…え?たけちゃん?」
説明しよう。
俺 は た け ち ゃ ん だ 。
つかったんではない。
…説明するのはそこじゃないか。
まず状況説明。
江原は偶然街で元カノに会ったような戸惑いを見せているが(しかも女の子と一緒に歩いているパターン)
俺は写メを交換したことある、メル友にあった気分だ。
しかも相手が実際に可愛かったパターンね!!!!
ゲストハウスがいっきに渋谷のハチ公前になり、おもわず
まじぱなくねー?
超ぅけるしぃー
ひさUふ〃り→!ぇはらU〃ゃω!
みたいな会話が繰り広げられたとかられていないとか。
ちなみに
江原はひげという怪人20面相もびっくりの変装に
俺だと確信できず戸惑っていたらしい。
どうやらベトナムで人に騙されすぎて
俺まで疑ってしまったみたいだ(嘘)。
俺と江原の出会いは1ヶ月前にさかのぼる。続く。 -
車窓
ホアイン→ダナン間
五行山あたりかと思われる。
**********************
続き。
1ヶ月前、俺はタイの大使館にいた。
もちろん、今回の旅行に必要なビザを取るためである。
申請時には色々と書類が必要なのだが、
英語で書面を記入しなくてはいけないので
なかなか難しい。
諸 事 情 があって、おれはもう慣れていたので、
こじゃれた庭園のようになっているタイ大使館で、
「すいません、ここなんて書くんですか?」
というのを周りに聞きまくっていた
ピオーネの香りがする男を
タイ人に聞いてどうすんねん(笑)
とか思いながら
観察していると
案の定俺のところに来た。
きっと俺のベテランの余裕っぷりに
おびき寄せられたのだろう。
丁寧になおかつため口で教えてあげる。
だって、さりげなく生年月日を見た時に
同じ日に生まれた事が判明したからである。
びっくりしたけど、
それをテンション高めに教えると
初対面なのにこいつ…とか思われたらいやだから
相撲評議委員会の教えに従い
心のなかでガッツポーズをした。
ちなみに俺は
この大使館来るの4回目である。
ビザを4回も申請した事があるのではなく
書類申請に失敗しまくって、もう通いなれた道になっただけである。
こんだけタイに歓迎されていなくても
あきらめないのが自分のいいところだと思っている。
だからサッカー日本代表もあきらめていない。
岡田さん、見てくれていますか? -
ダナン駅
****************
それ以来の江原との合流である。
生年月日が一緒。
俺の母親の実家は岡山で一緒。
東京の住んでいる家も地下鉄で2つとなり。
ゴールも同じ上海で、俺より5日くらい遅い帰国。
仲良くなる条件は満たした。
フエでの再開を約束し、
俺はホイアンのゲストハウスを後にした。
ダナンまではツーリストバス(3$)
なので、乗客全員外国人の楽チンバスである。
それから、チャム彫刻博物館で冷房を楽しみ
ダナンで迷子になる。
そのへんでぼーっとしているじいちゃんに声をかけ
駅までバイクの後ろに乗せてもらう。
駅でカップラーメンを食いながら
30分遅れの普通電車に乗り込んだ。 -
車内
*******
どうせ2時間だしとおもって
軟座(1等車)のチケットを取った。
40000ドン(300円)。指定席。
まあガラガラだから席は適当に移動する。
俺はこの車窓を楽しみにしていた。
ここの区間だけは、絶対昼間に通るつもりだった。
ハイヴァン峠。
ベトナムが南北に分かれていた時代の境界線で
この峠を境に、機構も風土も文化も変わるらしい。
どうでしょうでいうと、チーム40が活躍したところである。
わくわくしながら海側の車窓をじんどる。 -
おねえちゃん①
********
しかし、そこはベトナム。
敵は悪徳客引きだけではない。
意外と乗客だったりする。
俺の前に座っているちびが
俺に興味を持ち出した。
目が合うと、俺は隠れるポーズをする。
すると、ちびが指で鉄砲の真似をし、
ばんばん!と撃ってくる。
うぎゃあーー
と倒れる俺。 -
ちびの弟
********
まったく、実弾だったらどうするんだ…。
まあ明日
本 当 に 実 弾 を 受 け る と は 思 わ な か っ た け ど
完全に俺になつき
俺も遊ばせてもらい
勝手にカメラを使って写真を取り出す。
壊れないか心配だ。 -
おねえちゃん②
*********
統一鉄道は
ハイブァン峠を長編成でゆっくりと
蛇のようにのっそり進んでいく。
快晴だが左にそびえるチュオンソン山脈のほうは
雲煙のかなたに霞んでいる。
右に広がる海の向こうには
ダナンの港湾がひろがり、ビーチなんかもちらほら見える。
この兄弟はあんまり騒ぎすぎて
両親に怒られていた。
きっと、あんなひげ面とかかわるんじゃない!
アメリカの傀儡国民なんてろくな奴じゃない!
とか言っていたんだろう。
事実、俺が目を合わせて笑顔で会釈してもも無視されるし、煙たがっているのがよくわかる。
あいかわらず列車は時速20kmを厳守し、
いつ加速するのかな?
と思いつつ駅に停車し、
この兄弟たちは降りていった。 -
俺
撮影者:おねえちゃん -
フエ駅
*****************
結局兄弟が降りた駅で
「ハイライト」と呼ばれている区間は終わった。
その後フエ駅についた。
江原が予約してくれたホテルは
ビンジュオン(Binh Duong)。
人気の宿なのに、駅前にこのホテルの客引きがいて
バイタクに乗って、姉妹店に連れて行かれるものの
無事ホテルに着いた。
フロントに江原の部屋に通してくれといい、
部屋に入ると
6時間前に精悍な顔立ちでフエに向かって行った江原が
半にやけで、パソコンの画面に映し出された美女を眺めていた。
なんでも、彼のブログで
アジア美女図鑑を作成しているらしい。
なに!?
むむむ・・・
先生!手伝わせてください!!
ちなみに彼の名誉のため言っておくが
ベトナム人の美女含有率にしては驚異的な
美人ぞろいであった。
なかなかの名ハンターである。
確認はこちら(http://blog.livedoor.jp/eharasensei/)から。
でも確認したついでに先を読まないでほしい。
このブログの先がわかっちゃうんだもん・・・
急いで更新するんでそこんとお願いします(切実) -
フォーン川近くのスーパーで食べたスイーツ。
******************
ベトナムは暑い。
少し水分を補給しなかっただけで
砂漠の真ん中でバームクーヘンを食べた気分になる
(出典:トータルテンボス)。
江原には俺のスイーツ好きを伝染させなくてはならない。
幸い嫌いじゃない見たい。
自転車をぎこぎここぎながら、
夜はライトアップされた王宮を見に行った -
入り口の門。
*********
江原はいいカメラを持っている。
いかにもプロが使いそうなでっかい一眼レフ。
それに比べて俺は普通よりちょっといいデジカメ。 -
メイン
********
だけど肝心なのは
カメラじゃなくて腕だぜ!
お互い広場に寝そべりながらこの写真を撮る。 -
川に浮かぶ船
小舟を流している。
後日、ベトナム人の友人に確認したところ日本で言う
迎え火や送り火のようなイベントらしい。
*******
で、肝心な一枚で結局俺はぶれた(写真参照)。
江原がばちーんといい写真を撮ったのは言うまでもない。
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