2006　のんびり中国２（麗江の休日）

2006/08/14 - 2006/08/19

成都のあとは成昆鉄道を使い、昆明へ。
そして、Jetで麗江へ向かいます。

成都から麗江へは、攀枝花まで列車で行き、バスで山越えして行くのが通常の行き方（もしくは直接Jet)。でも、せっかく列車に乗るので、成昆鉄道の字のごとく成都−昆明を乗車し、遠回りかつ時間とお金をかけて向かうことにしました。

麗江はご存じ世界遺産、でも観光地ズレしていることは事実。ただ、標高が高いので、成都のむし暑さから比べると天国のような涼しさ。日本の軽井沢よりははるかに安くて快適だと思います。

エリア 中国

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: 中国国際航空

成都は交通の要所だけあって駅も大きい、人も多い。
駅は近代的な造り。

各方面への列車の本数も多い。

駅の中ではいろいろな食べ物を売っています。
これは何だろう・・・？

硬席の待合室は人であふれかえっていました。

一方、軟席待合室は人も少なく快適です。

１編成での軟−硬席の比率から考えればあたりまえながら、格差を感じざるを得ません。

日本ならグリーン車に乗車する時も、待っている間は普通車と同じですからね。

K113　昆明ゆき

K113　軟臥の乗車券

どうしてもこの日に乗車したかったので、切符は成都の宿に依頼して購入してもらいました。中国語も話せないし、大勢の人が並んでいる中で、自力で買うには労力も時間もかかりそうなので、中国ではあらかじめ手配しておく方がスムーズです。

もちろん、時間の余裕があれば自分で購入した方がよいでしょう。

攀枝花から北京に向かう列車とすれ違う。
満席状態。

食堂車も混雑していて、ようやく空席をみつけ食事。
野菜炒めも油が多く、今ひとつ。

4品＋ご飯＋ビール1本で62RMB
家族4人でこの値段だから列車内を考えれば安い。

東京のMU発行の航空券。
MUのYクラスチケットを日本で購入。
割引なしのノーマルチケット、\8,980円。

CA運行便は日に1便しかなく、アワードでの空席は出ませんでした。

沿線の風景。

搭乗券

昆明駅から空港へはタクシーで。

紙に目的地を書いて運転手に見せたところ、メーターを倒さずにまっしぐら。どのくらい吹っかけてくるかと構えていたところ・・。

とりあえず、タクシーを降りて、トランクの荷物をおろしてからゆっくりと交渉。10RMB出したところ、不服そうだったので＋5RMB、合計15RMBなので、妥当な線だろう。

こういう場合、私が気をつけているのが、とにかく人と荷物は先におろしておくこと。荷物を積んだまま交渉しては、運転手が怒って荷物を積んだまま走り出すかもしれないから。そんなことをされては時間のロスだし荷物さえこちら側にあり、降りてしまえばまわりに人もいるし、そんなに変なことをされはしないと思う。

B737　3-3アブレストの小さな飛行機。

さよなら昆明空港。

麗江空港に到着。
抜けるような青空で、きれいな建物の空港ターミナル。

麗江市内までのバス。
４人だとタクシーでも金額が変わらないので、タクシーで市内まで行きます。

62RMB＋有料道路10RMB

古城入り口から中へ。
宿はどこにあるのだろうか・・・。

こんな地図がいたるところにあります。でも、入り組んでいてほとんどわかりません。

成都の宿で紹介された古城香格里客銭へ。
ここの宿は、世界各地からのバックパッカー達でわいわいガヤガヤして、いつも賑わっています。

宿泊は↓の客銭にし、食事はここの客銭でいただきました。

古城香格里客銭のママさんが、家族連れなので静かな宿の方がよいだろう、と紹介されたのが賢林客銭。

ここのダブルの部屋に宿泊。
＠100RMBと＠120RMBの部屋を2室。

古城維持費、なんて意味のわからない料金を玉龍雪山入場券と同時に徴収されました。

40RMB

玉龍雪山へ。
宿で車をチャーター180RMB。

中国は入場料が高い。
有料道路のように料金所があって徴収されます。
大人80RMB、学生40RMB

玉龍雪山への道すがら、中国とは思えない？？
スイスアルプス、って言ってもわからないかも。

黄龍のようなところ。
水牛がいます。

乗って写真を撮影すするに10RMB。

更に、こんな感じでラミネート加工された写真をすぐに作ってくれます。これは20RMB。

もちろん、自分で撮影するのは自由です。

玉龍雪山も何ヶ所かのビューポイントがあります。今回はリフトで行ける毛牛坪（3,600ｍ）へ。

ロープウェイは60RMB。
大人も学生もいっしょです。

残念ながら玉龍雪山は雲がかかって見えません。

展望台の風景。

お土産やさんは当然ながらたくさんあります。
子豚もいました。

麓で酸素を売っていたので、念のため購入（40RMB）。
必要なかったけれども、全部使い果たしました。

市内へ戻って、古城獅子山公園。
15RMB。

階段を登った公園からは、パンフレット等で見かける古城が見渡せます。

虎跳峡へ。
この日も車をチャーターしました。250RMB

入場料50RMB。

虎跳峡への途中。
高台からの眺望は、はるかかなたに川が見えます。

虎跳峡

日本では、こちょうきょう。
中国では、とらとびきょう、
と言っていました。

いつものように、記念撮影。

古城の風景１

古城の風景２

古城の風景３

25個10RMB

古城の風景４

古城香格里客銭のママ＋パパと記念撮影。
夜なのでボケてしまい残念。

古城香格里客銭の昼食、バナナホットケーキ。
朝・昼・晩の３食ともここでいただきました。

大勢の方といっしょに食べるので楽しいし、それに値段も安い。（朝・昼2RMB、夕食8RMB／1人）

古城香格里客銭でイスラエルからの旅行者と。
トルシエ監督似の美男子と美女。

こちらは、宿泊でお世話になった賢林客銭のママさんと。
こちらの客銭でも食事を食べられます。

この旅行記へのコメント （2）

• ひらしまさん 2010/12/21 18:59:06

  情報満載すばらしいですね

  tanupam さま
  
  ご訪問ありがとうございます。
  
  私が旅の計画を立てる上で欠かせないのが、先行の方の旅行記のチェックです。
  tanupam さんの旅行記は、諸々の料金からどこで入手したかまで詳しく書かれていて、旅の実用情報満載ですばらしいですね。
  
  私も自分の旅行記では、なるべくどなたかのお役に立てる情報をと心がけているつもりですが、tanupam さんにはとても及びません。
  どうぞこれからもこの路線を続けてください。
  
  麗江。行きたいと思っているのですが、いつかなあ。
  
  ひらしま

  tanupamさん からの返信 2010/12/23 10:33:53

  RE: 情報満載すばらしいですね

  ひらしま さま
  
  
  おほめいただき、またご訪問ありがとうございます。
  私の旅行記は行ったところや美しいところをお見せする、よりも自分の
  記録の方が主目的みたいになってしまっています。
  
  もともと収集癖があることに加え、メモ魔なので、特に旅先での使った
  金額はもう昔から記録しています。でも、これって意外と後から眺める
  と良い思い出にもなるし、写真だけではわからない記録になっています。
  
  
  > 麗江。行きたいと思っているのですが、いつかなあ。
  
  観光地化されていて、バックパッカーの皆さんには不評のようですが、
  それなりに風情もありますし、大都市にはない良さもまだまだ残ってい
  ると思います。私が行ったのは夏でした、さすが高地だけあり、ホント
  避暑地のような、何日も滞在したくなるような心地よい雰囲気です。
  
  気軽に宿泊できる客銭も古城の中にたくさんありますし、ボーっと滞在
  するのもよいのではないでしょか・・・。
  
  
  ひらしまさんの旅行記も少しづつ読ませていただいています。
  そこで何をした、よりもその過程がとても楽しく（と言っては失礼かも
  しれませんが）書かれており、興味深く読ませていただいています。
  
  今後もよろしくお願い申し上げます。
  
  tanupam