19 アーベベルク　Aabeberg(Abendberg) 1964M　　

2009/06/29 - 2009/06/29

ミューレンからゼフィネン・フルーゲを通ってグリースアルプに達するハイキングは、しばしば日本で紹介されていますが、私にはいささか厳し過ぎます。そこでグリースアルプから手軽に登れそうな山を地図で探してこの山へ行ってみることにしました。
Google検索しても、ヒット数は少ないので大当たりは期待できませんが、少なくともブリュムリスアルプ方面の眺望は良さそうです。
シュピーツで普通列車に乗り換え、ライヒェンバッハ駅でバスに乗り込みますが、平日にもかかわらずバスは年配者を中心に満員となりました。
谷と同名の中心地キーンタールにはチェアリフトがあるせいか、ここで１割近い客が下車しました。さらに進むと、この広くて明るい谷を楽しむハイカーもチラホラ見られます。
最後に小型のバスに乗り換え、脇の岩に接するほど狭くて急な坂道を登るとグリースアルプに達します。
ハイキングは、出だしから全行程の半分以上も車道上を歩くことになりますが、道はすぐに行き止まりの為、農家の車しか通らないので（この日はゼロでした）静かですし、アルプの中ですから、眺望は悪くありません。花に覆われた山頂からの景観は素晴らしい、、、筈です。こんな風に晴れてさえいれば。
http://www.fotogalerien.ch/index.php?gallery=183&lang=1

エリア その他の観光地(スイス)

画面下の周回コースが、時間が余ったため散歩したもの。
次回訪れることがあれば、頂上から北側の谷に降りるコースを取りたいと思います。

右下がグリースアルプのバス停です。

中央に聳えている筈のグリュムリスアルプホルンは、残念ながら雲の中。

左奥の山がアーベベルク。右奥の岩山の手前で稜線に出ます。

その岩山からトレールを振り返って。

チンゲル湖と呼ばれる湿地帯。路線バスはこの脇を通ります。

頂上到着。当分雲は取れそうもありません。

頂上より。　仕方なく足元のトレールを振り返って。

この辺り一帯は花に覆われています