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4月25日~5月4日という日程でウィーン、ブラチスラバ、ブダペストとハンガリーの街を旅行した<br /><br />ショプロンは、ウィーンから電車で1時間ちょっとの場所にあるハンガリーの街だ。<br />ブダペストからだと2時間半ぐらいかかるらしいので、ウィーンからのほうが行きやすい。<br /><br />ショプロンの旧市街は、観光客も少なく、時間に取り残されたような雰囲気がある。<br />それほど大きな見どころはないけど、静かにのんびり歩くにはもってこいの街だ。<br />ガイドなんかに載っている歴史を簡単に見るだけでも、<br /><br />ハンガリーへの忠誠心厚い古都、ショプロンを散歩してみた。

●ショプロンにも行ってみる● 2009GW・ウィーン~ブラチスラバ~ブダペスト

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2009/04/26 - 2009/04/26

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kuroneko12さん

4月25日~5月4日という日程でウィーン、ブラチスラバ、ブダペストとハンガリーの街を旅行した

ショプロンは、ウィーンから電車で1時間ちょっとの場所にあるハンガリーの街だ。
ブダペストからだと2時間半ぐらいかかるらしいので、ウィーンからのほうが行きやすい。

ショプロンの旧市街は、観光客も少なく、時間に取り残されたような雰囲気がある。
それほど大きな見どころはないけど、静かにのんびり歩くにはもってこいの街だ。
ガイドなんかに載っている歴史を簡単に見るだけでも、

ハンガリーへの忠誠心厚い古都、ショプロンを散歩してみた。

同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス
航空会社
オーストリア航空
  • ウィーンの南駅から、朝の列車でショプロンへ向かう。<br />ウィーン〜ショプロン間の列車のチケットは、日本からは買えなかったので現地調達した。<br /><br />菜の花畑が広がっていたり、風力発電の風車が回っていたり、教会のある小さな街が見えたり、車窓からの風景はのどかなヨーロッパのイメージそのものだった。<br /><br />ショプロンまでは1時間とちょっとで着く。<br />13.6ユーロ(当時のレートで1740円)

    ウィーンの南駅から、朝の列車でショプロンへ向かう。
    ウィーン〜ショプロン間の列車のチケットは、日本からは買えなかったので現地調達した。

    菜の花畑が広がっていたり、風力発電の風車が回っていたり、教会のある小さな街が見えたり、車窓からの風景はのどかなヨーロッパのイメージそのものだった。

    ショプロンまでは1時間とちょっとで着く。
    13.6ユーロ(当時のレートで1740円)

  • さて、駅を出て左側の通り、Matyas Kiralyu utcaを歩いていくと15分ぐらいで城壁の外側や火の見塔が見えてくる。<br />住宅地だが、途中にはいろんなお店があるし、右手にインフォメーションもある。<br />城壁に着いたら、左に折れて広めの道から旧市街に入るもよし、いくつかある「抜け道」を抜けて旧市街に入るもよしである。<br /><br />これは、城壁の東側にある「レンケの抜け道」である。

    さて、駅を出て左側の通り、Matyas Kiralyu utcaを歩いていくと15分ぐらいで城壁の外側や火の見塔が見えてくる。
    住宅地だが、途中にはいろんなお店があるし、右手にインフォメーションもある。
    城壁に着いたら、左に折れて広めの道から旧市街に入るもよし、いくつかある「抜け道」を抜けて旧市街に入るもよしである。

    これは、城壁の東側にある「レンケの抜け道」である。

  • ショプロンは、古代ローマの時代から貿易の中継点として存在したらしい。<br /><br />オスマン帝国のヨーロッパ侵攻時には戦火を免れ、オスマン帝国領とはならなかった。<br />また、第一次世界大戦後、オーストリア=ハンガリー帝国が解体されるとき、もともとショプロンはオーストリアに編入される予定だった。<br />しかし、それに対する異議と、住民投票の結果、ショプロンはハンガリーに帰属することが決まったという歴史がある。<br /><br />面白い歴史だ。

    ショプロンは、古代ローマの時代から貿易の中継点として存在したらしい。

    オスマン帝国のヨーロッパ侵攻時には戦火を免れ、オスマン帝国領とはならなかった。
    また、第一次世界大戦後、オーストリア=ハンガリー帝国が解体されるとき、もともとショプロンはオーストリアに編入される予定だった。
    しかし、それに対する異議と、住民投票の結果、ショプロンはハンガリーに帰属することが決まったという歴史がある。

    面白い歴史だ。

  • 旧市街はけっこう小さい。<br /><br />でも、建物のせいか、道幅のせいか、天気のせいかわからないが、これまで行ったことのあるヨーロッパの「旧市街」よりも空気が明るくて広い気がする。

    旧市街はけっこう小さい。

    でも、建物のせいか、道幅のせいか、天気のせいかわからないが、これまで行ったことのあるヨーロッパの「旧市街」よりも空気が明るくて広い気がする。

  • ちょっとうろうろしたらすぐ一周できる。<br />あっという間に中央広場だ。<br /><br />左手に見えるのが山羊教会。<br />中央に立っているのが、三位一体像。<br /><br />ブダペストにも三位一体像があった。<br />でも、他の国ではまだ見たことがない。<br />このあたりの独特なものなのか?

    ちょっとうろうろしたらすぐ一周できる。
    あっという間に中央広場だ。

    左手に見えるのが山羊教会。
    中央に立っているのが、三位一体像。

    ブダペストにも三位一体像があった。
    でも、他の国ではまだ見たことがない。
    このあたりの独特なものなのか?

  • 山羊教会の中は小さくて暗い。<br />でも、不思議と落ちつく。<br /><br />この教会は、伝説によれば、羊飼いが飼っていた山羊(!?)が見つけた埋蔵金を寄付して建てられたものらしい。<br />…そんなにまとまった金が、どうしてみつかりやすい感じで埋まっていたんでしょうね?

    山羊教会の中は小さくて暗い。
    でも、不思議と落ちつく。

    この教会は、伝説によれば、羊飼いが飼っていた山羊(!?)が見つけた埋蔵金を寄付して建てられたものらしい。
    …そんなにまとまった金が、どうしてみつかりやすい感じで埋まっていたんでしょうね?

  • 教会の正面の家々は、カフェや博物館になっている。<br />某「歩き方」によれば、昔からある立派な家なのだそうだ。<br /><br />博物館には、昔の家具や美術品なんかが展示されている。市の歴史博物館のようなところもある。<br />受付のおばあちゃんは、英語が全く通じなくてちょっと困った。<br /><br />中央広場には、他にも市庁舎や薬局博物館がある。

    教会の正面の家々は、カフェや博物館になっている。
    某「歩き方」によれば、昔からある立派な家なのだそうだ。

    博物館には、昔の家具や美術品なんかが展示されている。市の歴史博物館のようなところもある。
    受付のおばあちゃんは、英語が全く通じなくてちょっと困った。

    中央広場には、他にも市庁舎や薬局博物館がある。

  • 昼食は右はじのカフェで食べた。<br />野菜と魚のスープ。というか、煮込み?<br />ビールのブランドは「ショプロニ」である。<br />合わせて1800Ftぐらい(だったと思う)<br /><br />この「ショプロニ」、名前からしてこの街の地ビールなのかと思ったら、ブダペストのレストランでも飲める。<br /><br />

    昼食は右はじのカフェで食べた。
    野菜と魚のスープ。というか、煮込み?
    ビールのブランドは「ショプロニ」である。
    合わせて1800Ftぐらい(だったと思う)

    この「ショプロニ」、名前からしてこの街の地ビールなのかと思ったら、ブダペストのレストランでも飲める。

  • 中央広場の先には、火の見塔がある。<br />登れば街が見渡せる。<br /><br />ローマ時代の遺跡の上に建てられ、火を見るだけでなく、貿易に必要な合図にも使われていたらしい。<br /><br />静かな街だが、この塔と中央広場にはやはり観光客が多い。<br />観光客のほとんどはツアー客である。<br />ウィーンやブダペストから来るのだろう。

    中央広場の先には、火の見塔がある。
    登れば街が見渡せる。

    ローマ時代の遺跡の上に建てられ、火を見るだけでなく、貿易に必要な合図にも使われていたらしい。

    静かな街だが、この塔と中央広場にはやはり観光客が多い。
    観光客のほとんどはツアー客である。
    ウィーンやブダペストから来るのだろう。

  • 火の見塔の上から見た旧市街の風景である。<br /><br />旅行に行くと、高い所に登って街を見下ろすことは多いと思う。<br />この街は、歴史のある地方の街であるためか、とても落ち着いた雰囲気だ。<br />街並みが薄く広く、遠くの丘まで続いている。<br />なんだか、歴史に取り残されているみたいに見える。

    火の見塔の上から見た旧市街の風景である。

    旅行に行くと、高い所に登って街を見下ろすことは多いと思う。
    この街は、歴史のある地方の街であるためか、とても落ち着いた雰囲気だ。
    街並みが薄く広く、遠くの丘まで続いている。
    なんだか、歴史に取り残されているみたいに見える。

  • 反対側を見ると、旧市街を抜けたあたりの家々が見える。<br />こちらも赤茶色の屋根が広がっている。<br />屋根だけみると、旧市街もそれ以外も変わらない。

    反対側を見ると、旧市街を抜けたあたりの家々が見える。
    こちらも赤茶色の屋根が広がっている。
    屋根だけみると、旧市街もそれ以外も変わらない。

  • でも、実際に旧市街を出ると、足元が石畳ではなく、舗装された道路に変わる。<br />車も走っている。<br />確実に空気が変わる。<br /><br />そして、どことなくだが、貧しさみたいなものが目につくようになる。<br />旧市街のほうが古い建物が多いはずなのに、旧市街の外のほうが埃っぽく、くたびれた雰囲気を感じる。<br />ハンガリーは、EUには加盟しているが、ユーロ圏ではない。<br />欧州の中では貧しい部類に入る国なのだ。<br /><br />正面は、聖ミハーイ教会。

    でも、実際に旧市街を出ると、足元が石畳ではなく、舗装された道路に変わる。
    車も走っている。
    確実に空気が変わる。

    そして、どことなくだが、貧しさみたいなものが目につくようになる。
    旧市街のほうが古い建物が多いはずなのに、旧市街の外のほうが埃っぽく、くたびれた雰囲気を感じる。
    ハンガリーは、EUには加盟しているが、ユーロ圏ではない。
    欧州の中では貧しい部類に入る国なのだ。

    正面は、聖ミハーイ教会。

  • 右手の看板がぶらさがってる建物が「パン博物館」である。<br />19世紀以前のパン屋の様子がわかるらしい。<br />なんだか興味があったのだが、閉まっていて残念だった。<br /><br />某「歩き方」によれば休日ではないはずだったのだが…臨終休業か?<br />それとも、休館してしまったのか?<br /><br />(地元の美術館・博物館リーフレットにも記載されていたので、休館ということはないはずです)

    右手の看板がぶらさがってる建物が「パン博物館」である。
    19世紀以前のパン屋の様子がわかるらしい。
    なんだか興味があったのだが、閉まっていて残念だった。

    某「歩き方」によれば休日ではないはずだったのだが…臨終休業か?
    それとも、休館してしまったのか?

    (地元の美術館・博物館リーフレットにも記載されていたので、休館ということはないはずです)

  • 市庁舎の裏手あたりには、ローマ時代の遺跡がある。<br />住宅街の真ん中、駐車場の向かいに、2,000年ぐらい前の人たちの痕跡がある。<br /><br />私としてはこういう場所に立つと、なんだか言いようのない感覚を覚える。<br />昔の人たちがどんな風にここで暮らしていたのかとか、それがどんな風に失われ、変わっていったのかとか、そんなことがとりとめもなく頭に浮かんでくる。<br />しばらく立って眺めていても、飽きない。<br /><br />が、しかし、ここに私以外の観光客はほとんどいないのだった。

    市庁舎の裏手あたりには、ローマ時代の遺跡がある。
    住宅街の真ん中、駐車場の向かいに、2,000年ぐらい前の人たちの痕跡がある。

    私としてはこういう場所に立つと、なんだか言いようのない感覚を覚える。
    昔の人たちがどんな風にここで暮らしていたのかとか、それがどんな風に失われ、変わっていったのかとか、そんなことがとりとめもなく頭に浮かんでくる。
    しばらく立って眺めていても、飽きない。

    が、しかし、ここに私以外の観光客はほとんどいないのだった。

  • 城壁の外、旧市街の西側には劇場があったり、ケーキやアイスの店があったりする。<br />そのまま壁に沿って歩いていくと、こんな噴水があったりする。<br /><br />個人的に面白噴水に認定。

    城壁の外、旧市街の西側には劇場があったり、ケーキやアイスの店があったりする。
    そのまま壁に沿って歩いていくと、こんな噴水があったりする。

    個人的に面白噴水に認定。

  • ショプロン駅である。<br />ブダペストはそうでもないのだが、ハンガリーの鉄道の駅はなんだか四角くて雰囲気が固い。<br />共産党時代の名残だろうか?<br /><br />ところで、駅前からバスに乗ってフェルトゥードという街に行くと、エステルハージ宮殿がある。<br />このあたりの貴族だったエステルハージ家が、ウィーンのシェーンブルン宮殿に対抗して造ったらしい。<br />ショプロンに行く理由が「エステルハージ宮殿に行きたいから」という人もいるらしい。<br />なぜ、私が今回の予定に入れ忘れていたのかは不明である。<br /><br />ものすごく心惹かれる場所があるわけでもない。<br />でも、のんびりうろうろするだけでいい。<br />それがショプロンだった。

    ショプロン駅である。
    ブダペストはそうでもないのだが、ハンガリーの鉄道の駅はなんだか四角くて雰囲気が固い。
    共産党時代の名残だろうか?

    ところで、駅前からバスに乗ってフェルトゥードという街に行くと、エステルハージ宮殿がある。
    このあたりの貴族だったエステルハージ家が、ウィーンのシェーンブルン宮殿に対抗して造ったらしい。
    ショプロンに行く理由が「エステルハージ宮殿に行きたいから」という人もいるらしい。
    なぜ、私が今回の予定に入れ忘れていたのかは不明である。

    ものすごく心惹かれる場所があるわけでもない。
    でも、のんびりうろうろするだけでいい。
    それがショプロンだった。

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