2009/09/20 - 2009/09/20
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morino296さん
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シルバーウィークと言われる秋の5連休、どこへ行っても混雑は必至。
と思いつつ、この日の天気予報は快晴。
とあれば出掛けない手はないでしょうとのことで、急遽、箱根のミュージアムへ”芸術の秋”を楽しみに出掛けることにしました。
電車とバスを乗り継いで、箱根仙石原にある3つのミュージアムを楽しんできました。
①星の王子さまミュージアム
公式HP http://www.tbs.co.jp/l-prince/index-j.html
②箱根ガラスの森美術館
③箱根彫刻の森美術館
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星の王子さまミュージアム
抜けるような青空が綺麗でした。
小田急線、箱根登山鉄道を乗り継ぎ、強羅まで。
連休とあって、箱根登山鉄道は凄い混みようでした。
(強羅ではケーブルカーに乗り継ぐ人が多いです。)
こちらは、箱根登山バスにのり、星の王子さまミュージアム前まで。 -
星の王子さまミュージアムの門
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サン=テグジュペリ生誕100年を祝した世界的記念事業の一環として、世界ではじめての星の王子さまミュージアムが1999年6月ににオープンしました。
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門を入ると花が溢れています。
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玄関前では星の王子さまがお出迎えです。
とても小さな星に住む王子さまは、朝から大忙し!
まず火山を掃除し、星をこわさないようにバオバブの芽を引き抜く。
少し休んで、何回も夕焼けを眺め、咲いたばかりのバラと話をする。
だけどある日、旅に出かけようと決めた。
バラのわがままみ傷つき星を出た王子さまは、地球の砂漠で飛行機の飛行士と出会い、パオパブの芽を食べてくれる羊の絵を描いてほしいとお願いする。
本当は愛している自分の星のバラを守るためなんだ。
(パンフレット参照)
「星の王子さま」のあらすじはWikipediaでどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE -
玄関の横に咲く花
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ヨーロピアン・ガーデンとミュージアム
四季折々に楽しめるように構成した、サクラ、アジサイ、バラ、クリスマスローズの4つの花がテーマとなる庭園で今年リニューアルされたそうです。 -
花壇の手入れをする係りの人
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わがままなバラの花と星の王子さま
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サンテクジュペリに捧げられたバラ
四季咲きのバラで濃いピンクの花弁がフリル状に波打つ大輪花で花つきもよく香りも強いです。(解説より) -
星の王子さまと羊、キツネ
キツネは、本の主題ともなるべき存在。
長い耳を持つキツネは、普通のキツネと砂漠のキツネと呼ばれるフェネックを混ぜ合わせたものといわれます。
フェネックは作者が愛する動物でアフリカの砂漠にいた時も飼育していたそうです。
キツネは伝統的にずるがしこさを象徴する動物ですが、作者は知恵を象徴する動物に変えています。 -
コスモスも綺麗に咲いていました。
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ミュージアムの建物
右横から展示ホールの入口に回ります。 -
ミュージアムの建物に造られた飾り窓
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飾り窓
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飾り窓
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星の王子さま
王子さまの周りを本の登場人物が囲みます。 -
象をのみこんだウワバミ
飛行士が子供のころ描いた絵で帽子ではありません。 -
王様
王子さまが最初に訪れた星の住人。
自分の体面を保つことに汲々とする王様。
王様は現実には何ら権威も有せず、一種誇大妄想狂といった印象を受けます。
この人物については、作者が空軍省で目撃した”架空の権力でしか有しない大臣”の思い出と結びついているという説もあるそうです。 -
実業家
王子さまが訪れた4番目の星の住人。
夜空の星の所有権を主張し、その数の勘定に日々を費やす実業家。
キノコとあだ名されてる実業家は、王子さまから「赤黒っていう先生」といわれ、赤い色をした毒キノコになぞらえています。
本当に大事なものを知らないくせに、尊大に構えた態度、内容空疎なけばけばしさ、有害無益な寄生的性格など、さまざまなマイナスイメージが投影されています。 -
点灯夫
王子さまが5番目に訪れた星の住人
1分に1回自転するため、1分ごとにガス灯の点火や消火を行なっている点灯夫。
奉仕と忠実さの代表。
奉仕といっても、実利的生産の仕事に携わっているわけではなく、「星をひとつ、よけいにキラキラさせるか、花をひとつ、ぽっかり咲かせる」という詩的かつ美的な仕事に一生懸命。
この人物は、作者の子供時代の思い出に結びつくとも、愛読書のアンデルセンから着想されたものといわれます。 -
地理学者
王子さまが6番目に訪れた星の住人。
自分の机を離れたこともないという地理学者。
ぶらぶら歩きを軽蔑する地理学者も、夢見心地を軽蔑する傲慢で勤勉な実業屋に似ています。
違うのは数字ではなく情報が問題になっている点だけで、彼もひたすら間接的な手段による情報蒐集を真の知識と混同しています。
地理学者の勧めを受けて、王子は7番目の星、地球へと向かいます。 -
チャペル
ヨーロピアン・ガーデンの片隅にチャペルがあります。
このチャペルは、サン=テグジュペリが子供時代を主に過ごしたサン=モーリス・ド・レマンス城に隣接する礼拝堂を独立して再現したものだそうです。 -
チャペルの内部
正面中央上のステンドグラスには、バラとキツネのモチーフが隠されています。 -
ヨーロピアン・ガーデンとミュージアム(展示ホール)
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この右側に展示ホール入口があります。
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展示ホール入口
展示ホールは、9つのエポックで1900年のサン=テグジュペリの誕生から1944年までを紹介してあります。
また、映像シアターでは、星の王子さまのあらすじの説明やサン=テクジュペリの生涯が上映されます。 -
バオバブ(展示ホールの入口で)
アフリカに自生する巨木バオバブは、ウワバミを意味するフランス語ボワと音の上で連動しますが、その意味するところはとらえがたいです。
しかし、この挿話は「悪い草」と「良い草」という福音書の譬を踏まえています。
子供の純粋さを破壊する悪しき心の象徴と考えるのが自然な解釈だそうです。 -
展示ホールに飾られているサン=テクジュペリの愛用機コードロン・シムーン機の1/3模型
ここまでは写真が撮れますが、この奥は撮影禁止です。 -
砂漠の井戸
滑車、桶、綱を備えたプロバンス風の井戸で切り立った崖の上にあります。 -
ミュージアムを一回するとまたヨーロピアン・ガーデンにでます。
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レストランの横に咲いているバラ
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オープンテラスのレストラン
お昼近くで行列が出来ていました。 -
ミュージアムショップ「五億の鈴」
国内最大級の星の王子さまグッズショップ。
店名は王子さまが自分の星に帰る最後の場面で語られる言葉から名づけられました。 -
玄関前の王子さまを後ろから
バラのわがままに傷つき旅に出た王子さま
”君は、君のバラに責任があるんだ”と知り、また小さな星に戻っていきます。
このわがままなバラは、作者の奥方のことだとか。 -
星の王子さま
「星の王子さま」は、全世界で8000万部、日本では600万部が売られている小説ですが、体裁は児童文学ながら、中身は、子供の心を失ってしまった大人に向けての示唆に富んだ本といわれます。
王子さまがキツネから教わった
”大切なことは、目に見えないんだ。ものごとは心でしか見えないんだ”
の言葉は、生命とは、愛とはといった人生の重要な問題に答える指針として広く知られています。
大人も楽しめるミュージアムでした。 -
ヴルストハウゼ川上
ドイツ製法自家製ハム・ソーセージの店
星の王子さまミュージアム斜め前にあります。 -
ヴルストハウゼ川上の店内
天井からは生ハムがぶら下がっています。 -
ヴルストハウゼ川上 店内の飾りもの
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ヴルストハウゼ川上 窓際に飾られた人形
両手一杯にビールジョッキを持っています。 -
店内では、こだわりのビールとハムソーセジのセットが食べられます。
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ヨーロッパ5大コンテストで金メダルを受賞
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ヴルストハウゼ川上を紹介する記事
浜美枝さんもお薦めだそうです。
(浜美枝さんを知らない人も多いかも?) -
ヴルストハウゼ川上を出て振り返った山並み
(少し先の右手が星の王子さまミュージアムです)
次は、箱根ガラスの森へ向かいます。
少し汗ばむほどの好天の下、歩きました。(約15分) -
箱根ガラスの森に向かう途中
川の流れと青モミジ、
紅葉すると綺麗でしょうね。 -
道端の秋の花が目を楽しませてくれます。
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ゲンノショウコでしょうか?
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ドングリも落ちています。
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