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上海、蘇州を巡る旅行。上海の夜景やグルメ、蘇州の街並を楽しみに出かけたのですが、びっくりの体験ばかりでした。<br />上海の夜景は香港をよりアジアンチックにした感じ。<br />食事や足裏マッサージもガイドブックにのっている店をまわり、蘇州も水都らしく船めぐりを楽しみと、ここまではよくある観光旅行だったのですが・・・。<br /><br />◆◆◆買い物?編◆◆◆<br />今回は近場なので、現地ではちょっと贅沢しようと、滞在中はずっと私たち専用にガイドさんをつけてもらいました。<br />私たちについたガイドさんはモデルのような顔立ちとスタイルの地元の若い女の子。肝心のガイドの方は大丈夫かなぁと少し不安。<br /><br />メジャーな観光地をまわった後で「あとはどこに行きたい?」と聞かれたので、「折角地元の子だから、ガイドブックにのってないあなた行きつけの店に行ってみたい」と答えたら、「ブランドモノは興味ある?」と聞かれたので、「なくはない」と答えたら、街なかのブランドショップではなく、なんか怪しげなマンションに案内されました。<br />するとまるで銀行の奥にある大きな金庫の施錠扉のようなドアが開かれ、その中の一室へ・・。<br /><br />一目で偽ブランド品の店とわかりました。韓国の南大門市場などでデザインを似せて安く売ってるのは見たことがありますが、ココのはデザインも全く同じ。<br />価格帯は大きく2つに別れていて、中国人が中国製の皮で作ったものはとても安く、中国人が耐久性のあるフランス皮で作ったものになると、商品にシリアルナンバーまで入った手の込みよう。同じ製造番号のものが世界に2つ存在するとは・・。<br />ヴィトンの新作なんかもしっかりそろっていて、こちらは本物の半額に満たない程度。新作ではないフランス皮だともっと安いです。<br />実際にライターでバックに火を近づけて変色しない事を確認させ「正真正銘のフランス革ですよ。でも無理に買わなくてもいいですからね」と言われました。<br />買ったら犯罪じゃんと内心思いながら、結局買わなかったのですが、さすが中国と思い、頑丈な施錠扉の部屋で、ある意味、軟禁状態なのに、恐怖心より好奇心が先にたち、けっこうな時間、ホンモノと変わらないような商品の出来栄えを感心して見させて貰いました・・って、感心しちゃダメなんですが(^^ゞ<br /><br />そして、そこを出て、ガイドさんをあらためて見ると、全身ブランドづくめ。<br />確かにガイドブックにはのってないし、ココが彼女行きつけだったんだ・・。<br /><br />こんな事もあってか、旅の途中からは観光地でも、露店で売ってるちょっと不細工顔のドラエモンのぬいぐるみなどに目がいってしまいました。<br /><br />そして、滞在中はずっとそのガイドさんがついててくれたので会話も困らず、日本語も流暢で会話もはずんだので、だんだんと観光はこのガイドさん頼みになりました。<br />でも彼女、初日は抑えめだったけど、2日目3日目と、だんだん派手になってる。寒いのに脚出しすぎだし!<br />たぶん彼女、私たちには受け入れられたと思って、気安くなっていったんだと思うけど、関西のおばちゃんツアーのガイドになったら、こっぴどく叱られてると思う・・。<br /><br /><br />◆◆◆まちなか移動編◆◆◆<br />最終日は、私たちだけでも自力で観光してみようと、半日だけガイドさんに離れてもらい、タクシーに乗りました。<br />上海市内の運転マナーは最悪で、交通ルールもあったものではありません。交差点では右折車は対抗車が通り過ぎるのを待つとかいうことも通じず、青信号になったら我先にと発信し、クラクションの音がこだまします。運転手もカーチェイスしてるし・・。<br /><br />これでよく事故にならないなぁと思っていたら、いきなり私たちの乗っているタクシーの後部座席側面に車が追突しました。<br />私たちのタクシーが優先レーンで相手は合流レーンの車だったのに・・・。<br />幸い目的地に近い場所での事故でドアがへこんだだけで怪我も全くなかったので、私たちはタクシー運転手に、怒ったジェスチャーでタクシー代は払わないと意思表示し(実際はそのタクシー運転手も事故の被害者なんですが)そこからは歩きました。<br /><br /><br />~中国旅行って、こういう点でおもしろく半分こわい思いも日常体験してしまうのか、それともあのガイドさんにあたった私たちがこんな体験ができたのかは謎ですが、土産話だけは沢山できそうな国だなぁと思いました。<br />でも、日本の海外グルメ番組でもよく紹介される豫園の南翔饅頭店の小篭包や、王宝和大酒店の蟹みそあんかけ豆腐などは本当に美味しくて、あれ食べるためだけでも、また行きたいです~

思いがけない事が連続の上海~さすが中国

7いいね!

2008/01/11 - 2008/01/14

5963位(同エリア11697件中)

2

3

moto

motoさん

上海、蘇州を巡る旅行。上海の夜景やグルメ、蘇州の街並を楽しみに出かけたのですが、びっくりの体験ばかりでした。
上海の夜景は香港をよりアジアンチックにした感じ。
食事や足裏マッサージもガイドブックにのっている店をまわり、蘇州も水都らしく船めぐりを楽しみと、ここまではよくある観光旅行だったのですが・・・。

◆◆◆買い物?編◆◆◆
今回は近場なので、現地ではちょっと贅沢しようと、滞在中はずっと私たち専用にガイドさんをつけてもらいました。
私たちについたガイドさんはモデルのような顔立ちとスタイルの地元の若い女の子。肝心のガイドの方は大丈夫かなぁと少し不安。

メジャーな観光地をまわった後で「あとはどこに行きたい?」と聞かれたので、「折角地元の子だから、ガイドブックにのってないあなた行きつけの店に行ってみたい」と答えたら、「ブランドモノは興味ある?」と聞かれたので、「なくはない」と答えたら、街なかのブランドショップではなく、なんか怪しげなマンションに案内されました。
するとまるで銀行の奥にある大きな金庫の施錠扉のようなドアが開かれ、その中の一室へ・・。

一目で偽ブランド品の店とわかりました。韓国の南大門市場などでデザインを似せて安く売ってるのは見たことがありますが、ココのはデザインも全く同じ。
価格帯は大きく2つに別れていて、中国人が中国製の皮で作ったものはとても安く、中国人が耐久性のあるフランス皮で作ったものになると、商品にシリアルナンバーまで入った手の込みよう。同じ製造番号のものが世界に2つ存在するとは・・。
ヴィトンの新作なんかもしっかりそろっていて、こちらは本物の半額に満たない程度。新作ではないフランス皮だともっと安いです。
実際にライターでバックに火を近づけて変色しない事を確認させ「正真正銘のフランス革ですよ。でも無理に買わなくてもいいですからね」と言われました。
買ったら犯罪じゃんと内心思いながら、結局買わなかったのですが、さすが中国と思い、頑丈な施錠扉の部屋で、ある意味、軟禁状態なのに、恐怖心より好奇心が先にたち、けっこうな時間、ホンモノと変わらないような商品の出来栄えを感心して見させて貰いました・・って、感心しちゃダメなんですが(^^ゞ

そして、そこを出て、ガイドさんをあらためて見ると、全身ブランドづくめ。
確かにガイドブックにはのってないし、ココが彼女行きつけだったんだ・・。

こんな事もあってか、旅の途中からは観光地でも、露店で売ってるちょっと不細工顔のドラエモンのぬいぐるみなどに目がいってしまいました。

そして、滞在中はずっとそのガイドさんがついててくれたので会話も困らず、日本語も流暢で会話もはずんだので、だんだんと観光はこのガイドさん頼みになりました。
でも彼女、初日は抑えめだったけど、2日目3日目と、だんだん派手になってる。寒いのに脚出しすぎだし!
たぶん彼女、私たちには受け入れられたと思って、気安くなっていったんだと思うけど、関西のおばちゃんツアーのガイドになったら、こっぴどく叱られてると思う・・。


◆◆◆まちなか移動編◆◆◆
最終日は、私たちだけでも自力で観光してみようと、半日だけガイドさんに離れてもらい、タクシーに乗りました。
上海市内の運転マナーは最悪で、交通ルールもあったものではありません。交差点では右折車は対抗車が通り過ぎるのを待つとかいうことも通じず、青信号になったら我先にと発信し、クラクションの音がこだまします。運転手もカーチェイスしてるし・・。

これでよく事故にならないなぁと思っていたら、いきなり私たちの乗っているタクシーの後部座席側面に車が追突しました。
私たちのタクシーが優先レーンで相手は合流レーンの車だったのに・・・。
幸い目的地に近い場所での事故でドアがへこんだだけで怪我も全くなかったので、私たちはタクシー運転手に、怒ったジェスチャーでタクシー代は払わないと意思表示し(実際はそのタクシー運転手も事故の被害者なんですが)そこからは歩きました。


~中国旅行って、こういう点でおもしろく半分こわい思いも日常体験してしまうのか、それともあのガイドさんにあたった私たちがこんな体験ができたのかは謎ですが、土産話だけは沢山できそうな国だなぁと思いました。
でも、日本の海外グルメ番組でもよく紹介される豫園の南翔饅頭店の小篭包や、王宝和大酒店の蟹みそあんかけ豆腐などは本当に美味しくて、あれ食べるためだけでも、また行きたいです~

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
15万円 - 20万円
航空会社
JAL

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  • こちらの旅行記は古い携帯カメラの写真なので、写りはイマイチですが・・・<br /><br />とりあえず、上海の夜景その1

    こちらの旅行記は古い携帯カメラの写真なので、写りはイマイチですが・・・

    とりあえず、上海の夜景その1

  • 上海の夜景その2

    上海の夜景その2

  • また食べたい・・・

    また食べたい・・・

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この旅行記へのコメント (2)

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  • minoo7539さん 2009/09/19 15:33:38
    私も同感です。
     私も今年3月に上海に旅行しました。すごい交通マナーでしたね。
    横断歩道を渡る際、こちらも堂々と渡らなければならない、ぎりぎりには車は止まってくれるらしいです。それと上海はルールはあるけど守らない、蘇州はルールすら無いと現地添乗員さんが言ってました。

    moto

    motoさん からの返信 2009/09/23 18:32:32
    RE: 私も同感です。
    やはりそうでしたか。交通マナーだけでなく、食の衛生も有名店以外はなってないと赴任経験のある友人から聞きました。移動手段はなるべく頑丈なツアーバスにして、興味本位で小さな飲食店には入らない方が賢明かもしれませんね。・・・ありがとうございました

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