雨の高円寺　阿波踊り

2009/08/30 - 2009/08/30

高円寺までバスで２０分の所に住みながら、話だけは聞いていながら一度も行ったことの無かった阿波踊りを観に行ってきました。土曜日は都合が悪く日曜日の見学となりましたが、天気予報は的中して午後６時の開始から３０分ほどでドシャ振りの雨になってしまいました。聞く所によると土曜日は土曜日で暑くて大変だったそうです。この日は開始前から半袖シャツでは涼しいほどでした。６時から３０分は高円寺駅北口の純情商店街で見学していました。ＴＢＳのクルーも隣にいたので良い場所ではあったようです。ドシャ振りになる前に妻は撤収して近くにいるのかと思っていたら、昔高円寺に住んでいた頃の馴染みの店に行って、２階のテラスから眺めていたそうです。南口のその店に行くには道路規制と一方通行で３０分近くかかってしまいました。という事で幾つかの連の写真しか撮れませんでした。今回で勝手が分かったので次回はじっくり見学したいと思います。

エリア 高円寺(東京)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

高円寺北口のＪＲのガード下近くから純情商店街を望んだ所に場所を取りました。写真の右手に観覧席があります。お祭りに協賛するとお礼に券をくれるそうです。協賛のお礼なので払い戻しはありません。一口５千円だそうです。この日は半袖シャツだけでは涼しいくらいでした。

６時になると幾つもの演舞場で踊りが開催されます。全ての「連」を見るのに３時間かかります。今年は７２の連が参加したそうです。

若駒連の方々からスタートしました。
最初はちびっ子から小学生、中学生と段々大きくなっていきます。

今年の我が家のテーマは日本の祭りを見直そうという事で春の奈良の祭りから始まって青森と五所川原のねぶた、仙台の七夕に続いての阿波踊りです。

本当は山車が出たり神輿が出る祭りが好きで、踊るだけのお祭りはどうかなと思っていたのですが、直ぐに考えを改めさせられました。みなさんカッコイイのです。

息の合った踊りは相当の練習の成果と思います。

若い女性の口上と掛け声は可愛らしいです。

女性踊りの揃った所作は美しいです。

だいこん連の方々です。練馬区の聴覚障害者協会と手話サークルの会の合同の連だそうです。この辺りからパラパラ雨が落ちてきました。

いろは連の方々です。

各々の連によって演出が違うので見ていて飽きないなと思いました。

足捌きがカッコイイです。

男踊りは各々が勝手に踊っているようで最後はキッチリ決めるのでこちらもカッコイイです。

ひよこ連の子供たちです。今回は杉並区区長賞を受賞です。

女の子ばかりだけど男踊りで参加です。

雨がきつくなって来たので大変です。

じゃじゃ馬連の方々です。

石原さん笑っている場合ではありませんでしたね。

今度はびっくり連の方々です。こちらは杉並区議会議長賞を受賞です。

びっくり連の名前の由来は純情商店街の名物セールの名前から取ったそうです。

殿様連の方々。男踊りが最高でした。自分と年齢が近いのも共感できたのでしょうか。

踊る阿呆ですね。

踊る阿呆の方が楽しそうです。

杉の子連の方々です。

雨も酷くなり折角の浴衣もビショビショです。浴衣も水を含んで重たかったと思います。

風邪をひいていないと良いけれどと思いました。

江戸っ子連の方々です。
個人的にはこの場所で観られた中では一番良かったと思います。

徳島の阿呆連と姉妹連で昭和４６年からと伝統のある連だそうです。

男踊りと女踊りの組み合わせも上手かったと思います。

もう一度江戸っ子連の男踊りの人たちが戻ってきました。

しのぶ連の方々です。名寄市友好賞を受賞です。

カッコイイ。ここだけは雨が降っていて良かったと思えました。

鳴り物の中で一人小さな男の子。動きは一人前です。将来が楽しみです。

ドシャ振りに中一生懸命踊る子。手拭を銜えるなんて誰に教わったのでしょうか？

この子の踊りで傘をさしていても全身ビショ濡れです。撤収。

駅の南側の移動しました。妻が昔行きつけだった店に久し振りに訪ねました。ここからは中央演舞場が望めます。

その手前は通行規制がかかっています。連の人と通行人が交互に歩きます。

中央演舞場も少し後ろになるので写真を撮るのには不向きでした。お店の中で生ビールをいただきながら枝豆とトウモロコシと鳥の唐揚なんて夜店気分です。

雨が降ってきたので７時には高円寺駅は凄い人でした。かなりの人が帰ってもこの賑わいです。１２０万人の人が出たようです。

ほぼ正面から観る事が出来た純情商店街の演舞場は良い場所だったと思います。純情商店街と言えばねじめ正一の小説を思い出します。

雨が降ったのは残念でしたが家からも近いし、阿波踊りの楽しさも知ることが出来たので来年も観に来たいと思いました。