2008/12/19 - 2009/01/03
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浮き草ゆきんこさん
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シチリア島というと青い海とオレンジと陽気な人々・・・
という”The夏”って感じの音楽でいえばチューブみたいな存在?!だった。
ただ、観光シーズン(5-10月)に行くとどこも高い!
とくに今回の目的のタオルミーナは夏のバカンスシーズンともなるとヨーロッパ中からセレブが押し伸びでやってくる憧れのリゾート!
調べてみると年末といえどもホテルは冬季料金になっていてなかなかリーズナブル!
クリスマスシーズンはイタリア国中イルミネーションがキレイだっていうし、寒い本土をぬけ、ちょっとは温かいだろうと期待しつつ、シチリアに行くことになったのである。
詳細は浮き草ライターゆきんこブログ
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-category-5.html
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 船
- 航空会社
- チャイナエアライン
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-
シチリアへはフェリーで入る。
ナポリ駅からバスで20分くらい(乗り場1番)
でも、バスで行かないほうがよいです。(別ブログ参照)
ナポリからはSNAV社とTirrenia社の2社が運行しています。
●SNAV社
ナポリ出発:20:00
料金が若干、安い。
●Tirrenia社
ナポリ出発 20:15
料金が若干高いが船内は豪華絢爛!
到着時間はほぼ一緒。朝の5時過ぎ。
確実に違うのはシチリアのパレルモ港に着く場所!
Tirrenia社はマリッティマ駅に接岸するがSNAV社
はその横のなが〜〜〜い埠頭の先に接岸する。
利便性を考えればTirrenia社かな?
予約は
http://www.aferry.to/
ヨーロッパ中のフェリーが予約できてとっても便利!
ですが、海外のサイトは不安もいっぱい・・・ひと悶着もありました。(続きは別ブログにて) -
無事、シチリア上陸!
早速街歩きです♪やっぱり、王道はノルマン王宮と旧市街。
プレートリア広場からスタート!
フィレンツェの彫刻家(名前は知らず)作の噴水と銅像たちが有名です。 -
アラブ色が強いイメージがあるパレルモだったのですが、ここは完全にルネッサーンス!
イタリア本土とあまり変わりませんね。
なまめかしい女体男体が噴水を取り囲んでいます。
といっても、噴水は稼動しておらず・・・水不足?
そして、彫刻たちのまわりには柵がはりめぐらされていて、近づけず・・・
自然保護か? -
広場からすぐに「クアットロ・カンティ」
マクエダ通りとヴィットリオ・エマヌエーレ通りが交差する四辻の建物を利用した彫刻が有名。
表紙にも使ったんですけど、パレルモで一番美しく、そして、何時間いても見飽きないくらい細かい彫刻に感動!
十字路にそって、4つの建物があり、その角を丸く弧を描くように切り取られた形になっているので、魚眼レンズを使わなくても180度丸みをおびた写真撮影ができる。 -
建物の彫刻もかなりすごいんですが、街頭の彫刻も細かい!
車どおりがはげしいのと、太陽の差込具合でなかなか決定的な写真がとれないのがくやしい・・・
昼よりも夜がお勧め。 -
クアットロカンティから撮影の夜のマクエダ通り。
クリスマスイルミネーションバージョンなのでかなりこってます。
さぞかし観光客が多いのかしら?と思いきや、そんなに人通りもなく、車どおりも少なく、道路の真ん中で撮影可能! -
人通りもないってことは・・・
お店があいてない・・・
朝早く、パレルモに着き、ちょっと昼寝をしている間に夜の10時を過ぎ、町にでてみると、お店がすべてしまっていた・・・
夜景ではココロと目は満たせても、おなかはみたせず・・・
残念 -
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りを歩いていくと右手にどどーんと見えてくるのが「カテドラーレ」
屋根の丸みをみるとイスラム色が濃い建物ですね。
王の霊廟があることでも有名ですが、入ろうとしたらお昼休み?
それとも、年末年始休暇?なのか入り口に誰もおらず・・・ -
入れずとも目の前にキレイに整備されたお庭があり、ちょっと座れそうな手すり?みたいなのもあり、休憩するにはもってこい!
てっぺんだけとってみるとお城みたいな感じですね〜。
それにしても12月末でこの青空!
さぞかし温かそうにみえますが、ジャケット必須です。 -
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りをまっすぐいくとノルマン王宮。
その裏手にまわると「パラティーナ礼拝堂」
入場料:6ユーロ
入り口のモザイク画も圧巻だが、中は豪華絢爛!
「聖ペテロと聖パウロを従えた玉座のキリスト」は14世紀のものだが今なお、すたれることなく輝き続ける壁画に圧倒される。
写真撮影もばっちりOK!フラッシュはNGよ! -
モザイクばかりに目がいきがちですが、天井を見ると、木製のスタラクタイトが天井いっぱいに配置されている。
カメラの望遠でみてみたのですが、これが細かい!1143年作の蜂の巣状の幾何学模様ですが、職人技ですね。 -
いきなりグロテスクですみません(笑)
王宮散策が終わっておなかもすいたので旧市街にあるバッラロ市場にやってきました。
このにわとりのディスプレイが芸術だな〜って。 -
旧市街の間に見えるジェズ教会。
新しいマンションに住むほうが快適かもしれないけど、昔の建物を補修して、昔なじみの人々と同じ場所で暮らしていくのもいいものかもしれません。
市場の裏手なのにもう人もまばら・・・
市場の裏とは思えない静かな時間が流れています。 -
昼間とはうってかわって、夜の旧市街。
クリスマスだけみたいですが、こんな小さい路地にも灯りが!
この時期は暗い場所は皆無!
みんな聖なるクリスマスを町全体で表現しているんでしょうね。
ですが、やはりお店があいていればよかった・・・人っ子一人いず、お店はすべてクローズ・・・
この時期は8時前には食べましょう! -
バスでアグリジェントに移動です。
パレルモ駅の裏手に長距離バス乗り場があり、各方面のチケットオフィスがありますが、すべて、長距離だけ。アグリジェント行きのオフィスは常にクローズしていました。
オフィスの前には時刻表。とりあえず、1時間に1本は出ているみたいなので、朝8時のバスに乗るべく7時半には駅にいってみた。
<写真はアグリジェント全景> -
「アグリジェント」のプレートをつけたバスがひょっこりやってきて、乗車時にお金を回収。
定刻どおり出発、定刻どおり到着。
アグリジェント市内には2時間ジャストにおろされた。シチリア時間はそんなにルーズじゃないのね?
アグリジェントは宿泊しないで夕方のバスで移動予定なので、前情報で駅にコインロッカーがあるとのことだったので、駅にいってみる。
あったけど、壊れてました・・・ -
ロッカーも壊れているし、仕方ないので荷物とともに神殿の谷へ。
1,2,3番の市バスで10分。バスターミナルからも駅からも出ているのでどっからでも乗れて便利&安い!
バスに揺られると突如としてコンコルディア神殿が見えてきます! -
荷物をどうしようかな?と思って、さりげなくチケット売り場あたりにあるカフェに入り、何気なくジュースを頼み、何気なく、
「荷物を預かってもらえませんか?」
と聞いてみる。以外にもあっさりOK!
帰りにジュースもういっぱいのみますからね!
神殿チケット10ユーロ -
ジュノーネ・ラチニア神殿。
神殿の谷の一番奥にたたずむ神殿跡。
カルタゴの侵攻にあい炎上してしまったので、跡地と化していますが、青空とのこコントラストが美しい。 -
天気がいいと、青く広がる地中海が遠くにみえる。
神殿の谷のチケットは州立考古学博物館も共通なので見れるんですが、歩いていくと15分かかり日陰もない、道路を延々ととぼとぼ行って結構、疲れるんで日よけ対策は必須です!
博物館内はすごくキレイで近代的!トイレもかなりいけてます! -
アグリジェント市内は特に見所もなさげだったので、カターニアにそのままGO!
所要3時間くらいであっという間に到着!
途中、空港によってましたが、かなり近代的な空港。
無事、カターニア市内到着!
すっかり夜もふけてます。 -
バスはカターニア駅前に到着。ここから市内中心部までは市バスで5分。
歩くとかなり遠いのでバスがおススメ。
駅前があまりにもさびれていて、カターニア、大丈夫か?と心配したものの、市内中心部に行くと、こちらもすっかりクリスマスイルミネーション! -
おなかもすいたので、街中のリストランテに入ってみる。
さすが、海に囲まれたシチリア!魚介類のパスタは絶品♪
レストランの天井のディスプレイもこってます。 -
ホテルベランダからの写真。
大聖堂が目の前に!
バスを降りてすぐにあったホテルで、きっと高いだろうな〜と思いきやその場の値段交渉でお安くなりました。
予約しないでホテルを探すとその場で値段交渉できるのがGOOD! -
カターニアのベランダをささえるお顔たち・・・
なぜか、みんな苦しげにベランダを頭でささえております。
なぜ、こんなに苦渋に満ちているのであろうか? -
カターニアから約3時間。
今回のハイライトタオルミーナにやってきました。
映画「グランブルー」の舞台となった美しき島”イソラベッラ”が眼下にみえます。
海が美しすぎ。 -
標高3323mのエトナ山も街中から見えます。
雪化粧した円錐形の形はまるで日本の富士山のよう?
夏はトレッキングもできるようです。 -
街の中心「ウンベルト通り」には小さい路地がたくさん。
一つ一つにこったディスプレイや看板、鉢植えなど置いてあって、激写スポット満載。
世界のセレブが集まるといわれるだけあって、リゾート地なのに美しきお姉さまがいたるところに・・・ -
街中はとにかくキレイ。
みんなで協力しあってこの景観を作り出してるんだなと実感。
とにかく個性あふれるショップや看板に目がうるおう。
残念ながら、ショップはお高い万円なのでなかなか手はでませぬが・・・ -
街のヘソ4月9日広場にはクリスマス使用のおじいちゃまおばあちゃまがおそろいの赤いマフラーで一休み。
粋ですな。
広場のクリスマスツリー
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-62.html -
待ちに待った夜。
クリスマス使用のウンベルト通りは光の渦につつまれ・・・
ディズニーランドにきたみたい?
紳士淑女もみなおしゃれしてます。
昼間と変わらない格好をしているのは私だけ? -
お店のディスプレイもクリスマス使用。
ヨーロッパな感じです。 -
せっかくなんで、イソラベッラまでおりてみます。
町外れの展望台から30分くらいで降りれます。
冬なので当たり前ながら、日光浴している人もなく・・・
青の洞窟にいくボートおじさんが行かない?と誘ってきましたが、いきませぬ・・・高すぎ。
タオルミーナでも青の洞窟みれるんですね。
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-7.html -
タオルミーナにきたら絶対食したい「うにパスタ」
濃厚なうにに平らのパスタがからまって絶品!
忘れられない味。
お店情報
http://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/sicilia_island/tips/10132218/
近くのホテルに泊りました
http://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/sicilia_island/tips/10132217/ -
最後にシチリア鉄道の玄関口「メッシーナ」
くるつもりはなかったものの電車の時間まで暇だったのでドゥオーモまで行ってみたら、期待以上のライトアップ。
1908年の大地震で崩壊してその後再建されたので、古いものではないですが、精巧に作られています。 -
この時計版がお気に入りです。
さて、なぜメッシーナでこんなに時間がかかったか。やはり、年末年始はイタリア人も帰省するらしく、タオルミーナから乗ろうと思っていた列車が軒並み、満席。
メッシーナまできたら、パレルモ経由からくる列車に乗れるのではと各駅停車でとことこやってきたのです。
年末の列車の予約はお早めに・・・
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