2009/08/17 - 2009/08/17
61位(同エリア99件中)
まさたびさん
五日目 8月17日
今日は6:30にガイドさんとロビー待ち合わせで、車で2時間の楽山に向かいます。
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- 中国国際航空
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待ち合わせ時間が6:30と早いため、朝食はホテルが準備してくれたMeal Boxです。
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手配してくれた車に乗り込みますが、今日は朝から強い雨。どしゃ降りにちかいです。
車にはカーナビがついていました。当たり前ですが、表示、音声ともに中国語です。 -
どしゃ降りのドライブの中、楽山までは2時間あるので、ガイドさんの話を聞きます。
ここでガイドさんクイズ。
四川省の六絶というのは何でしょう?
四川料理とパンダくらいしか思い浮かびませんでしたが、答えは、
・四川料理
・四川省のパンダ
・四川省のお酒
・四川省のお茶
・四川省の川劇(せんげき)
・四川省の美人
だそうです。またもや、必死にメモをとりながら話を聞きます。四川省の予習はほとんどしていないので、いろんな話が新鮮です。 -
一時間ちょっと走り、天福のサービスエリアのようなところで、小休止。
成都でどしゃ降りだった雨は小雨程度になっています。この天福のあたりはお茶の名産地のようで、「竹葉青」という笹の葉に似た四川特産の高級緑茶があるとのこと。同僚にお茶のお土産を買っていこうかな。。 -
天福からは一時間弱、9:00頃、楽山に到着。
まずは観光船に乗って、川の上から世界遺産の楽山大仏を見ることにします。
ここでも手続きはすべてガイドさんまかせ。意外と人が少なくていいな、と思っていると、 乗船客が30人に達してから出航するとのこと。 -
乗船する船はこんな感じです。
乗船客がなかなか集まりませんでしたが、30分くらい待っていると、最後に日本人の団体客10名程度が乗船し、漸く30人に達したようです。 -
9:30頃、無事出航です。
観光船乗り場からは、対岸の楽山の街が見えます。 -
観光船乗り場は、楽山大仏の上流側にあるので、観光船は岷江を下ってゆき、
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いきなり楽山大仏の前を通ります。あっという間に楽山大仏の前を通過。
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えっ!!! これだけ? と思っていると、楽山大仏の下流側でターンし、ここから徐々に河を溯ってゆくようです。
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河を溯り始めた時点で初めて気付きましたが、物凄く強い河の流れです。
楽山大仏は、岷江と大渡河の合流部分にあり、 頻繁に起こる水害を鎮めるために造られたという話は聞いていましたが、この急流を体感すると、水害が頻繁に起こったのも容易に想像できます。観光船に乗って正解でした。 -
観光船は、楽山大仏の前で15分くらい停まっていました。
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今度は大仏から離れ、反対側の岸に向かってゆきます。
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対岸にも何か見所があるんだろうか?と思っていると、
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ガイドさんからの説明。楽山大仏の岸側が”寝ている大仏様”のように見えると。”涅槃”というようですが、ガイドさんは”寝ている大仏様”と説明してくれました。こちらのほうがわかりやすいです。
確かに寝ている大仏様のように見えます。写真の右側が頭で、ちょうど楽山大仏の建っている部分が心(心臓)の部分にあたるようです。この”寝ている大仏様”のことを把握している乗船客は少ないようで、またもやちょっと得した気分になりました。
ちなみにこの”寝ている大仏様”は男性だという説があるようです。 -
楽山大仏観光船は、一時間程度で終了。
10:20、今度は楽山大仏を歩いて周ることにします。 -
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岷江と大渡河の合流地点。水の色が異なります。
右側から流れてくるのが岷江の緑色の水、写真奥から流れてくるのが大渡河の茶色い水です。 -
散策路のそばにはお経が彫ってあります。
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300段近い階段を登ってゆくと、
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楽山大仏の顔の真横に出ます。
ここではたくさんの観光客が写真を撮っていました(帰りには、さらに何倍にも観光客の数が膨れ上がっていました)。 -
ここでガイドさんクイズ。
大仏の頭には螺髪という丸い模様がありますが、楽山大仏の螺髪は何個あるでしょう?
答えは、1,021個。1,000個と解答した自分は、ニアピンでした。 -
その後、楽山大仏の横についている九曲桟道を歩いて、楽山大仏の足元に下りてゆきます。桟道の幅は、狭いところで、60cm程度しかなく、所々で皆記念撮影をしたりしているので、なかなか前に進みませんが、これはまだ序の口で、2〜3時間並ぶこともあるようです。この日は、雨模様の天気だったので、幸い直射日光は避けられましたが(かなり蒸し暑かったですが)、ドピーカンの日には、桟道に並んでいる間に倒れてしまう人も出るようです。
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九曲桟道脇の壁、いたるところところに仏像が彫ってあります
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楽山大仏についている苔がすごいです。
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楽山大仏を横から撮ったり、下から眺めたりします。
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これは、楽山大仏左足小指。
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今度は、大仏の左側の階段を上がります。
熱帯雨林のような蒸し暑さに汗が噴き出してきます。階段を上まで登ってきて小休止。 -
大仏様の左側に出てきました。
目の長さは3m、耳は幸せを意味する大きな福耳で、長さは7mだそうです。螺髪は、、、そう1,021個です。
大仏様の向こう側、九曲桟道入口を見てみると、観光客が物凄い長蛇の列となっていました。あと一時間遅かったら、本当に桟道歩きだけで2〜3時間かかってしまったかもしれません。 -
この楽山大仏建造に尽力した海通の像。
海通はこの大仏を造るため、托鉢して資金を集めたのですが、当時の役人はその資金を奪う為、海通の片眼を刳り抜くといって脅したそうです。その際、海通は自ら片方の目を取り出して賄賂を要求する役人を黙らせたそうです。 -
その海通が住んでいた祠です。
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霊宝塔。
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駆け足でしたが、楽山大仏観光を終了します。
出口近くにはバナナの木がありました。 -
昼食は、楽山市内の豆腐料理で有名という二品春飯店というお店。
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このお店は客は少なかったですが、豆腐料理は絶品でした。
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スープにも豆腐が入っていました。
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昼食後、大渡河そばを散歩します。
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散歩中、日本ではあまり見かけなくなってしまったカタツムリの大群を発見したりしました。
ここから成都へ戻ります。
成都への帰り道も車で2時間。帰路は、車の中でぐっすり寝てしまいました。
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