世界一周旅行（エアーズロック編）

2004/09/27 - 2004/09/28

　第３日目（2004/9/27)

香港から約９時間の夜間飛行で現地時間午前６時過ぎにシドニーに到着。
　シドニーから国内線に乗り換えエアーズロックに向う。
　広いオーストラリアの中を中央に向って飛行、途中下を見ると正に荒野が続く、所々水の流れていない川が多数見えた。
　又地上は、赤、緑、白といろいろな模様が描かれていた。

　やがて飛行機の窓から写真や、テレビで見たことのあるオーストラリアの臍と言われるエアーズロックの姿が現れた。

　広い砂漠の中にポツリと岩山があり、少しはなれたところに小さな町が見えた。
　
　飛行場に着くと日本人の現地ガイドが迎えに来ていた。飛行場からすぐホテルに向かう。

　ホテル（セイルズ　イン　ザ　デザートホテル）はリゾートスタイルのホテルでスポーツ施設、プール等があり何日も滞在しているような外人さんが沢山いた。
　チェックイン後ただちにマウントオルガ観光に出かける。

　エアーズロックは知っていたが近くにあるカタジュタ（オルガ）と言う岩山は知らなかった。岩山であるが中国辺りの山水画の岩山と異なり、頭が風雨で風化され丸くなった峰が続いていた。遠くにいろいろな形に見えるシルエットが面白かった。

　帰り際ウルフ（エアーズロック）の入り口に行き登山道を確認。やはり大きな一枚岩であった。地面は真っ赤、勿論山も真っ赤。　当たりはなぜかハエがぶんぶん飛んでいた。
　夕方天気が悪くなったため予定されていた夕陽観賞、星空見学は中止となった。

　夕食は野外ディナーの予定であったが天候不順のためホテルでのバイキング形式の食事となった。

　第４日目（2004/9/28)

　エアーズロック名物“エアーズロック朝日観賞”のため、朝５時前に起きて暗いうちにホテルを出る。
　車で観光スポットに着くと沢山の人が道路の両脇に集まっていた。すぐにスタッフが朝食の用意をする。ホテルでもらったリュックサックからお握りを出して食べる。

　やがて水平線の向こうが明るくなり始め、太陽が顔を出しエアーズロックの山が赤く輝き始める。山が真っ赤になると見事な色に染まった。太陽光線の赤と地質の赤が相乗効果でより鮮やかに輝いた。

　登山口からエアーズロックに登る予定であったが、風が強く登山道閉鎖。そこで山の周辺を散策。エアーズロックの周りをぐるっと回りながら所々で歩いて見学。洞窟等アボロジニが住んでいた跡が何箇所かあった。所々神聖な場所と言うことで写真、ビデオ撮影が禁止された。

　岩山は、近づいてみるとかなり風化されて表面には多くの崩落の跡があった。又雨が降ったときに水が流れるであろう滝の跡、水が溜まっている池があった。

　昼前ホテルをチェックアウト、一路シドニーに向う。

エリア エアーズロック(オーストラリア)

シドニーからエアーズロックへの飛行機からの眺めでは、広大な国土、地質により表面の色がいろいろ変わり、又長い地球の歴史が地表の表情から読めるような気がした。

いよいよ大きな一枚岩の山が見えてきた

遠くにカタジュタの大きな岩山の山並みが見えている

周りには何も無い平地に平べったくハンバーグのような山が現れた

近づくとあくまでも赤い山肌が輝いていた

エアーズロックは登山道があり登る事ができる、岩場の尾根づたいであるため危険防止のためチェーがずっと張ってあった。
　当日強風が吹いていたため残念ながら登ることはできなかった。

山の表面には自然が造った模様が整然と刻まれていた

朝焼けに染まる赤いエアーズロックを見るため沢山の観光客が朝早くから駆けつけていた。
　日本人も沢山いた。

自然が造った造形

周りは殆んど音の無い静かな世界。しかし長い年月で少しずつ変化しているのであろう。

太陽の反射で山は真っ赤となる

山の上から滝が流れている跡がある。雨が降るとここに滝が出来るのであろう。
　滝ノ下には池があり水が溜まっていた。

所々に岩が削られ部屋のようになっているところがある、ここには昔原住民の人が住んでいたようである。

周りには遊歩道がずっと続いている

所々草木が生えていて緑の場所がある