宮崎道中　食べある記　その１

2009/08/08 - 2009/08/10

どっかで聞いたようなタイトルですが・・・(^^;

平成21年8月、久しぶりに故郷の長崎（佐世保)に帰省しましてお墓参りなどをしてきました。そのてんまつは旅行記というほどでもないので割愛しますが、そのついでに大ババ様などを連れて、宮崎方面をぐるって2泊3日で回ってきましたのでその経過を報告します。

え？　表紙は何って？
馬ですよ「うま」、だってそりゃあ宮崎ったら「都井岬」、都井岬と言ったら「馬」でしょう？

・・・・え？　食べる馬じゃない？(-o-;

エリア 宮崎

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩

1日目：今日は長崎（佐世保)をレンタカーで出発し、

熊本→阿蘇→高千穂（泊）

と回っていきます。

天気は曇り時折雨、あいにくあんまり観光には向いていないお天気です。明日は晴れるかなぁ・・・

朝10:00頃佐世保を出発し、高速でお昼には熊本へ

お昼ごはんは、ネットで予約していた馬肉料理専門店「菅乃屋上通店」へ。
http://www.suganoya.com/info-kamidori.html

熊本城からも近く、１階に駐車場（ライオンパーキング）があって、２階にお店があり、エレベータもあるのでアプローチは簡単です。

お昼は要予約とあったのですが、かなりにぎわっていたので納得という感じです。

お店の中は、カウンターと個室と窓際にペアソファー(?)があります。個室は掘りごたつ形式なので、出入りにちょっと手間取りますが、足は楽です。

今回のオーダーは軽めのコース「薫風」
夜のコースは\5,000以上しますが、お昼のメニューはリーズナブルでお得です。

まずは、馬刺し３種盛り。
左から「霜降り」「タテガミ」「ハラミ」

特にタテガミは脂が乗っていて、トロトロです。

続いて

左は「馬のモツ煮」
やわらかくてジューシー臭みも全くありません。
右は「馬のメンチカツカレー風味」
パリパリして実に香ばしい。

あ〜ビールがすす・・・めたい(;o;)
運転手はビール飲めませ〜〜〜〜〜〜〜ん

左は「馬のマリネ風たたき」
ちょっとイタリアン風で、面白いアレンジです。
右はいろいろなアレンジの盛り合わせ
馬肉の寿司とか、にこごり風とか、ひとつひとつに個性があって面白い味わいです。

これは追加オーダーした「馬のレバ刺し」です。
肉と違って、内臓は痛みが早いですからなかなか現地以外では食べられませんね。

これも新鮮で、プリプリしてとてもおいしかったです。
単品\1,700はちょっと高いかな・・・(^_^;

メインの料理は「馬肉石焼」

文字通り石のプレートを熱っした上で、自分で馬肉や野菜を焼いて、たれをつけて食べます。

こんな風にジュ〜〜〜ッと。
すぐにいい感じに焼けてきます。(^o^)

締めの替わりご飯は、高菜ご飯でした。九州では定番ですね。

馬肉料理屋らしく、お茶も桜模様です。

注：馬肉＝＞別名「桜肉」

デザートもつきます。

スイカにブドウに梨にメロン、いずれも甘くておいし〜い。口の中がさっぱりします。

そしてコーヒーがついて￥２，９００

お安いと思いません？

あ、そうそう、ここのウーロン茶は量が少ない割りに高いのでご注意を(\525)(^_^;

お昼ご飯が終わったら、阿蘇方面へ向かいます。

今回は阿蘇山には立ち寄らないので、熊本空港の横からグリーンロード南阿蘇を通って高千穂方面へ向かいます。

ここは途中休憩に立ち寄った「阿蘇ミルク牧場」
http://aso-milk.jp/

入場料\300かかりますが、年配の人（60歳以上？）は無料だということなので入ってみました。
乳搾りとか、いろいろなイベントがあるようですが、歩いて回らねばならないようなので大ババ様を考慮して、今回は見物を取りやめました。

ソフトクリームだけ食べて出たのですが・・・・これ、イマイチ(-p-;　おすすめしません。

次にやってきたのは南阿蘇のお膝元「白川水源」

白川吉見神社の境内より、懇々と清らかな水が湧き出ていて、その場で飲むことも、汲んで持ち帰ることもできます。

場所は、南阿蘇グリーンロードの終点白水村に入り、旧道を右手にしばらく向かうと到着します。
行き先を示す看板もたくさんあるので、すぐに場所はわかりと思います。

パーキングは周囲にたくさんありますが、この建物の向こう側にあるのが入り口に一番近いパーキングです。

混んでいなければ水を抱えて帰る事なども考えると、なるべく近いパーキングの方が良いと思います。

この鳥居のところから神社の参道に入っていきます。

持ち帰り容器の用意が無い場合は、現地でペットボトルなども売っています。

途中、川の横をしばらく歩いていきます。
多少上り下りもありますが、道は整備されているので年配の方でも大丈夫でしょう。

奥の方には川べりに降りられるようになっているところもあります。流れも穏やかなので、ちょっと子供などを遊んで涼ませるのに最適です。

水を汲める神社の本殿に入るには、環境保全協力金として\100かかります。まぁ、お賽銭を入れたものとしてお支払いしましょう。

ここで、水を汲みます。
水源からじかに汲むのではなく川から汲むのでちょっと抵抗があるかもしれませんが、日常の水道水だって川からくみ上げているのですから同じことです。

川と言っても水源からほんの10m位のところです。

ひしゃくですくって飲んでみると。。。
「つ・・・冷たい！、そして甘い!!」(☆oー；

ここの水は、夏なのにとても冷たくしかも甘い。

今まで、他のいろいろなところで湧き水を飲んだりしましたが、ここの湧き水が一番おいしい!!

水中はこんな感じ・・・
透明でどこまでも透き通っています。

水を汲む道具は用意されているようで、持って行くのは詰める容器だけで大丈夫です。
持ち帰らない人は何も持っていく必要はありません。

詳しい説明も書いてあります。
毎分60トン!!　いまひとつ実感がわかないのですが、現地で見てもらうとよくわかります。
水源からいきなり川が始まってます。

こちらが境内奥の水源です。
毎分60トンも噴出しているとは思えないほど、おだやかな水面（みなも）です。

透明すぎてよくわからないかも・・・

ここでも水を汲めなくはないのでしょうけど、本殿の前ですから慎むべきでしょうね。

ちなみに、門前前で売られていた「てぬぐいタオル」
Kontexという銘柄で、結構いいモノです。
http://kontex.jp/SHOP/438503/list.html

長めなので暑いときに首からかけると、汗拭きにもなるし、涼しくてよいですよ。

今日の観光はこの辺で・・・
夕方6:00頃今晩の宿、「国民宿舎　ホテル高千穂」に到着です。
http://www.h-takachiho.com/index.html

国民宿舎というと、昔のイメージでは「安かろう・悪かろう」でしたけど、ここはきれいに改装されていてとても居心地が良いホテルでした。

国民宿舎 ホテル高千穂 宿・ホテル

ロビーも開放的で明るくて、普通のホテルと遜色ありません。

部屋はこんな感じ、普通のツインルームですが、広すぎず、狭すぎず、ちょうどいい感じです。

まどにはバルコニーがあり、ここから高千穂峡が一望できます。下の川面までは見えませんけど・・・

高千穂峡 自然・景勝地

お茶はティーバッグですが、水が良いせいか、なかなかいい香りです。

部屋にはポットがついてます

お茶菓子もついてます。
これはホテル高千穂オリジナルの和風焼き菓子の様で、なかなかおいしかったので１階の売店で買って帰りました。

国民宿舎 ホテル高千穂 宿・ホテル

ちゃんと、ドライヤーも、ティッシュもついてます。

テレビ・冷蔵庫はこんな感じ。
冷蔵庫は空なので、自分で自由に買ってきて補充できます。

金庫、スリッパ、浴衣などもそろっています。

レストランと大浴場は1階ですが、館内は1階ロビーも含めて、気軽に浴衣で過ごしてかまわないそうです。

廊下も木目調で、こんな感じでとても明るい作りです。

エレベーターホール。
自動販売機などがあります。

自動販売機。
なんと、定価売りでした。

あぁ、これなら道の駅で買いだめしてこなくても良かった〜〜でも、地元産のお茶「高千穂」は、ここにはありませんでした。

夕食は1階のレストランか、囲炉裏小屋になります。
こちらは個室で数が少ないので、早期の予約が必要になります。

中はこんな感じ。
囲炉裏をはさんで、下は掘りごたつ風に足が入るようになっています。

料理は囲炉裏焼き。
地鶏、海鮮、鮎、野菜などなど、大量

これを自分たちで囲炉裏で焼いて食べます。

これは特別注文ではなく、標準料金で頼めます。

焼くとこんな感じです。
いやぁ〜豪勢(^o^;　でも、焼くのがちょっと大変(-o-;

焼き物のほかに、写真のような小鉢、ご飯（おにぎり）と、別にソバがついてきたりします・・・
う〜〜、もう、食べられない(-o-;

これで夏休みの休前日なのに、お一人1泊2食約\13,500
なかなかリーズナブルではないでしょうか？

・・・え？　夜神楽？Σ(-o-;
食べるのに夢中で忘れてたぁ〜〜〜〜〜＿|￣|○

ところでこの4Travelは、ページの順番がすぐ狂うので困りものです。
以下より、次のページに続きます。
http://4travel.jp/traveler/taka4/album/10368999/

この旅行記へのコメント （4）

• とんちゃん健康一番さん 2009/09/04 13:45:21

  おぉ〜♪美味しそう！！

  Taka4さんへ
  お邪魔しますぅ☆
  
  九州方面にあまり足を運べておりませんので、
  Taka4さんの旅行記！！興味津々ですぅ♪
  
  佐世保に友達が居ますが、2度しか足を運んだ事がないんです。
  最後に足を運んだのは･･･確かハウステンボスが出来た年だったような･･･
  
  ＞馬刺し３種盛り
  美味しそうです♪
  ＞「馬のモツ煮」
  おぉ〜！お馬のモツ煮ってあるんですねぇ。
  ＞「馬のレバ刺し」
  元気が出そうですぅ☆
  ＞「馬肉石焼」
  たまりませんねぇ〜！！
  
  いかん。
  旅のコメントをカキコしようと思っていたのに･･･
  食べ物中心になってしまいました。
  続きの旅行記、ゆっくり読ませて頂きます☆

  Taka4さん からの返信 2009/09/04 14:58:50

  すいません、食べ物のことしか書いてません・・・(^o^A

  とんちゃん健康一番さん、こんにちは
  
  佐世保は、ハウステンボスができた頃と比べると、いろいろ様変わりしております。西海橋も2本になったことだし、ハンバーガーで有名になっちゃうし・・・ぜひ、また一度、訪問してみてください.
  
  馬は・・・うまかったです　　　ペシ( --)/(^o^;
  
  あの値段で、あれだけのボリューム、これはやはり現地に行かないと食べられませんねぇ・・・これだけ交通機関が発達していても、やはりご当地ものは実在します。（旬のシュパーゲルなんて、ドイツに行かないと食べられないでしょうねぇ・・）
  

• F&Sさん 2009/08/26 09:41:07

  長崎佐世保。。。といえば。。。

  「ジャパネットたかた」でついつい衝動買いする今日この頃です。
  実はあの社長のかん高い声がなんとも好きなのです。
  
  墓参りも遠いと大変ですね。でも親孝行もできてよかったですね。
  毎度の事ながら、「食べ歩き」も一段と豪華でしかもリーズナブル。。。
  いろいろ参考になります。といっても我々にはシェアーしても
  食べきれないほどに見えますが。。。
  
  水が美味しいのは最高ですね。先日のニュースで都会の小学校の生徒が
  学校の水道水を飲めなくて困ると言っていました。本当にまずいのか？
  ペットボトルや「○○の水」に慣れてしまっているのか？
  
  海外で自由に水が飲めないというのを経験すると、日本の湧水がとても
  貴重なことを実感します。この美味しそうな水でコーヒーが飲みたい！！

  Taka4さん からの返信 2009/08/26 11:39:10

  地元でも人気があるみたいです

  > 「ジャパネットたかた」でついつい衝動買いする今日この頃です。
  > 実はあの社長のかん高い声がなんとも好きなのです。
  
  あんな田舎でも、マスメディアやネットワークをうまく活用すれば商業が成り立ち雇用も確保できると実践してみせてくれた社長ですからねぇ、人気があるのもわかります。
  
  > 墓参りも遠いと大変ですね。でも親孝行もできてよかったですね。
  > 毎度の事ながら、「食べ歩き」も一段と豪華でしかもリーズナブル。。。
  > いろいろ参考になります。といっても我々にはシェアーしても
  > 食べきれないほどに見えますが。。。
  
  今、ぼちぼち仕事の合間に書いてますが、リーズナブルじゃないのもあったりします。その分、宿泊費を削ったりしてますけど・・・
  
  > 水が美味しいのは最高ですね。先日のニュースで都会の小学校の生徒が
  > 学校の水道水を飲めなくて困ると言っていました。本当にまずいのか？
  > ペットボトルや「○○の水」に慣れてしまっているのか？
  
  昔に比べて浄化システムが進歩しているので、カルキ臭くなくおいしくなっているらしいですが、おいしいかと言われると横須賀のはどうかな？と感じてしまいます。
  でも新聞にありましたが、国中どこに行っても水道の水をそのまま飲んで安心なのは日本が誇っていい技術ではないかと思います。
  
  > 海外で自由に水が飲めないというのを経験すると、日本の湧水がとても
  > 貴重なことを実感します。この美味しそうな水でコーヒーが飲みたい！！
  
  唯一、海外でそのまま飲んでおいしいと思ったのはロタですねぇ・・・
  ロタの水はヘタなミネラルウォーターよりずっとおいしい。
  でも、白川水源はもっとおいしかったです。本当に極上のミネラルウォーターが流れているような（・・・あ、そのとおりでした(^o^;)