1999/10/05 - 1999/10/12
610位(同エリア966件中)
早島 潮さん
ナイヤガラの滝は世界に冠たる観光の名所である。観賞の仕方は幾通りもあるようだが四つの方法で絶景を堪能した。観瀑の感想は当時の旅日記に次の如く記述している。
http://4travel.jp/traveler/u-hayashima/album/10057684/
カナダの東部を流れるセントローレンス川沿いに開けたナイアガラ・フォールズからケベック・シティに至る全長約800kmに及ぶメープル街道はカナダ随一のゴールデンルートである。この道はヘリテージ・ハイウエイ(伝承の道)としても親しまれている。今回訪問した街はナイヤガラ・フォールズ,トロント,オタワ、モントリオール、ローレンシャン高原、ケベックであったが、何れも今日のカナダを代表する諸都市でイギリスとフランスの両文化が巧みに溶け合い或いはその個性を主張しあっていた。折から錦繍のメープル街道を訪ねる旅はナイヤガラの滝から始まった。
この滝はエリー湖からオンタリオ湖へ流れるナイアガラ川中流地点にあり,アメリカとカナダの国境付近に位置していて大自然の驚異を目のあたりに見せつけてくれる。滝はゴート島によって二分されており上流に向かって右側の馬蹄形のものがカナダ滝で幅675m落差54m。左側がアメリカ滝で幅260m、落差51mである。一分間の流水量はカナダ滝で1億5,500tもあり、これは東京都で使用する一日分の水量に匹敵するというからその規模の巨大さが判る。ナイヤガラ川に沿って自動車道路が走っており地の利が便利であることから世界有数の観光スポットとして知られ毎年1,400万人もの観光客が押し寄せる。
この滝を四通りの方法で心ゆくまで観察した。第一番目の方法はごく普通に滝の正面の広場に立って、紺碧の河の流れが瞬時に純白の滝に変わるその雄姿を眺めることである。
第二にはテーブルロックという場所に立って滝の落ちゆくありさまを横から見ることである。
第三には霧の乙女号という観瀑船に乗って滝壺近まで近寄って下から滝を見上げることである。
第四には高さ236mのスカイロンタワーに登って滝を上から見下ろすことである。どの方法で見ても視点が変わってまた新しい発見があった。
しかし何といっても最もスリリングなのは滝壺まで近寄って轟音を聞きながら滝の飛沫を全身に浴びて目の前に見た膨大な水量の落ちゆく様であった。折から太陽の光を受けて立ちのぼる虹には自然の神秘を感じたものである。
滝の様々な態様を観察し十分堪能してから滝から5km離れたワールプールを見に行った。これはナイヤガラ川が東へ70度流れの向きを変える地点で出来る渦巻きである。ここにはワールプールを鑑賞するためにスパニッシュ・エアロカーと呼ばれるゴンドラが渦の上をゆらゆらと横断している。滝のある地域の道路沿いにはあちこちに「BB」という看板を出した民家が見られた。朝食付きの民宿なのである。一泊3,000円ということであった。
http://www.youtube.com/watch?v=W7sQsv6I1ug ナイヤガラの滝=地上の観瀑台から
http://www.youtube.com/watch?v=IDK_wbvNrVI ナイヤガラの滝=船上からNo1
http://www.youtube.com/watch?v=xRtrL0f9oiU ナイヤガラの滝=船上からNo2
http://www.youtube.com/watch?v=Q7Xu9dPkrEg ナイヤガラの滝=高い観瀑塔から
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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