2008/07/29 - 2008/07/29
25位(同エリア44件中)
ニンシアさん
☆表紙の写真はB&Bの看板。プロフィールの写真に使わせて戴き、お世話になっていますm(*'-^*)m☆
ヴェズレーは『フランスで最も美しい村 L'un des plus beaux villages de France』のひとつに認定された小高い丘の町で、そこに建つサント・マリー・マドレーヌ・バジリカ聖堂とその丘は、世界遺産に登録されています。
(※聖堂名マリー・マドレーヌとはマグダラのマリアのこと)
キリストの死後 エルサレムから追放され、弟ラザロらとともにプロヴァンスで最期を迎えたマグダラのマリアの遺骨を 9世紀になってヴェズレーの修道士がプロヴァンス地方から持ち帰り、聖堂の地下礼拝堂に祀りました。 そのため聖堂には聖遺物の持つ奇跡を求めて人々が押し寄せ
ヴェズレーは『サンディアゴ・デ・コンポストラへの巡礼路』出発点のひとつでもあった為に、11〜13世紀 たいそう繁栄しました。
しかし、プロヴァンス地方サン・マクシミリアンにある寺院と どちらに本物のマグダラのマリアの遺骨があるのかを争っていた大聖堂に、1295年ローマヴァチカン教皇の「遺骨はプロヴァンスに残されている」と発表が下りて以来、信仰は急速に衰退し人々は潮の引くようにヴェズレーから去り
その後つづく宗教改革・フランス革命・世界大戦で聖堂は破壊されてしまいます。
荒廃した町に 作家のプロスペル・メリノが視察に訪れたのは1840年、彼は教会の歴史的価値に注目し
建築家ヴィオレ・ル・デュックに依頼、修復がおこなわれ、聖堂が甦り現在の姿になりました。
そんな歴史をもったヴェズレーは、中世で時間が止まったような古い家々が坂道に立ち並び、頂上にはロマネスク芸術がいっぱい詰まった大聖堂が建つ素敵な町でした。
ナルテックスのタンパン細部や柱頭彫刻など 薄暗い場所での写真がピンボケであまり載せられないのが残念ですが(´з`。) ↓ 聖堂の外はブルゴーニュの太陽が輝き、パチパチ撮影しました↑
[行程]
2008年7月27日 独 ニュルブルク ≪仏 ボーヌ泊≫
28日 フォントネー・オータン ≪ボーヌ泊≫
29日 ヴェズレー・フォンテーヌブロー ≪ジヴェルニー泊≫
30日 ジヴェルニー・オンフルール・モンサンミッシェル ≪モンサンミッシェル泊≫
31日 カンカル・サンマロ・モンサンミッシェル ≪モンサンミッシェル泊≫
8月1日 ノルマンディー ≪ノルマンディー泊≫
2日 ノルマンディ
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7月29日 ホテルを出発し
のどかなブルゴーニュの風景の中を走ります -
ヴェズレーの丘のてっぺんに建っているのは
『サント・マリー・マドレーヌ・バジリカ聖堂』です -
丘の上に寄り添うように建つ古い家々
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ヴェズレーの街並みは中世の雰囲気です
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この看板を見たとき「あっ!私だ」と思ったので
・・・プロフィールの写真に使わせてもらっています
(^人^) -
再びの看板!
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サン・ピエール通りの写真店
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素敵なお店でしょ?
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ε=( ^o^)/ ブルゴーニュ・ロマネスクの傑作といわれる『サント・マリー・マドレーヌ・バジリカ聖堂』に着きました
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西正面中央扉口
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キリストの弟子達
正面の高窓群は中世の作品 -
このタンパンは後世に作られたもので
中世に彫られた名作といわれるタンパンは内部にあります -
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正面入口から入ると身廊の手前に「ナルテックス」があり ここでも沢山の彫刻が見られます
内部中央扉口のこのタンパンが1120〜1130年に彫られた 中世クリュニー派ロマネスク彫刻の名作です
「聖霊降臨」の場面で 中央のキリストが広げた両手の脇には十二使徒たち
イエス昇天の10日後 エルサレムに集まった弟子達に「炎の舌」が降り さまざまな国の言葉で キリスト教を布教する使命が与えられているところです -
中央柱は洗礼者ヨハネ
ところで・・・インターネットのフリー百科事典『ウィキペディア』の写真が違っているのを発見!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8C%E3%83%A0
ティンパヌム(タンパン)の項で、『サント=マドレーヌ大聖堂 (ヴェズレー)のティンパヌム。ロマネスク様式。1130年代制作。』として載っている写真が,
外側入口にある後代の彫刻なのです\(゚ロ゚ )
・・・ナルテックスにある方の写真に直そうとトライしたけどアクセスできない・・・パソコンに詳しい人、変更をお願いします -
タンパンの下にある楣(まぐさ)部分には諸国の人々が彫られていて
その右端に大耳人たちがいます。こんな耳の大きな種族がどこかに住んでいると中世に思われていたらしい -
福音を伝える天使
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ナルテックス 南扉口のタンパンの上部は
マギ(東方の博士)たちが星に導かれて
幼子イエスとマリアのもとを訪れ
イエスの誕生を喜び贈り物を捧げる
「マギの礼拝」の場面だそうです。
でもマリアに抱かれているイエスが確認できなくて残念・・・ -
ピンボケしていますがm(_ _)m
ナルテックス 北扉口のタンパン上部はキリスト昇天の場面
下部は復活したキリストに気づきエルサレムに引き返す弟子達です -
身廊にはいり内陣側を見たところ
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側廊
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濃淡の石を組み合わせたアーチが美しい
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聖堂内のあらゆる柱は柱頭などで装飾されています。
彫刻を見ようと上を見過ぎて頭はクラクラ
首が痛い〜ここを訪れる人はシップ薬必携ですヨ! -
世俗の音楽を吹く楽士と、女といちゃつく悪魔
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神への祈りを欠かさなかったダニエルはライオンの巣窟に入れられてもライオンに危害を与えられなかったという話
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聖アントニウスの誘惑
修道院制度の開祖「聖アントニウス」が長い禁欲生活を送っている時に、幻覚の中で二匹の悪魔にせめられているところ -
聖パウロを訪ねた聖アントニウスが ふたりでパンを分け合い質素な生活の中で親しく食事をしているところ
聖パウロと聖アントニウスは東西の修道院制度の祖であり修道士の模範なのだそうです -
粉をひく聖人達
ひき臼は「イエス」で、左の人「モーゼ」が旧約聖書をひき臼に入れ キリストの犠牲によってその教えを新約聖書にかえ、右の人「パウロ」が 新約聖書によって人々に福音を伝道するというキリスト教上の大きなテーマを表しているのだそうです。 -
イエスの友人ラザロの死
ラザロは魂を二人の天使に手渡し その魂は光輪に囲まれて天上へと運ばれて行きます。
また右の女の人は、(正面側の)死の床にいる金持ちを見ています。 -
羊飼いガニュメデの誘拐
鷲に姿を変えたゼウスが美少年ガニュメデを天上に連れ去ろうとしています。
左で頭を抱えているのは父親、犬は吠え、さかさまになったガニュメデは体をねじらせ苦しんでいます。 -
再び聖堂内の写真です
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聖堂を出ます
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聖堂前のサン・ピエール通りに『サンディアゴ・デ・コンポストラへの巡礼路』のホタテ貝の道標が埋め込まれていました。
中世の人は此処からスペインへの長い巡礼の旅に出たのですね
(・_・)ノ~~ (-_-)ノ~~ -
聖堂に別れを告げ
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丘に別れを告げ
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ブルゴーニュに別れを告げます~~~・*-・☆*.☆
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おまけの写真は
聖堂前のお土産屋さんで買ったエッグスタンド
(*^-^)ノ~~~βyёβyё ☆ Vezelay
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