2009/07/02 - 2009/07/02
473位(同エリア626件中)
がりさん
波照間島を離れるときがやって来ました。
民宿の旦那さんやおばあさんの優しさ、最後にもう一度足を運んだニシ浜…。
そして同宿の人達との別れ。
波照間島の旅の終わりは、初めての感情に包まれました。
またいつか必ず、帰りたい島です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 自転車
-
とうとう朝が来てしまいました。
今日は波照間島を発たなくてはなりません。
2泊3日の滞在でしたが、多くのものを与えてくれた島でした。 -
朝食のとき、旦那さんに「何時の船で帰る?」と聞かれました。
本当は今日はニシ浜でゆっくりして夕方の3便で帰るつもりだったのですが、それは欠航のリスクがあります。
どうしようかなと考えたのですが、なんとうるま家の宿泊客全員が朝の1便で帰るとのこと。
つまり今日はうるま家総入れ替わりの日だったのです!
それを聞き、僕も1便で帰ることを決心しました。 -
旦那さんに2泊分の宿泊費1万円を払いました。
自転車借りてたけど、それはいいんですか?と聞くと、
「いいよ〜。それで美味しいものでも食べな」
その優しさに感激しました。
実は昨日、自転車をパンクさせていたのですが…(笑)。
そこで、出発までの短い時間に、またもや自転車をタダ借りして、もう一度ニシ浜を見に行くことにしました。
とにかく時間がないので飛ばしました。 -
辿り着いた朝のニシ浜。
この海が見たくて、僕はこの沖縄に来たのでした。 -
目に焼き付けるように、海を眺めました。
そして、記念に砂拾い。
星砂とかはないんだけど、綺麗な砂がいっぱいありました。 -
素敵な海を見せてくれて、本当にありがとう。
また絶対、いつか来てみせます! -
ばいばい、ヤギ。
これからも元気でね〜。 -
ついに宿を出発のとき。
ここでやっと宿のおばあさんに会えました、90歳を超えるお歳らしい。
「また来るといいですよ〜」
とのこと、また来ますっ!
来た時と同じようにおじいさんに港まで送ってもらいました。
海の向こうを指差して「もっと晴れてたら、あそこに台湾が見えるよ」。
台湾か、今回は見れなかったけど次に来たときには見たいね。 -
港に到着。
あまりの寂しさにちょっとつらかった。。
港には、新たな客の到着を待つ宿の人達の姿がありました。 -
いつまでも、のどかな島であってほしい。
-
波照間島を離れるのが、こんなに寂しいものとは。
竹富島では感じなかった思いでした。 -
神奈川の女性と関西弁の東京夫婦は安栄観光の船だったので、先に出発していきました。
我らが波照間海運はちょっと遅れてるみたい。 -
なかなか船が来ないので、ターミナルの土産屋に行って波照間黒糖を買いました。
別に石垣島でも売ってるんだけど、なんとなく波照間島で買ったほうがいいと思って。 -
連泊すればよかった〜と言ってた神奈川の若い夫婦。
「ひとり旅か〜、いいね、自由で〜」
2人はこのあと、石垣島の宿に移動するとのこと。
そういえば僕はこのあとどうしよう。
かなり予定変更がつづいたので、まったく決めてませんでした。
鳩間島へ行くには時間が遅すぎるしなぁ。 -
やっと船に乗れます。
-
僕は今回も後方の席をキープ。
僕の前には山のように積み上がった荷物が!
途中、船の大きな揺れでかなり崩れました(笑)。 -
波照間島の旅の終わりが、こんな形になるとは思ってませんでした。
竹富島では感じなかった旅の充足感がありました。
きっとそれは、宿で偶然一緒になった人達のおかげだったのだと思います。 -
僕も手を振り返す。
見えたかな? -
しかし帰りの船の揺れは行き以上の凄まじさでした。
しかも途中で謎のエンジントラブルが発生し、しばらく波にゆ〜らゆら。
船って走ってるときはいいんだけど、止まるとすごい気持ち悪い感じなんですよね。 -
なんとかエンジンは直ったようで、再び走りはじめました。
ほっと安堵しました。 -
予定よりかなり遅れて石垣島に到着。
神奈川の夫婦も酔わなかったようで、よかった。 -
降りてしばらくは妙にゆらゆらしてる感じ。
-
お疲れさま〜。
-
うるま家で出会った人達とは港で自然に別れるかたちになりました。
昨夜は、来年またみんな揃うといいね〜、と話してました。
ターミナルでひとりになって、今まで感じなかった寂しさを感じました。
こんな感情は初めてです。 -
ひとり旅というのは不思議なものです。
元々はひとりになることを求めて旅に出てきたはずなのに、気がつくと人を求めている。
ひとり旅ほど人を希求する旅はないのかもしれない、とも思います。 -
しばらく港でぼーっとしてから、これからのことを考えました。
で、とりあえず今日は西表島へ行くことにしました。
西表島の大原港へわたり、仲間川遊覧をしてみようと思い立ったのです。
行く予定はなかったので、あんまり良く知らないのですが。 -
12時発の八重山観光フェリーで出発。
これもけっこうな揺れでしたが、僕は鈍感らしくうとうとしてました。 -
うとうとしながら、まだ寂しさを感じていました。
旅はまだ終わってないのに、もう旅は終わってしまったような思いを感じました。
でも旅は、今日を含めてあと3日も残っているのです。
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