12 グラートホルン　Grathorn 　2273M

2008/09/15 - 2008/09/15

1997年、ツェルマットに通ずる画期的なハイキング・ルートが開設されました。その名も大胆なEuropawegです。
グレッヒェンとツェルマットを繋ぐものですが、実際にルートが新設されたのは、このグラートホルンからオタファン（テーシュアルプ）までです。
当初から人気になったようですが、込み合う山小屋での一泊が必要で、落石で頻繁にコースが遮断される等、元々、初心者向きのコースではない為か、日本ではあまり紹介されていません。
素人の私には、無論、完走は無理ですが、両端を少しだけ歩くことは出来ます。以前テーシュアルプからスネガまでは歩いたので、今回はグレッヒェン側を歩くことにしました。

エリア その他の観光地(スイス)

出発地は、ガーセンリート(Gasenried)ですが、帰りはバス便の多いグレッヒェン(Graechen)まで広い散歩道を歩きました。

ハイキング出発地のガーセンリート。ザンクト・ニクラウスからバス便です。

中央の谷の右の集落がユングー

正面が、これから取り付く山ですが、あまりの急斜面にたじろぎます。実際には、さほどではありませんが。

マッター谷西側の山々。

リート川に架かる橋を渡るとすぐに、登山道が始まります。

グラートホルン頂上よりグレッヒェン方面。あいにく雲が多くて眺望がありません。

グラートホルンよりも眺望が期待できるという2,474M地点を目指して登ります。ヴァイスホルンとブルーネックホルンが輝いています。

2,474M地点に到着しました。　このトレイルの新設を記念して建てられたサン・ベルナール像があります。

北側は相変わらず、雲が多いですが、グレッヒェン越しにビーチホルンが見えます。

リート氷河越しのミシャベルの高峰。一番奥は、レンツシュピツェ？