エベレストが見たくって！！③　～バクタプル編～

2008/11/21 - 2008/11/25

ナガルコットからはローカルバスでカトマンズに戻ります。

きのう憲武珈琲店でお話したお姉さんによると、ローカルバス乗り換えポイントであるバクタプルの雰囲気がなかなかよかったらしく、ソフトキャリーを引きながらでも歩き回れるとのことだったので、帰りはローカルバスにチャレンジすることにしました。

ローカルバスの停留所はバザールの南側。

ローカルバスを待ってる間、タクシードライバーにめちゃめちゃ声かけられました。カトマンズから乗ったタクシードライバーはナガルコットにはタクシーがいないから往復Rs5,000でどう？としきりに往復利用を勧めてきましたが、この分だとナガルコットにもタクシー探しに困ることはなさそう。乾期の稼ぎ時だからタクシードライバーも遠出してるのかしら！？

勧誘に熱心なタクシードライバーに、「ローカルバスに乗ってみたい！」って言ったら、クレイジーって言われました(笑)
そう言えば、きのうお話したネパール少年も乗り心地悪いって言ってたわ。。。

時刻表の存在もわからないまま(1～2時間に1本はありそう)バスを待つこと数十分。屋根の上まで人を乗せた？積んだバスが到着。おんぼろも通り越した、いすに座るのもはばかられるようなローカルバス。屋根に乗ることになっても困るので、一番乗りで車内に乗せてもらいました！！

車内で待つこと数十分。ようやく出発！！まずは展望台方面のアーミーチェックポイントまで往復し、再びバザール南側のバス停に戻って、ようやくバクタプルに向かいます。

再びバザールに戻ってきたころには満席になっていて、車内は立ってる人もちらほら。もちろん屋根席に座ってる人も。最初に乗っておいてよかった～(^o^)v

ナガルコットからバクタプルまで1時間半かかりました。ローカルバスにはこれでもか！ってくらい超満員をはるかに超えた人数が乗っていて、よく事故らないなぁと感心するほど。

すでにいっぱいでギュウギュウ詰なところにどんどん乗ってくるから驚きます。次のバスを待つという発想は全くなさそう。

お年寄り、女性、子供優先なのか、屋根席は比較的若めのメンズが多かったような。バスが走ってる間も車内から窓伝いに屋根席に移動する人もいて驚くばかり。

バスの運賃はRs25だったけど、ぼられてるかも ^^;
最初、Rs30って言われて、地球の歩き方にはRs20って書いてあるのにおかしい！と思った瞬間に、隣にいた韓国人が怒り出してRs25に落ち着いたというかんじ。

正規料金は分からずじまい。

エリア バクタプル(ネパール)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: タイ国際航空

ゲートで入場料Rs750を支払って、タチュパル広場へ。このあたりはマッラ王朝初期以前から残る一番古い街並みだそう。

広場中央のダッタトラヤ寺院とガルーダ像

ダッタトラヤ寺院は1427年の建立。ご本尊のダッタトラヤはブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの3神が一体になったもの。

孔雀の窓

ダットラヤ寺院の裏側、木彫美術館となっているプジャリ・マート左側面の窓。

かつては僧院だった15世紀の建物で、孔雀の窓はネワール彫刻の最高傑作とされる見事なもの。

タチュパル広場とトウマディー広場を結ぶティブチェン・トール(通り)。

憲武珈琲店でお話したお姉さんオススメのネワ・ファミリーでランチ♪

ダルバート

Rs120なり。

ヨーグルト(写真左側)はバクタプル名物だそう。

カレーも辛すぎず、えびせんのような揚げ物もおいしかった〜☆

トウマディー広場のバイラヴナート寺院

ニャタポラ寺院

バイラヴナート寺院の向かって左側にある高さ30mの寺院。

5層の屋根をもち、カトマンズ盆地にある寺院の中では最も高い。

正面の石段両側には下から順に、伝説上の戦士、像、獅子、グリフィン、女神の石造が守護神として一対ずつ置かれており、それぞれ下の動物の10倍の力をもつとされている。

ダルバール広場

旧王宮の55窓の宮殿

17〜18世紀にかけて造られた木彫の窓の並びが美しいネワール建築の傑作。

カトマンズ行きバス乗り場に行く途中、屋根から草がいっぱい生えてる？建物を発見。

茅葺ってわけじゃなさそうなのに、なぜ草？？？

カトマンズ行きバスは郵便局前から出発します。カトマンズエクスプレスという黄色のミニバス。席が埋まったら、どんどん出発するみたい。あのギュウギュウ詰めのローカルバスに比べるととっても快適！！

カトマンズまでは1時間ほど。Rs20でした。

タメル地区でショッピングを楽しむムーラン。肌触り抜群のパシュミナも超破格値でゲット(^o^)v

足がつかれてきたところで、ニュー・エベレスト・モモ・センターでひとやすみ〜♪

一皿モモ10個入りでRs26！！

うま〜い♡

学生のころ、渋谷のネパール料理屋さんで賞味して以来のモモ。ついに本場のモモを食べる日が！！あのころは、将来ネパールに行く日が来るとは夢にも思ってなかったわ(笑)

ネパール最後の晩餐はタメル・ハウスで！！

素敵な外観で高級感漂うかんじ。ムーランは上の階のお座敷に案内されました。ちょっと薄暗くて大人な雰囲気。(下の階のテーブル席では、なにやらショーが開催されてたもよう。)

バーラ、Rs110なり。

ネパール風お好み焼きってかんじ。大好きなラッシーと一緒に(^o^)

ガネーシャの置物をおみやげにいただきました！！

ネパール最終日。17:00のフライトでカトマンズを立ちます。

まだまだ時間があるので、最後の街歩き。気になっていた“ブッダ・アイ”グッズを買いまくり。あの目に引き寄せられてネパールまで来たんだし(笑)

心ゆくまでお買い物したあとは、ニュー・エベレスト・モモ・センターで軽めのランチ。Yak & Yetiの朝食はかなり豪華でおいしいから、ついつい食べすぎちゃってお昼になってもあまりお腹が空かないのよね ^^;

最後にまたモモを食べて大満足なムーラン、そろそろホテルに戻ることに。タメル地区を出たあたりで、なにかがおかしい…街の様子が異常なことに気づきました。

びっくりするほど、すべての道が大渋滞！！徒歩以外はほとんど進めないかんじ。でも、ムーランは徒歩なのであまり気にせずホテルへ向かいました。

ところがこの大渋滞、ホテルに戻ってからかなりの不安の種に。空港への送迎車が約束の時間になっても現れず…

30分以上遅れてようやくドライバーが現れたものの、ホテル前の細い道も車がびっしり、しかも全然動いてません。

どうやら学生デモで道路が封鎖されてるらしい。。。

飛行機、間に合わないかも…(-_-;)

ドライバーはこの細い道を抜ければ、その先の道は空いてるし、空港までは15分くらいで行けるからと言ってるけど、全く動いてないじゃん(怒)

けっきょく、ホテル前の細い道、たった200mくらいを30分かかってようやく通り抜けて、空港へ爆走！！

あ〜、間に合ってよかった。

TG336でバンコクへ。
KAT(17:00)→BKK(21:25)

成田行きのTG640は22:35発。時計を見たら、あまり時間ない！！急いでTG640のゲートへ向かいます。が…なんと1時間のディレイ。

実はムーラン、翌日は午前休しか取ってません ^^;

成田に着いたら東京駅に移動し、新幹線で静岡県内に向かい、平日専用のムーラン部屋でお風呂に入って、午後から出勤する予定なのです(笑)

TG640
BKK(22:25)→NRT(06:15)
成田には1時間遅れの7時すぎに着きました。

その後、スムーズに東京駅まで移動し、新幹線はグリーン車に乗車！！チケットショップに行ったら、期限切れ間近のグリーン車用チケットを自由席回数券と同額で譲ってくれたのです(^o^)v

新幹線は普通席でも十分快適だけど、グリーン車は格別☆

こうしてムーランは午後から何食わぬ顔で出勤。

翌日のニュースで、ムーランがバンコクを出発した24時間後には暴動のため空港が閉鎖されたことを知って、めちゃめちゃ驚きました。

まさに間一髪！！今回は、飛行機にハラハラさせられる旅でした。