富士山須走口登山2009

2009/08/17 - 2009/08/18

富士山登山は
http://4travel.jp/traveler/shark/album/10082544/
以来2回目ですが
今回は頂上でのご来光を見るため早めの出発にしました。

エリア 御殿場(静岡)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

GPSロガーM-241でログ取りし
カシミール3Dでグラフ化したものです。
23:10須走口駐車場出発、5時前山頂到着、
6時前剣ヶ峰、8時前下山開始、
10時に須走口五合目駐車場到着です。
全行程20.9km、11時間の行程でした。

須走口五合目(2000m)の駐車場は20時頃は
まだスペースはありましたが
23時の出発の時には満車になっていて
駐車場入場不可になっていました。
古御岳神社で道中の安全を祈願。

googleEarthでのM-241のGPS軌跡

0:19に本五合目(2400m)林館通過

0:49に六合目(2600m)瀬戸館通過

1:35に七合目(2950m)大陽館通過

2:15に本七合目(3200m)見晴館通過

2:41に八合目(3350m)江戸屋通過

3:04に本八合目(3400m)トモエ館通過

同じく3:04に本八合目(3400m)胸突江戸屋通過。
この辺は山小屋が密集しているので
人も多いです。

頂上までの登山道が登山者のライトで
よく分かります。

九合目から大渋滞となり1歩進んでは止まるって感じで
頂上まで1時間くらいかかってしまいました。
ご来光を見ようとする人たちの
ご来光渋滞でしょうか。
頂上でのご来光を諦めて登山道の一角に陣取ったり
鎖を超えて座ったりで余計渋滞はひどくなる。
登山道から出ると落石起きるぞ。

久須志神社の向うには
ご来光待ちの人たちでいっぱい。

私は久須志神社から金明水寄りに行きましたが
人影まばらでゆっくりご来光を眺められます。
でも曇っていて下界が見られないのは残念だ。
でも雲海を見てると本当に高いところまで
来たんだなあとも実感出来ます。

八ヶ岳か南アルプス白峰三山方面かな？

GPSロガーM-241では見えづらいですが
海抜3727mになっています。

おっ！太陽が見え始めたぞ。

だんだん太陽が顔を出してきます。

眩しくなってきました。

完全に太陽が顔を出しました。
前回は七合目でご来光を見ましたが
今回は頂上で見る事が出来ました。
でも渋滞を避けるためには
時間をずらした方がいいかもしれません。
須走口ならどこでもご来光が見られます。

3700mなので気圧の低下で
お菓子の袋がパンパンです。
私は全く高山病の気配もなかったけど。
でも死にそうな顔で酸素吸っている人もいたな。
体質によるのかな？

下界は曇っていますが富士山頂上は快晴です。
前回は時計回りでお鉢巡りをしたので
今回は反時計回りにしてみました。

火口です。

日本最高点剣ヶ峰まではまだまだだ。

もう少しで剣ヶ峰です。

剣ヶ峰にある旧富士山測候所に到着！

日本最高点の富士山剣ヶ峰(3776m)の碑です。
団体ツアーの人たちが並んで記念写真を撮るので
空いた瞬間に撮りました。
山は集団じゃなくて一人の方が
孤独にひたれていいぞ。
って富士山は頂上もどこも人がいっぱいですが。
丹沢は文字どおり孤独になれるのでいいですが
そのまま遭難しても見付からないかも？

日本最高点の三角点です。
でも二等三角点です。
この前行った多摩の三角点は一等三角点でしたが。
http://4travel.jp/traveler/shark/album/10364907/

最高点そばの岩に座ってGPSロガーを見たら
3782mになっていました。
でも展望台の方がもっと高い所にあります。

日本最高所の電子基準点です。
今では三角点に変わり電子基準点が
GPSの電波を受信し測量しているようです。

電子基準点基部

展望台からは奇麗な影富士が見えました。
この時私が日本で一番高い所に
立っていたのかな？

剣ヶ峰の難所馬の背は登るのも辛いが
下りるのも滑って辛かった。

富士山浅間大社奥宮です。
富士宮の浅間大社本宮はいつでも行けますが
ここに参拝するのは時期的に限られちゃいますね。

富士山頂上郵便局です。
登頂証明書のはがきを買って
自宅と実家に
これまた日本一高い所にあるポストに投函しました。

富士山頂郵便局の登山証明書。
写真の証明書形式のはがきと
記録を書き込めるはがきのセットになっています。

久須志神社前まで戻ってきました。
お鉢巡りも結構疲れます。

富士山の頂上というのに
相変わらずの盛況ぶりです。
腹減ったので味噌ラーメン（900円）を食べました。

さて下山開始です。

下るのは斜度がある分どんどん下れちゃいます。
画像真ん中の小さく白い所が
スタート地点の須走口五合目です。

おっと、ブルドーザーが上ってきました。
下山道とブルドーザー道は共用部分が多いので
轢かれないように注意して下さい。
これに便乗して登ったら楽だろうなあ。

須走名物砂走りです。
どんどん下れますが砂塵が舞うので
マスクがあったほうがいいかも。

9:30に砂払五合目(2300m)に到着です。

ここからは樹林帯を登山道と交差しつつ
下っていきます。

10:00に須走口五合目に戻ってきました。

最後の駐車場までの坂道がまた辛い・・。
でも頂上が真正面に見えて
よくあんな所から来たなあと
ちょっと感動。

車で着替えて自宅に帰還したら午後0時でした。
富士山を2度登るのは馬鹿と言いますが
当分は富士山はやめておこう。人多過ぎ。
秋になったら丹沢にまた登るかな。