スペイン　カスティーリャ・ラ・マンチャ～アンダルシア　５泊の旅　【コルドバ編】

2009/08/11 - 2009/08/12

豪雨の影響でトレドからマドリードのAVEが止まり、マドリードまで
バスで。

予約していたマドリード－コルドバのAVEに間に合わず再び、マドリードから列車の発着が可能な町までバスで移動。

RenfeのカスタマーサービスはCiudad Realまでだと言っていたが・・・。

エリア コルドバ(スペイン)

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

トレド、マドリードの大雨でマドリード発の列車が軒並みディレイ。

コルドバへ向かうべくトレドからマドリードへ向かおうとするも電車が動かず、バスでマドリードへ。更に渋滞に見舞われコルドバ行きの電車には間に合わず。どっちにしろコルドバへの電車は動いていなかったとのこと。

そこで再び、雨の影響のないCiudad　Realまでバスで移動してそこから電車に乗るとRenfeのカスタマーサービスから説明を受けた。

まぁふてくされても旅がつまらなくなるだけなのでバスに乗り込んだ。

一時間程して見慣れた風景が。

アルカサル・・・。

まさか、と思ったまさか。何とトレドに再び戻って電車待ち。ブチギレる寸前だったが隣のおっさんに先を越されてブチギレられたので出る幕は無かった。Renfeの職員も負けずに応戦する。

こういうところが日本と違うなとつくづく感じる。転変地異は誰のせいでもない。金とサービスの交換だから立場は対等。お客さまは神様なんて思想は無い。

本来、それでいいのかもしれない。

二時間遅れでコルドバ入り。

雲ひとつない快晴がすべてを水に流してくれた。

駅は筒抜けになっていて、ホームからコンコースに上がってすぐ外にバスが。

地球の歩き方には三番バスで川沿いへ向かえと書いてある。ので三番バスの前で待っているとやがて運転手がやってきてバスに乗り込んだ。

なんとなくだが、行ったこともないくせに南米のような街並みだなと感じた。

果たしてこんなところにメスキータはあるのか？

街並みはマドリードとも、トレドとも違う、全く歴史を感じさせない佇まい。

かと言ってお洒落な雰囲気もない。

そう、何の変哲もないただの街。

川沿いの停留所で降りた。

ここへきて雰囲気が変わる。

青空に洗濯物がよく似合う。

やはり南米チックな感じがする。行ったことは無い癖に。

川沿いを歩いて道なりに進むとメスキータの外壁が突然現れた。

画になる。

メスキータのあの、candy caneのようなというか、ケンタッキーフライドチキンのような柄が見て取れる。

そして青空。

青空はすべてを正当化する。

メスキータの周りをホテルや土産物屋、飲食店が取り囲む。

ホテルはどれも似たようなつくりだが、世界遺産とわずか数メートルの距離に泊まれるのはすごい。

これは利用しないてはないと思う。
一人旅なら広さも十分で値段も手ごろ。

メスキータ周辺に泊まることをおススメします。

こんな感じでホテルが外壁のすぐ外側に。

前方にはミナレット。

Mi casa.

入口が花で飾られていてとても綺麗。

フロントの女の子のあまりの美少女ぶりに戸惑った。

そう、スペインはいままで訪れたどの国よりも美少女大国である。

そして、大人の女の人もどこか艶やかだ。

おじさんも深夜に宿に戻ったときには門限を破った息子をしかるようなしぐさをみせたり茶目っけのあるオヤジだった。やはり日本人は幼く見えるのか。