旅指南　～バリ島　その③～

2009/05/27 - 2009/05/27

さあ、3日目です！
3日目はバリ島から飛び出して、ジョグジャカルタに行きます。
そうです、ボロブドゥールとプランバナン観光です！！！
一番楽しみにしていたと言っても過言ではありません☆
では、御覧下さい！

エリア バリ島(インドネシア)

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円

ングラライ空港からジョグジャカルタ空港まで乗ってきたライオンエアーという飛行機です。所要時間は1時間半くらいです。機内は日本の国内線とほぼ同じでしたが、ドリンクサービスなどはありませんでした。何も起こりませんでしたが、若干不安でした。

空港内にあったモニュメントです。ボロブドゥールを意識したような造りでした。いよいよという感じです！

空港の出口です。
ホテル出発がなんと4時50分だったので、まだ8時くらいなんですが、すっごい暑いです、熱帯のパワーを恐ろしいくらい体感しました。しかも人が多い！
ここでガイドさんと合流です。
ホテルに帰るのは24時なので所要時間20時間のハードコースですが、ハイテンションで全然平気でした！

出発後すぐに朝食です。
空港近くの大きめのホテルのレストランで食べました。3日目には胃も疲れ始め、ブッフェ形式であんまり食べたいものはなかったんですが少し取りました。御飯が一番おいしかった、あと味噌汁も久々でおいしかったな。

空港から1時間半くらいでボロブドゥールに到着です、道中ドライバーがかなり飛ばしてました。
駐車場からは歩いてすぐに入口があり、その途中にはお土産屋がたくさんあります。ただあんまり欲しいものはなかったです。種類は豊富でした、同じようなものを扱う店ばかりでしたが。

飲み物を売っている店もたくさんあります、そして売り子も。アクエリアスとかも売ってましたよ。
この日は修学旅行生も非常に多く賑わっていました。

入口から1kmほど木々に囲まれた道を歩いて行くとボロブドゥール寺院が見えてきます。
周囲は芝生公園になっていて、緑にあふれているので暑いですが非常に気持ちが良いです☆
写真の道は2本ありますが、みんな日蔭側を歩いていました。

近づいて行くと徐々に全体が見えてきて、そのスケールの大きさに圧倒されます☆
ジャングルの大自然に囲まれた中に出てきた寺院に感動して、その場に立ち尽くしてしまいました。

教科書で見た姿を実際に自分の目で見られ、ウルトラハイテンションでした☆
そして階段の多さにちょっとショックを受けました。

下から見上げた写真です。熱帯だからか空は真っ青で鮮やかでした☆遺跡とのコントラストが美しかったです。

ボロブドゥールにも日本の狛犬みたいなものがありました。なんか猿みたいですね！

ボロブドゥールの現基壇です。
ボロブドゥールは方形の6層の下部構造と円形の3層の上部構造から成っていて、その構造が大乗仏教の世界観を表しているそうです。
現基壇は一部のみ残っていて、煩悩に満ちた世界カマダトゥ（俗界）を表しているということです。

なんて書いてあるのか分かりませんでしたが、構造の説明もありました。

ここは第1回廊で第1回廊から第4回廊までは煩悩を超越したもののまた形態にとらわれた世界ルパタトゥ（色界）表した世界だそうです。
写真の丸いのは排水溝で遺跡の所々にあります。

第1回廊からは壁面にかなり細かいレリーフがあります！ルパダトゥ（色界）の層にはこのレリーフが前面にあり、その細かさに驚かされます！
レリーフで釈迦の生涯の物語が表わされていたりと、それぞれにちゃんと意味があるところがすごいと思いました。

現地ガイドのプラス君が詳しくレリーフの説明をしてくれました☆自己紹介で「マイナスではなくてプラスです」というおもしろい人でした。
ボロブドゥールでは専属のガイドでないといけないそうで、オプショナルツアーのガイドとは異なりました。現地ガイドと言っても日本語はかなり上手なので安心して話ができます。

人だけではなくいろいろな物のレリーフがあります。ゆっくり見ようとすると全体で3時間ほどは必要です。

数か所に仏像が安置されています。なかには崩れているものもありますが、今でも姿が残っているものが多いく、レリーフもくっきり見て取れるのがすごいですね。

色界の上は解脱の境地を象徴するアルパタドゥ（無色界）となります。無の世界を表現しているので色界とは全く異なりレリーフなどはありません。
アルパタドゥには3層になっており、72のストゥーパという鐘状の建造物があります。この中にはすべて釈迦如来座像が安置されているそうです。隙間があるので中をのぞくことができます。