2009/07/18 - 2009/07/20
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costinさん
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バルト紀行第7弾
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こういったゲストハウスは冷蔵庫が自由に使えるのが嬉しい。冷やして飲もうと買ったジュース。
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紹介された宿はオールドタウン・ツーリストインフォメーションの並び。
絶好のロケーションだが、中に入ると二段ベットが4つ並んでいるw
客は、お前ひとりだから好きなの使えと言う。
そうさせてらうw -
シャワーを浴び、作務依で散歩。片手にマイミニPC。
昼間発見したデパートの本屋脇のwifi-cafeに行ってみる。
うまく繋がらないw
そこでちょっと遠いが、昨日のカフェに。
そこでひょっこりひとりの日本人登場。
俺の恰好から、日本人と察し話しかけてきた。
彼は交換留学でタリンの大学に通っているとの事。
こちらに来てもう2年になるという。
「日本から見ればバルト三国で一括りにし勝ちですが、エストニア人はそれを嫌っています。俺たちはむしろ北欧諸国の一員なのだと。つまり、フィンランド・スウェーデン・デンマークが仲間だと。」
「言われてみれば、街の佇まいがストックホルムやヘルシンキに近いね」
「そうでしょう? 意識的にやっているみたいです」
「でもそうなるとわざわざタリンじゃなくても良くなる。」
彼は今大学のドミで生活していて、家賃が2000eekと言っていた。
「安くはないね、普通のアパートを借りるとどれくらいになるの?」
「5000eekくらいでしょうか」
「それじゃ日本の地方都市と変わらんね」
タリン恐るべしw -
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白夜のエストニア鉄道
ほんと。お伽度満点!! -
さて、取り敢えずバルト三国の首都は見て回った。
バスの中継地で地方都市の片鱗も垣間見た。
「どうしようか?」
エストニアは物価が日本と変わらず余り長いはしたくない。
ではリトアニアに戻ろう、列車でw
夜中思い立ってタリンの地図を見ると、この宿から列車駅がたいそう近い。
散歩がてら駅の時刻表を見に行くことにする。
11時半くらいだ。まだ薄暮時って感じだ。
カメラで遠景が撮れる。
駅に着く。閉まっているw
プラットホームに犬の散歩に来ていた人に尋ねる。
「ここって何時に閉まるの?」
「7時オープンの7時クローズだね」
セブンイレブン以下かw
やれやれと立ち尽くしていると・・・・
「あの・・わたし・・・お腹すいてて・・・」
中学生くらいの美少女だ。
泣き出すw
勘弁してくれよ、そんな猿芝居。
「そうか、それでタリンに住んでなくてどっかの田舎に住んでるわけか?」
「そうなんです」
「で? いくら欲しいんだ?」
「25eek」
ずいぶん半端だw
25eekなかったので30eek渡して、
「ちっと待て、写真を一枚撮らせろ」
これで証拠写真が無かったら幾らなんでも作り話に思えるw
カメラを向けると、しっかりモデル然とポーズをとってくれた。
警察呼んでやろうか?と聞くと、脱兎のごとく
「いらなーい。ありがとーね」
えーとっ。30eekって300\弱かぁ。
それで肩を抱いてあしながおじさんプレイ&記念写真かぁ。
この駅前に日本人おやじの行列が出来なければいいが・・・・ -
今夜は冷え込む。
半袖でうろうろしてるのは俺くらいで、みーんな毛糸のカーデェガンとかきている。
さぁ寝よ寝よ。 -
7月18日 土曜日
7時半起床。
ああ、こりゃ列車は無理だな。
何となく判るw
シャワーを浴び荷物をまとめて8時に暇を告げる。
前日キーはポストに入れて行くよう宿のおやじから言い含められていた。
キッチンのカーテンの間から35歳くらいの赤毛の婦人が頷く。 -
鉄道を諦め、バスターミナルに向かう。
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駅に着く。
案の定、6:45発の次は14:30までない。
仕方ない。残念だがバスに切り替える。バスは10:00があるはずだ。
城壁を回るような恰好で、トラム乗り場に向かう。
横断歩道で若い男女がふざけ合っている。
酔ってるみたいだ。横断歩道をベット代わりに寝込んでいる。
あぁぁ、Tバック丸見え。ここはさすがに写真は無理。
5mも離れてない。近すぎて無理w
信号待ちで、トラムのヨハンセン似の運転手に聞く。
「これ、バスターミナルに行く?」
行くとの事なので飛び乗る。 -
Rigaまでのチケットを買い、36eekのスープを飲む。これは美味い。
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リガ行きは1番のりば
値段は・・来た時と同じくらい。
この時隣に座ったのは18-19くらいの娘。
話を聞くと、ビリニスからタリンに出稼ぎに来ているらしい。観光ガイドとか言っていた。(半信半疑w)
ガイドにしては、どっか砕けた感じがする。
それ以上突っ込まず話を続ける。
リガで一泊するつもりだったが、彼女曰く、
「もったいない。19時にはビリニスに着いちゃうわよ。私の家は空港の方だけど」
2度ほど念を押されたが・・それって・・・
以降会話が途絶える。 -
エストニアの途中休憩所
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エストニア鉄道を抜き去る高速バス。
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リガでビリニス行きのチケットを購入。
バールで隣席の彼女とお茶。
「私の家は空港の方だけどね・・あなた泊まるとこ決まってるの?」
もう、えーっちゅうにw -
渡河中にリガ旧市街をパチリ。
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田園地帯を快走する高速バス
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リトアニアの途中休憩所。
ここはバールに超美人がいたっけ。
覗きに行くと、「本日休業」。 -
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バスを降り、Aホステルに向かう途中、ばったりリガで立ち話した韓国のちっこいおじさんに遭遇。
今Aホステルの隣の月と星のマークのホステルに滞在中との事。
「ママさんにお願いしたら65LTにまけてくれたよ」
なるほど、あくまで個室に固執してるのね。
余りに褒めちぎるもんだから
まあ、どんなもんかと一泊してみることにする。
そして親切にもママさんに値段交渉までして下さいました。 -
洗濯してみる。
洗濯物を乾かす乾燥パイプがあったので、パンツ・Tシャツ・タンクトップを石鹸で洗う。
「やってみれば簡単じゃないか」 -
7月19日 日曜日
10時頃にAホステルに移動。
日本人みたいな娘がいたので声をかけると、マレーシア人だと言う。
なるほど、ふたりは南洋華僑系でひとりはインド系だ。
3人ともモスクワ医大の学生で来年卒業だそうだ。
モスクワだと学費が安いからと言う理由らしい。
取り敢えず、晩飯を一緒に行く約束をして、バスターミナルの軽食屋に出かける。
朝スープ、サラダ、魚フライ 15.0lts -
ちらっと見えた厨房のおばさんに魅かれて入った旧市街のバール。
どこが良かったかと言うと、白い厨房スカーフに白い厨房上着。きりっとした横顔に・・・ついついそそのかされてしまいました。 -
ビール、スープ 13.0lts
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この日のビリニス探索ポイントは露地裏。
こっちがかえって面白かったりする。 -
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モスクワ医大生3人と一緒にディナーした河畔のレストラン。
夕食 113,0lts
ええ、みんなの分払いましたとも。
相手は学生だしね。
ヨガちゃん、気持ちだけもらっとくよ。 -
7月20日 月曜日
バスターミナルの軽食屋で朝飯 -
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この日、神戸からひとり旅の女性に遭遇。
カウナスに行くとのことなので、お見送りしてみる。
予想通り、昨日の日本人と再会した。
ネットカフェで検索していると昨日立ち話した日本人女性が後ろに座っていた。
俺はすぐ彼女に声をかけ同席しないか聞いてみた。
彼女はアキと言った。神戸に住んで関空からウズベキスタン経由でリガに入ったそうだ。20日間の旅だと云う。仕事を辞めて新しいことを始める準備だとも言っていた。アキの言をそのまま伝えると、
「タリンは作られた街の感じがする。それに物価が高すぎてもう二度とは行く必要はないかも。」
「ウズベキスタンはすごく良いところなんだけど、税関とかがひどい。税関でお金をチェックされ抜かれてしまった。」
「バルト三国の中ではここビリニスが一番落ち着けたかもw」
2:35発の列車でカウナスに向かうそうだ。ビリニスの駅まで見送る。
「明日、その民族博物村とやらに行くんなら一緒させてもらっても良いか?」
了解を得た。 -
轟音を轟かせて快走する貨物車。
真昼間、しかも首都の3番線を。
「東京駅でこれやったら投書が殺到して左遷だろうな」
って言ったら、
「あなた妙な事を考える人ね」
とお褒めのお言葉を頂いた。 -
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じゃがいものソーセージ。
確かに意外性はあった。
ただ見ての通り、オイリー。 -
日本レストラン
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デパートの3階にあった中華
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ビリニスの目抜き通り
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「ねえねえ、あの子見てみて」
「ああ〜 危ないね〜」 -
「だいじぶ、おじさんについておいで」
「変な人じゃないよね?」
「・・・・・・・・・」 -
左からシシリアン ドミニコ
イングランド ジェームス
マレーシア 宋
マレーシア 魏
もうひとり、シャイなインド系マレー人 ヨガ
ヨガちゃん、卒業したら日本に遊びにおいで。
あ、勿論 宋さんも魏さんも来るならおいでw -
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本物のシシリアンを見たのは初めてだった。
彼に「ここは本物だ」と紹介されたシシリアン・レストランに行く。
彼は俺にカプチーノを注文してくれた。
彼の人となりは謎だが、ローマにオフィスがあり、奥さんは37歳のロシア系リトアニア人でルクセンブルグで美容室をやっているそうだ。
彼自身は政府系の仕事の傍ら、幾許かのサイドビジネスをやっているそうで、食品の輸出入販売らしい。それと建設関係にも手を染めているとのこと。
シシリー島のシラクーサ(俺が出身はシラクサか?と聞いたら、シラクーサの20km北の海辺の村だと言っていた。そして、シラクーサに叔父がいるとも)
近郊の生まれで57歳。初めて知ったが、シシリーワインは海辺で作られるとも言っていた。彼の奥さんの話によると、ここリトアニアは家族的な100のグループが力を持っているそうだ。そういうグループの代表格がMaximaなどのチェーン・スーパーを経営している。あと、やはり去年の金融危機の影響は深刻で、リトアニア経済に影を落としているらしい。
彼は明日4時のバスでRigaに発ち、ストックホルムに立ち寄ってからローマに帰国するそうだ。
そういう実業家が何故ホステルに泊まるかは甚だ謎だが、確かにここはホテルに泊まるより遙かに多くの情報が集まる。観光情報よりはむしろ別の方面の情報が厭が応にも耳に入ってくる。
ここのオーナーが面白い奴で、何故か従業員にハンディキャッパーが多い。明らかに多用している。彼のボランティア精神なのか税制面の優遇を当て込んでのものなのかは判らないが、多分前者と想像される。彼のベラルシアンへの陰ながらの優遇には献身的な愛さへ窺える。オーナーぶらず、3日に一度は夜勤をこなしている。
その彼と夜中一緒に一服したとき、彼がグダン・ガラムを吸っているのに気づいた。
「それグダン・ガラムだろ?インドネシアに行ったのか?」
「よく判ったな。これはフィリピンの奴から貰ったのだよ」
朝方お疲れの彼に日本茶をサービスした。 -
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まず、シシリーワインなるものを飲んでみる。
よくわからん -
カプチーノ
これは砂糖なしでもいけた。 -
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アリ・オリ。
これは俺的には×だった。
塩気が足りない。
オリーブオイルもケチっている。
ドミニコは
「ん? 変か?」
と一つまみ。
「普通だな。これが美味くないんならお前の舌がどうかしている」
減塩・減油は世の流れかもしれんが、パスタを毎日は食わないからこそ、ひかえめよりうまいもんが食いたい。 -
前 15 バルチックサマー⑥タリン
http://4travel.jp/traveler/costin/album/10364667/
後 17 バルチックサマー⑧ビリニスーカウナス
http://4travel.jp/traveler/costin/album/10364956/
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