南伊2009 vol.06～アマルフィでシーフードを満喫

2009/07/30 - 2009/08/02

アマルフィのレストランはどこも美味しかったので
おすすめです。内陸部では肉中心の食事だったので、
ここぞとばかりにシーフードを楽しみました。

特におすすめは「ラ・カラヴェッラ」と「ダ・ジェンマ」。
この２軒は何を食べても美味しいのではないかと思いました。
（「ダ・ジェンマ」の方はちょっと奥に入ったところに
ひっそりとあるので、穴場かもしれません。）

エリア アマルフィ(イタリア)

アマルフィには4泊。
昼間は軽めに済ますことが多いので、
レストランは夕食が中心でした。

最初の日の夜に行ったのはエオロ。

Eolo
http://www.eoloamalfi.it/

アマルフィのワインで、コスタ・ダマルフィ
（Costa d'Amalfi)のD.O.C.を名乗ることの
できる産地は、フローレ、ラヴェッロ、トラモンティ
の3地域のみ。

このワインはトラモンティの白。

前菜

ツナの3品盛り

暮れていく海岸線を眺めながら
食事ができます。

自家製タリアテッレ

中に入っているリコッタ・チーズが絶品

メインのカンパチ

黄色いのは、この地域の名産レモンソース

お口なおし

デザート

二日目はラ・カラヴェッラへ。
ミシュランの一つ星店ということなので、
一応電話で予約を入れました。

アマルフィでは一番美味しかった店。

コースメニュー（80ユーロ）がお得だったので、
それを頼んだのですがボリューム満点でびっくり。
メニューを見ると前菜やプリモはかなり創作的で、
たぶんどれを食べても美味しいのではないかと思います。

他の店よりは少し高めですが、アマルフィ一泊だけなら、
この店をおすすめします。

La Caravella
http://www.ristorantelacaravella.it/

今回のイチ押し

フローレの白
（生産者：マリーザ・クオーモ）
　http://www.vinovinovino.com/wine/Winery/m/marisa_cuomo.html

フルーティですが、適度にキレがあって
料理が進みます。

本日のサービス

とても繊細。
前菜のカルパッチョとワインがとても合いました。

前菜２品目
エビとモッツァレラを詰めたムール貝です。
トマトソースとの相性は抜群。

イカスミを使ったブラック・ラビオリ。

中はこんな感じです。
リコッタチーズとエビのすり身が入ってます。

海鮮だしのソースが利いていて、とても贅沢な一品。

プリモ2品目

くずしてみると、実は中身はパスタ。
プリプリとしたイカとパスタがジャガイモで
コーティングされているような感じでした。

メイン

ワインで煮込んだ白身魚のグラタン

このあたりで結構、おなかが一杯になってきました。
コース料理はやはりイタリア人仕様。

お口なおし

レモンのソルベ

レモンクリームがかかった
プロフィットロール

締めに出てきたチョコレート
「一口（one bite)でどうぞ」だそうです。

この店は食器ショップも併設していて、
たぶん出てくる食器と同じものが買えるのだと思います。
サーブされる皿が、毎回変わって面白かったです。

三日目の夜は少しカジュアルに。
アマルフィのメイン・ストリートをずっと奥に
進んでいったところにある「イル・ターリ」。
結構、満員でした。

IL TARI
http://www.amalfiristorantetari.it/

ラヴェッロの白ワイン。

こちらもCosta d'AmalfiのD.O.C.

ズッキーニのフライ

サラセン・ファンタジー
という名前の料理。

魚介類をオリーブオイル、ガーリックで料理
したもののようです。

自家製パスタ

スズキのフィレ

この地方ですっかりおなじみになった
レモン・ソースがたっぷり。

デザート

レモンのケーキ

アマルフィ最後の夜は「ダ・ジェンマ」へ。

メインストリートを中ほどまで進んだ左手。
ちょうど建物の２階部分がレストランなので、
テラスで食べている人が見えたので
飛び込みで入ってみました。
ちょっと分かりにくいですが、従業員のサービス
も良く、おすすめです。

Da Gemma
http://www.trattoriadagemma.com

テラスで食事

ラヴェッロの白ワイン
「クリングゾルの庭」

ワーグナーが、ラヴェッロのヴィラ・ルーフォロに
滞在中に「パルジファル」に登場する同名の庭園の
着想を得たことにちなんだものです。

前菜のカルパッチョ
レモン風味

エビとレモンのリゾット

一度食べたかったレモン・リゾット。
エビもたっぷり使われていて、シーフード味が
しみこんでいます。
それをさっぱりとしたレモン味が引き立てて
くれます。

シーフード・フライ

レモンをしぼって
大豆でつくったマヨネーズを添えて食べます。

デザート

その名も　"O" Limon（オー！リモン）。
アマルフィの名産レモンをつかった３品盛りです。

パスティッチェーレのお兄さん

食後のコーヒーを頼むと
レモンチェッロとクッキーのサービスが
ありました。

（おまけ）
ドゥオーモ横にあるANDREA PANSA
のケーキ

テイクアウトできます。

白いほうがデリツィア・アル・リモーネ。

レモン風味のカスタードクリームを生地でくるみ、
上から白いレモン・クリームをかけています。

滞在中、二回テイクアウトしました。
１個３ユーロ。

この地域は、レモンをつかったお菓子が
一杯あります。

キャンディーも甘いのもあれば、すっぱいものも
あります。

レモン・チョコ

食べてびっくり。とても美味しい。
これはお土産に最適です。
カプリ島にも同じものがありました。






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この旅行記へのコメント （2）

• procidaさん 2009/08/18 10:44:18

  はじめまして。

  procidaです。
  
  実は私も今年１月にアマルフィを中心に
  旅をしてきました。
  habanさんはつい先日行かれたんですね。
  きっと夏のアマルフィは最高だったのでは
  ないでしょうか！
  
  うらやましいです。
  
  私はアマルフィに２泊しました。
  ほとんど休む間もなく
  アマルフィの街中、山側、
  アトラーニ、
  ポジターノ・・・を散策しました。
  
  レストランやドルチェの店にも数件入りました。
  その中でも、ＩＬ ＴＡＲＩの写真は懐かしくなりました。
  私もそこで魚のフライやパスタ、
  そしてラヴェッロのワインをたくさん飲みました。
  店内も白くてきれいで、飾り付けも工夫してあり、
  楽しい店でした。
  
  本当にアマルフィは何度でも行きたくなる街ですね！
  
  プロチダ

  habanさん からの返信 2009/08/19 02:25:19

  RE: はじめまして。

  procidaさん、はじめまして。
  
  今回の旅はサマーシーズンなので、かなりの人出を覚悟して
  行ったのですが、意外と普通だったのでちょっと驚きでした。
  （ひょっとしたら新型インフルのせいで、まだ出足が鈍かったのかも。
  今時分はまさにピークかもしれませんね。）
  
  でもさすがにシエスタタイムは、あの日差しで体力を消耗するので
  その後ホテルに戻ったりしてましたから、活動時間はフルという
  訳にはいきませんでした。
  
  IL TARIはお店の奥の奥に1席だけ空きがあったので、
  なんとか滑り込めました。
  まわりを見てもおいしそうに食べている人ばかりだったので
  かなりコストパフォーマンスの良い店だと思います。
  基本シーフードにしてしまったので、ワインは白しか試しませんでしたが
  赤やロゼも少し飲んでみれば良かったかなと思ってます。
  
  また行きたいですね。