2006.11.30-12.20 イタリア⑤【シラクーザ前編】

2006/12/10 - 2006/12/11

いつかは忘れてしまったがフィガロの表紙になった、シラクーザのドゥオーモ広場。この写真に魅了された私は「シチリアに行くなら最初はシラクーザ」と思うようになった。

前の年にリミニを訪れた際に仲良くなったジェラート屋さん一家に「明日からレッチェに行くけど南イタリアにはマフィアがいるから心配だ」と言うと大爆笑をされた。彼らが言うには「いるにはいるけど一般人を巻き込んだりはしないから大丈夫だ。リミニと同じくらいにいいところだから大いに楽しめ」と太鼓判（？）を押された。もちろん彼らの言うとおり初めて訪れた南イタリアの気候、風土、町並み、人柄など、いろんな面で私はすっかり気に入ってしまった。

一旦、「南」に足を踏み入れたことで旅行できる範囲が広がり、次回こそはシチリアまで足を延ばす決心がついた。

今回が長期旅行できる最後の機会だったのでシチリアに行くことにした。カターニアに着く直前には眼下にエトナ山を見ることができたが着陸態勢に入っていたため写真は撮れず・・・　空港でバスを4時間待って、シラクーザに到着したのは18時近かった。初めてのシチリアは道もボコボコでゴミだらけ・・・　何も出てこないけどやっぱり怖い。着いて早々に良い印象の町よりも悪い（？）方が好きになる確率がこれまでも高かった。果たしてシラクーザはどうなるか？？


11月30日（木）出国→フランクフルト→フィレンツェ泊　
12月1日 （金）フィレンツェ泊　
12月2日 （土）フィレンツェ泊　
12月3日 （日）フィレンツェ泊　　
12月4日 （月）フィレンツェ泊　
12月5日 （火）フィレンツェ→ヴェネツィア泊　
12月6日 （水）ヴェネツィア泊　
12月7日 （木）ヴェネツィア→トリノ泊　
12月8日 （金）トリノ泊　
12月9日 （土）トリノ泊　
12月10日（日）トリノ→カターニア→シラクーザ泊　●
12月11日（月）シラクーザ泊　●
12月12日（火）シラクーザ泊（日帰りでノート）
12月13日（水）シラクーザ泊
12月14日（木）シラクーザ→パレルモ泊
12月15日（金）パレルモ泊
12月16日（土）パレルモ→ローマ泊
12月17日（日）ローマ泊
12月18日（月）ローマ泊
12月19日（火）ローマ→フランクフルト→
12月20日（水）→帰国

エリア シラクーサ(イタリア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

トリノ3回目にして初めてきれいなアルプスを眺めることができた。いざシチリアへ！

めったなことがなければ乗る機会もないメリディアナ航空。

12時ちかくにはカターニアに到着したがこの日は日曜日。バスの本数も少なく、空港外のバス乗り場でシラクーザ行きのバスを4時間も待った。

＊2007年5月に新しい空港ができたため、写真の古めかしい空港は閉鎖された模様。

旧市街のオルティージャ島とシチリア本島を繋ぐ道。
日曜日の夜だからか、セールも始まったからなのか、たくさんの人で賑わっていた。日本と同じような光景だが歩くペースは日本とは比べ物にならないほどゆっくり。何だかとてもうらやましく感じた。

ネアポリス考古学公園

公園内にあるギリシア劇場

「ディオニジーオの耳」と呼ばれる高さ23メートル、奥行き3メートルの洞窟。音響効果は抜群！

誰もいなかったら一曲あたり熱唱してみたいw

オルティージャ島にある大聖堂

夜の旧市街。シチリアなのに雨のせいで意外と寒かった。

夜はたいてい、20時開店のお店ばかりなのに19:30開店のところを発見！ロンリープラネットの記事に惹かれ入ってみた。（「旅」2008年4月号にお店の記事あり）

カジキ鮪の網焼きと奥の皿はサラダ盛り合わせ。南イタリアの野菜は色どりもよく味もしっかりとしている。

編み物風のテーブルクロスやパンのナフキンも独特の手作りで雰囲気もかわいらしい店だが、温かいし、料理も美味しいし、この照明だから眠くなってしまう･･･