2009/07/05 - 2009/07/21
340位(同エリア832件中)
まみさん
ウクライナに目をつけたきっかけの1つに、90日以内の観光であればビザがいらないこと、そして鉄道網が発達している、というのがありました。
正直、そのとき、ドイツ鉄道のようなものを連想していたのは否めません(笑)。
鉄道網が発達しているのと、インフラが現代化されているかどうかは、同義ではなかったのにネ。
でもきっかけなんて、自分への理由づけみたいなものです。
いったんその気になった後では、なんでもいいんです。
見知らぬ国の国内都市間移動は、鉄道の方が利用しやすいです。
もちろんバスの方が意外にラクなこともあるのですが、その国の初心者にとって鉄道の方が分かりやすいことが多いです。
ただ、ウクライナの夏の鉄道切符は思い通りに取りにくいらしいこと(特に夏のバカンスシーズンの、ビーチリゾートの多いクリミア半島行き)、ウクライナ語、少なくともロシア語ができないと苦労しそうなこと、ネットで事前に予約できないなどがネックで、結局、現地代理店に旅のアレンジを手伝ってもらうことにしました。
そして、17日間の中、寝台利用は5泊となりました。
また、キエフを筆頭に、ウクライナ鉄道の駅舎はなかなかすばらしかったです。
海外旅行先での長距離移動は苦労してもしなくても、話題に事欠きません。
その話題の裏づけとして、たとえ見た目がみずぼらしくても撮影意欲がそそられるのに、ウクライナの駅舎の美しさのおかげで、さらに撮影意欲がそそられました。
というわけで、鉄道駅や寝台車、そして寝て移動したため数少ない車窓の外の写真を含め、ウクライナの鉄道移動編として旅行記をまとめることにしました。
※鉄道移動や宿泊など旅のスタイルを振り返っての全体の感想はもう1つのブログにアップしました。
「ウクライナ旅行から戻ってきました(旅のスタイルを振り返って)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2009/07/post-1ba4.html
鉄道移動の悩みなどの詳細はこちら。
「私にとってのウクライナ旅行の難問」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2009/04/post-867d.html
旅程決定までの準備編
「ウクライナ旅行の旅程が決まるまで」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2009/06/post-dfbf.html
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ホテルのレセプションに届いていた、今回のウクライナ旅行の鉄道切符
ウクライナ語が分からない外国人である私のために、1枚1枚フセン紙で必要事項が手書きされていた上、一覧表が添えられていました。
現地旅行代理店はネット検索で探し、担当者とはメールでしかコミュニケーションしませんでしたが、仕事はきちんとしていました。
プラン中も、私のいろんな質問に適格に回答をしてくれ、私の要求を正確に汲んでくれたので、とてもやりやすかったです@
ちなみにウクライナ鉄道の切符は名前が記名されます。
そのためか、外国人が窓口で切符を買うときにはパスポートなどの身分証明書を提示しなければならないそうです。
現地代理店からパスポート番号は聞かれたものの、コピーとか要求されないので、いいのかな、と思っていたら、どうやら代理店の名前で取ったみたいです。
とすると、代理人の名前で切符を取るのは可能そうですね。 -
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2009.07.08(水)、キエフ中央駅にて
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17時51分発の寝台車でクリミア半島のシンフェロポリに向かいます。
みんな電光掲示板に目的の列車のホームが表示されるのを待っています。
シャンデリアのところに注目。 -
美しいシャンデリアとモザイク画・その1
キエフの教会や宮殿の絵のモザイクがありました。
豪華ですねぇ。
ちなみにこの教会はどこかな。
聖フロー修道院かなと思ったのですが、緑の屋根が3つだったという以外、決め手がない……。 -
キエフ中央駅のモザイク画・その2
これは分かります@
世界遺産の聖ソフィア大聖堂です。 -
キエフ中央駅のモザイク画・その3
これはどこでしょう。
マリンスキー宮殿かな。
はじめ、サンクト・ペテルブルク郊外のペーターゴフ宮殿かなぁなんて思ってしまいましたが、キエフ中央駅なんですもの、あくまでキエフの建物ですよね。
マリンスキー宮殿の存在は、観光案内所でもらった無料冊子で知りました。
ほんとはコサックショーのようなエンタテイメント情報が欲しかったのですが、そういうのでは頼りにならなくて、ぷんっ!
と思ったのですが。
もらった冊子はキエフの建物や記念碑などの情報がきっちりあって、すごく役立っています。旅行記作成中の現在進行形。
キエフにいる最中にもっときちんと読んでおけばよかったと思いましたが……マリンスキー宮殿のように、いいな、と思ったところがさらに見つかっても、時間が足らないというジレンマにさらにもだえることになっただけでしょう。 -
キエフ中央駅のモザイク画・その4
聖ミハイルの黄金ドーム修道院の教会! -
キエフ中央駅のモザイク画・その5
アンドレイ教会かな。
と思ったけれど、教会の前に階段がないし、屋根の形が違うし、奥にあんな建物はなかったです。うーん。
モザイク画はたしか全部で8枚あったのですが、写真を撮るためにあんまりうろうろできなかったし、どこの建物か見覚えないのはいまひとつ萌えなかったし、全部撮ってもナンだなと思ったので5枚のみです。
でも、あと3枚くらい、撮っちゃえばよかったです。
あとから何の建物か分かったものもあったかもしれません。
うろ覚えですが、ウラジミール聖堂などもあった気がします。 -
出発の時刻表
電光掲示板を見なくても、ここで確認できなくもないんですよね。
17時51分発のシンフェロポリ行きは、10番ホームとあります。
でも急な変更があったら困るので、電光掲示板で確認する方が安心です。 -
読めなくても駅の表示は分かりやすい@
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電光掲示板にやっと目当ての列車が表示されました@
でもホームの番号はまだです。 -
エスカレーターでホームへGo!
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キエフ中央駅のホーム
ホームに下りる階段にはエスカレーターやエレベーターはありませんでした。
でも、実は旅行前に現地旅行代理店を通じて、スーツケースを持ったフル装備移動のところは送迎を依頼していたので、ドライバーが寝台車に乗り込むまでついててくれました。
というわけで、荷物はドライバー任せ。
私は「お嬢さま」のようにドライバーの前を身軽な姿で歩くだけです@
タウンバックは自分で持ちましたけどね。 -
ホームの電光掲示板、調整中
パカッと開いている、めったにない瞬間。 -
おもちゃみたいな列車がやって来た!
先頭車は、なんともいえないカラーセンスです@
続く車両がブルーでなかったら、別にいいと思うんですけどネ。 -
キエフとシンフェロポリ間の一等寝台車
各車両ごとに車掌さんがいて、乗り込むときに切符を確認します。
女性の車掌さんもいます。このときがそうでした。
笑っていないときつい顔の女性でしたが、やりとりするときにはニッコリと愛想良かったです。
シーツも枕カバーもすでに準備されてありました。
(二等車のときは自分でやりました。乗ったのが早すぎただけかもしれませんが。)
昔はシーツ代は有料だったらしいですが、いまは無料です。
スーツケースはベッドを持ち上げてその下に入れられます。
枕元には差込みもあって、わぁい、これでデジカメのバッテリーのチャージができる!───と思いきや、どうやら穴がひとまわり大きいBタイプらしく、使えませんでした。
どうせね、寝台車でチャージできると思っていなかったから、バッテリーは3個持ってきましたよ。 -
キエフとシンフェロポリ間の一等寝台車
背もたれはふかふかですが、これが意外に座りにくいです。
枕を当ててなんとか。
一等車は2人部屋で、頭上にベッドが不要なせいか、このように鏡がついてました。 -
キエフとシンフェロポリ間の一等寝台車の扉の方
ハンガーは2つずつ。タオルも2枚ずつついてました。
扉はロックできます。
初めてのウクライナでの寝台車利用で、同室は英語ができるウクライナ人女性でした。
扉はロックできることやクーラーがあること、車掌が飲み物のサービスをしてくれること(有料)など、こまごましたことを教えてくれました。
また、アメニティがちょこっとあったのですが、ウェットティシュと靴磨き、外装がそっくりで、ウクライナ語で書かれていたので、どっちがどっちか、同室の人に教えてもらいました。
ちなみに、彼女はバカンスでクリミア半島に泳ぎに行くと言っていました。
私もバカンスでクリミア半島に行くわけですが、渡航先でパスポートなど貴重品を身につけられない水着姿になるのはいやなので、泳ぎません。
そのことを話すと、「じゃあ何しに行くの?」って顔をされました@ -
キエフからシンフェロポリに向かう車窓からの景色
私の中でぼんやりイメージしていたウクライナの大地そのものです。 -
キエフからシンフェロポリに向かう車窓からの景色
大地はすでにかなり黄色く染まり、初秋の風情でした。 -
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2009.07.12(日)、クリミア半島のシンフェロポリ駅にて
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シンフェロポリ駅の時計塔
このアーチをくぐると、駅舎を通らずに直接ホームに出られます。改札がないですからね。 -
でかでかとバクザール(駅)と書かれたアーチの向こうが駅舎
19時09分発のオデッサ行きに乗りますが、まだまだ時間があるし、電光掲示板にホームの番号が出ていないので、現地ガイドに案内されて、この先の左にあるマーケットに買い物に行きました。 -
社会主義時代の様式を思わせるアーチ
買い物が終わって、駅舎に向かいます。
トイレに行きたかったから……。
こういうところのトイレはトルコ式です。でも生理的欲求が優先ですから、覚悟の上。 -
もろに社会主義様式なシンフェロポリ駅舎@
月桂樹の枠組みの中に人物像のレリーフ……。 -
真っ直ぐ行くとホームへ、左に行くと待合室やカフェへ
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見覚えのあるような、ないような人物像たち@
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アーチと時計塔
こう撮ると日陰が目立たない@ -
シンフェロポリとオデッサ間の一等寝台車
車両の構造はほとんど同じですが、枕カバーやらアメニティがちょっと違っていました。
キエフとシンフェロポリ間の車両もそうでしたが、テレビがありました。車掌さんにいえばつけてもらえたようです。必要ないので断りましたけど。
同室はウクライナ人のおばあさんでしたが、英語は話せませんでした。
必要な会話を、ジェスチャーまじりでなんとか@
この車両は、トイレはキエフとシンフェロポリ間の車両よりはきれいでした。
でも垂れ流しを疑いたくなりました。。。
食堂車がありましたが、やってるかどうかわからなかったので行きませんでした。
日本の新幹線みたいに車内販売があることは、この列車で知りました。
でも後日、車内販売で水を補給しようと思ったとき、ガス入りのミネラルウォーターしかなく、ガスなしはありませんでした。車掌室の在庫も同様。 -
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2009.07.13(月)、オデッサ駅にて
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オデッサ駅も立派!
到着はほぼ定刻どおり8時10分。
左の青い列車に乗ってきました。 -
なかなか見つけられなかった、荷物預かり所
駅舎に荷物預かり所はなくて、焦りました。
本日はどこにも泊まらず、夜は続けて寝台車に乗るのですが、荷物を預けないと昼間の観光ができません。
駅員さんに聞きました。
駅舎を背に一番右のホームの中ほどにありました。
ヨーロッパの駅には一番端のホームにいろんな施設があるところも多いのに、忘れていました@ -
荷物預かり所の精算窓口の上の注意書きやら料金表やら
ウクライナ語はさっぱり分かりませんが、赤字の数字に注目すると、必要事項はだいたい分かります。
24時間営業みたいですね。
しかし下の貼り紙の7.45−8.00というのは何のことか分かりません。
値段は荷物の大きさによって3段階に分かれていて、私のスーツケースは15フリヴニャでした。
(2009年7月現在、1フリヴニャ=約14円で換算) -
荷物置き場の小屋の全体像
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天井が美しいオデッサの駅舎
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市内へ
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外から見たオデッサ駅舎
このあと「地球の歩き方」とクリミア半島の現地ガイドから教わったヒントを参考に、トロリーバスでセントラルに向かいました。
(ガイドからは、デリバスィフスカ通りに行くトラムに乗ればよいと教わりました。「地球の歩き方」どおり、それは1番トロリーバスでした。ルートはいまいち違うようでしたが。)
トロリーバスはプーシキン通りを真っ直ぐ進みました。
そして運転手さんに教わり、1つ手前のグリェツカ通りとの交差点のそばの停留所で下りました。
この日の夜の寝台車は19時09分発なので、遅くとも17時半にはセントラルから駅に戻ろうと決めました。
ところが、夕食は2日ぶりにしっかりしたものをレストランで食べたいと思って注文を終えたときに時計を確認したら、なんと17時半を過ぎていました。
一度注文したものを断れず、大急ぎで食べて18時すぎにレストランを出ましたが、行きにトロリーバスを下りた停留所に向かったところ、反対側の歩道に駅に戻る停留所が見つかりません。
よく見ると、プーシキン通りは一方通行ではないですか。
朝はほとんど車が通っていなかったので気付きませんでした。
駅に戻る停留所がどこにあるのか分からないのに、いまから探しても、間に合うかどうか分かりません。
のんびり走るトロリーバスに乗っていたのは10分くらいでした。しかも、プーシキン通りを真っ直ぐと単純なコース。
それくらいなら歩けるかもしれないと、小走りに走りながら駅に向かいました。
一方通行なので途中でタクシーを拾うことも叶わず、このまま寝台車に乗り遅れたら、このあとの予定がみんな狂ってしまうかもしれない、と半べそかきながら、必死で……。
18時40分頃、発車20分前には駅に到着しましたが、まだ安心できません。
荷物預かり所からスーツケースを受け取らなくてはならないし、一等車両は先頭の方にあるので、長い長い列車の前までホームを歩かなくてはなりません。
いざとなれば違う車両でも乗り込んでしまうつもりでしたが、ウクライナの寝台車は車両ごとに車掌がいて、その車両の乗客かどうかきちんと確認しますから、違う車両においそれと乗せてくれるかどうか分かりません。
それに通路が狭い車内を、スーツケースを持って移動するのは大変です。
こういうときに、見た目より巨大なヨーロッパのターミナル駅に泣かされます。
いやいや、時間ぎりぎりの行動をした自分が悪いのです。
慣れた通勤列車の飛び込みのようにはいかないのに。
それで去年(2008年)のブルガリア旅行で、コプリフシティッツァ行きの電車に乗り遅れたというのに。
このことでひどく後悔したため、その後はちゃんと、時間に余裕のある行動をしようと決意しました。
コプリフシティッツァ行きの電車に遅刻したときの顛末はこちら。
「2008年ブルガリア旅行第13日目(1)ソフィアからコプリフシティッツァへ小旅行、予定の狂った行き帰り」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10340724/
後編につづく。
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