運河沿いの遊歩道を歩いて、パブまで散歩

2009/08 - 2009/08

これまでに撮りだめした写真を何枚か加えて、運河と水門とナロー・ボート、そして運河そばのパブの旅行記を作りました。

表紙の写真は、Delph Locks。
ここの説明とズームインした写真は旅行記中に掲載。

エリア イギリス

イギリスとは思えない快晴。

この運河の下を、川が流れています。
運河が高架になっているんです。

まあ、なんとものどかな散歩道です。

２００９年冬、大寒波がイギリスを襲い、この運河も何度となく凍りました。
さすがに川のほうまでは凍らなかったのですが。

ちょうど、ナローボートがロック（水門）を通過するところでした。

この後、ロック内の水を少しずつ抜いて、ロックと運河の進行方向側を同じ水位にし、ロックを開けて通過します。

水位が下がり、門を開けて、ナローボートがロックを出るところ。

ロック側から見ると、こんな感じ。

夏になると運河をナローボートでのんびり旅しながら休暇を過ごす人も多くいらっしゃるので、次から次へとナローボートがやってきます。

このロックでも、順番待ちでした。

犬を乗せたボートも多くて、この黒ラブちゃんも、ご主人様がロックを通り過ぎるのを待っています。

先ほどロックを通過したボートは無事に去っていきました。

デコレーションにこだわったボートもたまに見かけます。
このボートは、衛星アンテナにまで可愛い絵が書いてありました。

写真には写っていませんが、ちょうど私の横あたりで、洗濯物を干してあったんです。
この細長いボートの中に、日常生活で最低限必要なものが全て揃っているんですから驚きです。
本当に効率よく配置してあるんですよ。

次のロックでは、さっきとは逆に、向こう側の水位と同じになるようにロック内の水を溜めます。

水が溜まったら水門を開けてロックを脱出。

このボートのご主人とは、ロックの水が溜まる間、少しお話をしたのですが、なんと３月にロンドンを出発してゆっくりと北上している最中だとか。ちなみにこの日は８月。
最終的には冬にヨークへ到着する予定だとか。
なんとも優雅なリタイア生活ですね〜。

ロックのすぐ横にあるパブ、その名もThe Lock

天気のいい日は、ロックのすぐ脇のピクニックテーブルで往来するナローボートを眺めながらビールを飲む。

最高です。

運河の夕暮れ

これは、隣町の運河沿いの風景。

こちらはバーミンガムの街中を流れる運河とその周辺

さて、ここまでこの旅行記を読み進んでくださった方には、ロックを通過するのが結構大変だということはなんとなく分かっていただけたと思います。

そんなナローボート・トラベラー泣かせのロックが８連続！なのが、ここデルフ・ロックス。

多分、ナローボート乗り達は、ここを避けてるんだと思います。
夏のシーズン中だというのに、ボートを一艘たりとも見ませんでした。

そのデルフ・ロックス近くに、Batham's Bitterを飲ませてくれるパブがあります。

Batham'sを飲めるパブは、以前よりは増えたものの、このあたりに十数件しかありません。

私は以前、ビターというものが全く好きにはなれなかったのですが、Batham'sを飲んで価値観が変わりました。
Bitterの美味しさに目覚めさせてくれたビールです。

とりあえず、運河の旅行記なので、ビール談義はこのあたりで。
詳しくはこの後アップ予定の「カレーと地ビール三昧の一日」編で。

この旅行記へのコメント （5）

• M-koku1さん 2009/08/23 11:03:57

  はじめまして

  Dry White Toastさん
  
  はじめまして
  さすらいおじさんさんのところでお見かけしてやってきました。
  
  イギリスにお住まいなんですね。
  なんともうらやましい〜
  
  私もかつて長く住んでいて、永住権までもらってあったのですが、
  アメリカに行っている間に取り消されてしまいました。
  今でも残念なことをしたと後悔しています。
  そうでなかったら、
  また戻って住んでいたかった国です。
  
  下戸なので、ビターだろうがなんだろうが飲めませんが
  パブではジンジャービアーを飲むのが楽しみです。
  
  今後ともどうぞよろしく
  
  ではまた　M

  Dry White Toastさん からの返信 2009/08/23 19:00:35

  RE: はじめまして

  M-koku1さん、はじめまして。
  メッセージどうも有り難うございます。
  
  M-koku1さんの旅行記、たくさん拝見させて頂きました。
  観光地以外のユニークな場所にもたくさん訪問されてあって、とても面白かったです。
  
  イギリスの永住権も、イギリスに住まなかった期間が２年を超えると取り消されてしまうんですよね。
  一旦イギリスを離れて、その後会社勤めなどをしていると、永住権をキープするのはなかなか難しいですよね。
  
  イギリスのパブって雰囲気がいい（場所にもよりますが）ので、お酒が飲めなくても行きたくなっちゃいませんか？
  パブを見ずして、イギリスの文化は学べないようにさえ思います。
  
  こちらこそ、今後とも宜しくお願いします m(_ _)m
  
  Dry White Toast
  

• 迷子さん 2009/08/05 17:31:37

  水路でノンビリ〜の旅も素敵！

  ゆっくりゆっくりと張り巡らされた運河を進むってのも
  好い旅路で御座いますな！
  なっんたって、水路すか行けないから・・・・・・・・
  迷う心配が無いのがベリーグッドだわさ〜。
  （と、自分に言い聞かせるのであった？！）
  
  イギリスのビールは好き嫌いが分かれるところではありますだが、
  アッシもよく分からないので
  パブではビターすか注文すないな・・・・・・
  （でも、ビターの利尿効果は絶大どすな！）
  
  イングランドもミッドランド周辺はまだ未知の場所どす。
  風光明媚な丘陵地帯とか
  いつか行ってみたいでありますだ！

  Dry White Toastさん からの返信 2009/08/05 18:19:58

  RE: 水路でノンビリ〜の旅も素敵！

  友人がこちらへ遊びに来た時に、バーミンガムで観光客向けの３０分ほどのナローボート・ツアーに参加したのですが、当時、私自身もミッドランドへ来て約１年という頃で、地元の人が強いアクセントで話す英語が全くもって理解不能。運河についての説明、何一つわかりませんでした。
  まあ、ブラックカントリーアクセントには今も苦労しているのですが^^)
  
  ミッドランドも、M42やM5の外側へ出ると、本当にいいところなんですよ〜。
  迷子さんも、いつかこのあたりでも迷子になってください^^)
  
  p.s. パブでビターを注文されるとは、通ですね〜。

  迷子さん からの返信 2009/08/05 18:49:49

  RE: RE: 水路でノンビリ〜の旅も素敵！

  > p.s. パブでビターを注文されるとは、通ですね〜。
  
  うんにゃ・・・・・・・・
  唯一喋れるのが
  「ア・パイント・オブ・ビター・プリーズ」だけどすだ・・・・・
  エールって書くと楽だけど
  発音はアッシには難しいのだぁ〜(~_~;)