2009/07/24 - 2009/07/26
221位(同エリア309件中)
タカさんさん
今回は久し振りの北アルプス登山。扇沢を基点に種池〜新越〜針ノ木と周回するコースを目指しました。今年の夏は異常気象、関東甲信越は梅雨明けしたとは言うものの連日ぐずついた天気で期待薄の中での登山でした。山行中は予想通り雨が振ったりやんだりで、展望的にはほとんど楽しめませんでしたが、7月下旬という高山植物が最も元気な時期だけあって、花々の中をとても贅沢な気分で歩くことができました。中高年の登山ブームもピークを過ぎたのか、ひと頃のような大混雑も見られませんでした。
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7/24(金)は少し早めに仕事を終え、豊科インターを目指します。豊科には午後10時頃に到着、近くのルートインコート安曇野泊。1泊2人で12000円ほどと安くはないが、大浴場でゆっくりお風呂に入れたので良しとしましょう。25日は無料サービスの朝食を食べずに早朝出発。扇沢着7時です。一番下の市営駐車場(無料)はすいていました。以前に来たときは結構混んでいたと思います。ここに車を停め、扇沢のバスターミナルでトイレなどを済ませ、さあ出発。登山口までは少し下ります。
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登山口で登山届けを提出。係のお兄さんから、「上の方は高山植物がすごいですよ。」と聞き、期待が膨らみます。約30分で八ツ見ベンチ着、ここから八ヶ岳が見えるってホントかなぁ。
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さらに30分ほど登るとケルンに到着。冬はここから尾根道を登ります。
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目指す種池山荘が小さく見えます。
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シャクナゲがとても元気だ。
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雪切りをしてある直前の斜面には以前にはミヤマキンポウゲの群落がありました。でも、今回はこれだけ。高山植物が減少しているのか。これから先の行程に不安がよぎります。
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コイワカガミが姿を見せると、種池はもうすぐです。
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コバイケイソウと登山者。登山口から3時間半で種池到着です。ここまで柏原新道を登ってきましたが、このコースは比較的楽に登れるコースです。登山口からの標高差は約1000m。
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種池山荘前のお花畑:チングルマの群落
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種池山荘前のお花畑:コバイケイソウの群落
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コバイケイソウと登山者と爺ヶ岳
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種池山荘前 小雨がぱらついていました。
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これから歩く稜線。青空は見えない。
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これが種池、とても小さな池です。
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種池から少し歩くとキヌガサソウの群落が。
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キヌガサソウの群落、すごいです。
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これはサンカヨウ。かわいい花です。
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サンカヨウ。
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ナナカマドも満開です。
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一面のお花畑ハクサンフウロも元気です。
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一面のお花畑
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ウサギギク
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シナノキンバイ
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アオノツガザクラ
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岩小屋沢岳手前でライチョウを発見
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シャクナゲと剱(山頂は見えない)
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剱が見えない岩小屋沢岳山頂
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新越山荘への下りでサルを発見。なんでこんなところにサルが? 温暖化や環境の変化によって北アルプス稜線上にまでサルが進出したとは... 愕然!! 山の生態系は大丈夫なのか?
この後、雨が強くなり、ずぶ濡れで新越山荘到着。後から団体が来たものの、私たちの泊まった部屋は夫婦2組の4人だけで、静かな夜を過ごすことができました。こじんまりとした清潔な山小屋でお勧めです。 -
翌日7/26(日)は雨は上がったものの上空は重い雲。針ノ木雪渓は見えるが、針ノ木岳は見えません。
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鳴沢岳まで歩いてみましたがやはり展望は利かず、雲行きも怪しいので縦走を断念し種池から下山しました。天候が悪く景色は全然だめでしたが、花だけで十分満足できる山行でした。
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