2009/07/18 - 2009/07/20
126位(同エリア219件中)
まゆままさん
E家との夏休み合同家族旅行、今年は富士山へ登頂しよう!
ということになっていたのだが・・
我が家の旦那のぜんそく発症のため富士登山計画が頓挫;
計画は白紙に戻り、今回の行き先はまず宿から決めよう~ということに。
「全国廃校の宿ガイドブック」やサライの「茅葺の宿に泊る」や「旅籠に泊る」、又、「農村漁村体験の宿」などなどのガイド本から、雰囲気や特色があってなおかつ家族で泊るに値段も妥当なところをピックアップ。
稲葉なおとの「巨匠の宿」からも磯崎新設計の建築的にも見どころのある施設にもかかわらず超破格の値段で泊れる秋吉台国際芸術村なども候補に上がったが・・二ヶ月以上前なのにここぞ!と思った宿はどこもかしこも満室ばかり;
ようやく福井の小浜で漁業体験のできる民宿と、もう一泊するのに程よい距離の越前の茅葺の宿のキャンプ場に決定。
今回はこの二つの宿を拠点に二泊三日の福井の旅を楽しむことに。
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今年の夏旅行は夏休み開始と同時に出発!
・・したためか出発早々渋滞に巻き込まれてしまった〜
予定より大幅な遅れを取ってしまって、ようやく敦賀湾辺りのSAへやってきた。 -
食べたかった名物焼き鯖寿司発見!
お昼ごはんの時間も近いので、みんなで少しづつ分けて食べることに。 -
渋滞の為、予定が少々狂ってしまった。
ほんとはかぶと造りの家並みが見られる板取宿や近代建築もいくつかあった今庄の町並みへも立ち寄りたかったのだけど・・
越前に着いていきなりお昼ごはん・・
お昼はやはり越前そば。
「手打ちそば 大福」にておろしそばを。
固めの太いそばで、大根おろしが思ったより辛かった〜 -
お昼ごはんの後はそば屋さんの近く、越前和紙の里で紙漉きを見ることに。
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和紙の里にある「卯立の工芸館」は江戸時代中期の紙漉き家屋を移築復元した建物で、妻入り卯立を立ち上げた典型的な紙漉き家屋の間取りを持つ建物。
中では伝統工芸士による紙漉きを見学することができる。 -
建物の前には天日に干された和紙が立てかけられていた。
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家先に干されてる和紙の原料となるコウゾ。
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和紙使われた涼しげな暖簾。
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今は使われていないが当時はこの釜で原料のコウゾやミツマタの皮を煮ていたそう。
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煮てやわらかくなった原料のゴミを取り除く作業。
これは手作業で行われ、もっとも手がかかる作業だとか。 -
ゴミが取り除かれた後、現在では機械でやわらかくしているそうだが、当時はこういうたたき台の上で叩いてやわらかくしていたそう。
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そして伝統工芸士による紙漉きを見せてもらうことに。
コウゾなどの原料が入った水槽に「トロロアオイ」という植物の根の部分から出る粘料を入れよく混ぜ合わせる。 -
これが粘料となるトロロアオイの根っこ。
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そして紙をすいていく。
何回漉くかは、長年の経験とカンだそう。
突如歌い出す、職人のおじさん。
紙漉き音頭はこの辺では小学校でも歌われている有名な歌なのだそう。 -
漉きあがったばかりの和紙。
漉きあがった和紙は一枚一枚後で簡単にはがせるように端に糸を渡しておいてこの上に重ねられていく。 -
漉き終わった紙は水分を吸い取った後、乾燥室や天日で乾かされる。
職人のおじさんには紙漉きで栄えていた昔のこの町の様子をいろいろと話して聞かせていただいた。
今ではなかなか継承者がおらず廃れつつあるのだそう。 -
和菓子屋さんの包装紙のような模様入りを作りたい場合は漉く時にこんな模様入りのネットを掛けて漉くそう。
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越前和紙でできた包装紙やレターセット、鍋敷きまで・・
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1階、2階の座敷の方はギャラリーのようになっていて、和紙でできたこんな作品も。
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2階にも和紙と越前焼の焼物などのコラボが
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卯立の工芸館を出て、やってきたのは紙の文化博物館。
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福井県の無形文化財に指定されている「打雲紙」「飛雲紙」「水玉紙」
の技法で作られた和紙。
一度漉き上げた雁皮紙を藍色や紫紺色に草木染めし、それを再び繊維に戻して
染色された繊維を使って模様付けするという大変手の込んだ高級なものだそう。 -
1960年に京都の桂離宮を修復した際、松琴亭の市松模様の襖紙は越前奉書が使われたそう。
この他にもさまざまな現代建築にも越前和紙の独特な風合いややわらかさが壁面や天井、そしてオブジェなどに生かされているようで、写真の展示などで楽しめた。 -
その土地ならではのお菓子を探すのも旅の楽しみ(これはE家のママと共通)の一つで意外とスーパーなどにそこでしか売ってないようなものをたまに見つけたりするのだが・・
今回はスーパーでの収穫はなし;
そして越前では昔ながらのお菓子を作り続けて120年という「朝倉製果」へ立ち寄った。
現在は四代目というご主人と数人の従業員の方がおられ、こちらで作られている昔ながらのお菓子を説明していただいた。 -
こちらの作業場でお菓子作りから包装までされていて、私たちが訪れたのはもう夕方だったのでお菓子を作るところは見れなかったが、出来立てのお菓子を試食もさせていただいた。
地元の小学校からも社会見学に子供たちがやって来たりするそう。 -
これは気になっていた福井の銘菓「けんけら」
大豆粉、水あめ、白ゴマが原料で、福井県では最も古いお菓子の一つだそう。
昔は剣で切り割らなければならないほど固く、そこから「剣切羅」と呼ばれるようになったとか。 -
これは「黒ねじ」というお菓子。
お米からできたポン菓子を黒砂糖ときなこで固めたものでしっとりやわらかい。 -
ここのお店の「松露」も甘さ控え目でとても美味しかった〜
お値段も小袋で200円〜300円とお手頃。
なんと時々大阪の高島屋へも物産展でやってくるとか。
どのお菓子も素朴でなつかしい味わい、ヘルシーで手作りのあたたかみが感じられる。
こういう昔ながらのお店は末永く続いていってほしいなあ〜と応援したくなる気持ちに。 -
こちらは「青ねじ」
すはまとよく似てるがはったい粉ときなこが入ったすはまに対して、青ねじはきなこのみ(砂糖も)で作られてるそう。
これは息子が気に入って、買ったものを爆食いしてた;
思わず家帰ってからきなこと水あめで作ってみた。 -
他のお店で見かけた銘菓「雪がわら」は昆布に白い砂糖を掛けた屋根瓦に雪が降り積もる情景をあらわしたお菓子。
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これも雰囲気に惹かれて買った「かたパン」
帰って調べてみると敦賀にある「だるま屋」というお菓子屋さんで夫婦二人でかたパンのみを作り続けておられるお店だそう。
知っていればかたパン作り、見に行きたかった〜 -
そしてやってきた越前陶芸村。
越前焼は日本六古窯(信楽、備前、 丹波、越前、瀬戸、常滑)のうちの一つで
六古窯のうちちょうどここだけ訪れたことがなかった。
まずは陶芸村の彫刻広場へ。
彫刻広場には全部で15のオブジェが置かれている。
この広場が広すぎて、彫刻から彫刻まで移動するのが暑くて子供たちからブーイング;
そこそこで切り上げることに。 -
イサムノグチの作品も。
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越前焼のやきものでできたオブジェ。
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岡本太郎の「月の顔」。
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これは備前焼。
やきもののオブジェは全て越前焼のものではなく、全国各地のやきもので作られているようだ。 -
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そして越前焼の陶板が張り巡らされたアプローチを通って福井県陶芸館へ。
他のみんなは興味がないというのでせっかくなので私だけさらっと見てくることに。 -
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越前焼のテーブルコーディネイト
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薪窯
ほんとはこの後も越前焼の窯元巡りなんかもしてみたかったが・・
宿から電話がかかってきてチェックインは5時までです、と!
うわぁ・・まだ晩御飯のバーベキューの買い物もしてないのに〜と慌てて陶芸村を後にした。 -
買い物を済ませてこの日の宿、悠久ロマンの社・朋楽の里へやってきた。
ここは茅葺屋根の家に泊れるキャンプ場。
茅葺の家自体は歴史的な古いものではないのだが中には囲炉裏もあって本格的。
緑がいっぱいの自然に囲まれたところ。 -
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茅葺屋根の宿泊棟の前には緑が美しい水田が広がる。
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私たちが泊った棟。
外観はこんな風だが中は最新設備が搭載?!
囲炉裏とキッチン付きの広いスペースのほか畳の部屋が二間、大きなユニットバスとウォッシュレット付きトイレが完備されていて快適!
まさに私たちのような軟弱キャンパー向き。 -
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本格的な囲炉裏。
今回は使わなかったが・・ -
ただ今あじさいが真っ盛り。
山の中なのでとても涼しい〜 -
そして夕食のバーベキューが始まった。
食材&道具は持ち込みOK。 -
地元の農産物直売所でゲットした新鮮な野菜類と福井産の牛肉を使ってバーベキュー。
精米し立ての福井産「華越前」のご飯も美味しかった〜 -
暗くなってからは子供たちは花火を楽しんだ。
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夜から早朝にかけてかなり雨が降っていて、2日目の天気が心配だったが夜中にたっぷり降ってくれたおかげか朝にはすっかり上がってた!
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雨で無理かなあ〜と思っていた子供たちが楽しみにしていた超ロングスライダーにも乗れることに。
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森の中の急斜面に作られたコースのスライダーに乗るためにまずはリフトで上まで上がる。
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後ろを振り返ると思わず「ひえぇ〜」と声が出るほどの急斜面;
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スピードを出すとかなり恐そうなスライダー、私は娘と二人でゆるゆるとすべり降りた。
旦那と息子は暴走してたようだが;
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この旅行記へのコメント (4)
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- ぱぐうさん 2009/08/09 23:09:54
- 素敵なキャンプ場!
- まゆままさん、こんばんは。
「打雲紙」「飛雲紙」「水玉紙」きれいですね〜♪
こういうものは後世に残してもらいたい・・・。
そして、茅葺屋根の家のキャンプ場なんてあるんですね。
素敵すぎです!
実際に住んだ事がないので、宿泊できるのは嬉しいかも。
快適に過ごせそうだし・・・。
やちむん散策で、沖縄らしい風景を楽しんできました。
でも、素敵な看板近くにのぼりがあったりポスターが貼ってあったりと
ちょっぴり残念でした・・・。
ぱぐう
- まゆままさん からの返信 2009/08/10 16:46:34
- RE: 素敵なキャンプ場!
- ぱぐうさん、こんにちは!
越前の旅、見ていただきありがとうございます〜
伝統的な越前和紙の世界、きれいですよね。
このほかにも撮影禁止の部屋には伝統工芸師による色とりどりの美しい和紙がぶら下がっていて圧巻でした〜
お見せできなくて残念!
茅葺屋根のキャンプ場、穴場で快適〜♪と
この時は思ってたんですが・・
帰ってしばらくしてから、この時に得体の知れない虫に刺された跡が
異常にかゆくなり・・足首を集中的に刺された友達にいたっては
腫れて感覚がなくなって大変なことになってしまいました〜
被害は私たち二人だけだったので台所に立っていた時かなあ〜?と
友達はこのせいで茅葺の家恐怖症に・・
茅葺が原因ではないとは思いますが〜なんだったんだろうなあ〜?!と
壷屋の町並み楽しまれましたか〜よかったですね。
又ゆっくり拝見させて頂きます〜
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- たらよろさん 2009/08/05 22:41:23
- 欲張りな夏休み旅行
- こんばんは〜〜
お子様との夏休み体験旅行、楽しく拝見させていただきました。
和紙の原料となるコウゾも初めて見せていただいて・・・・
なんか、想像とは違う形状に驚きました。
なんだか昆布みたい。
和紙で作られた暖簾が美しい。
あまり暖簾の役割は果たしてないようだけれど、ご愛嬌??
いろいろな和紙のギャラリー作品も見事です。
越前陶芸村にあった岡本太郎さんの作品、やっぱり太郎ねって思っちゃう。
独創的なオブジェですね。
そして緑に彩られた茅葺屋根の集落も美しい〜〜〜
コメントはいるの楽しみにしていますね。
たらよろ
- まゆままさん からの返信 2009/08/05 23:09:15
- RE: 欲張りな夏休み旅行
- たらよろさん、こんばんは!
越前の旅、見ていただきありがとうございます〜
和紙の原料のコウゾ、昆布みたいですよね〜
コウゾの皮になるんですけど、煮たり、干したり、ゴミを取ったりと
和紙を一枚作るのにも手がかかっているなあ〜という感じで和紙作り見学、楽しみました。
さすがに手がこんでいるだけあって和紙の風合い、いいですよね。
暖簾やタペストリーなどなど現代建築にもいろいろと取り入れられている例も
写真でみることができて素敵だなあと思いました。
陶芸村の岡本太郎の月の顔は万博公園の太陽の塔を思い出しますよね。
茅葺屋根の集落はキャンプ場なんですけど、なかなか雰囲気のいいところでしたよ〜。
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