チュニジアの夜をもとめて2（マハディア～スース～ケロアン～チュニス）

2009/07/25 - 2009/07/28

今のところ旅は絶好調。体調も申し分なし。お金の減りも少ない。天気は連日雲ひとつない快晴です。チュニジアの旅も後半です。

エリア チュニジア

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円

エル・ジェムからルアージュでマハディアに着きました。ルアージュステーションから旧市街まで徒歩で20分ぐらいです。途中はほんとのいなか町でした。

珍しい木ですね。

スキーファ・エル・カハラ門、メディナの入り口です。

カハラ門の前の広場です。

ここでは宿探しに苦労しました。オテル・アル・ジャジーラは廃業、オテル・エル・メディナは満室、ホテル・ホーリアハウスも満室、オテル・コルニシュも満室、かといって高いホテルに泊まるのは私の信条に反します（？）。途中で偶然に見つけたオテル・サファリにチェックイン（左上の看板）。とにかくぼろい！けどホットシャワーがついてて15D。バジェット派にとってここはマハディアでの最後の砦といえるでしょう。

メディナにあるグランドモスクです。

カフェ・シディ・サレムの入口です。覗いてみたら、お客でいっぱいでした。

ボルジュ・エル・ケビルからの眺めです。

翌朝、このメトロでスースに向かいます。

スースに着いて、即行でホテル・ハドルメテにチェックインし、海沿いをぶらつきます。

大勢の人々が砂浜をうめています。

なにやらゲームで盛り上がっています。

部屋のバルコニーからはメディナが一望できました。いやぁいい部屋だぁ。

モハメド通りをはさんで海も見えます。いやぁいい部屋だぁ。

さぁメディナに入りましょう。

メディナの中です。ここのメディナは道幅もあって、あまりごみごみしていません。

ここは魚屋ですね。

ダール・エシド博物館の塔の上からメディナを眺めます。この博物館なかなかよかったです。第１婦人と第２婦人の寝室の違いとか。

そしてここが博物館の展望カフェです。風が気持ちいいですよ。

メディナの中です。

メディナで、5Dというのを値切って2Dで買いました。はたして俺は勝ったのかな。正規の値段はいくらなんでしょう？

まあ、パッケージの色もきれいだし、タニト神マークもかわいいのでよしとしましょう。味は、ハイライトみたいかな？

町のカフェではおじさんたちがサッカー観戦しながら大盛り上がりです。

町の小さなレストランで夕食です。ブリックとサンドイッチとトマトスープで3Dちょっと。安っ。地元の人が行列してたので人気はあるようです。うまかったですよ。

夜のメディナに入ります。

グランドモスクの遠くに三日月。

すごい賑わいです。

ホテルのベランダから撮ったメディナの夜景です。

モハメド通り周辺の夜景です。

遠くに三日月が浮かんでいます。

翌朝、スースのルアージュステーションです。今日はここからケロアンに行きます。料金は3.9D、約1時間のドライブです。

ケロアンのルアージュステーションの近くに市場があったので覘いてみます。

午前中だったこともあって、買い物客で賑わってました。

メロンとすいかの山。

チュニジアホテルにチェックインして、外出するとすぐにホテル隣のレストラン・サブラのおじさんの呼び込みにつかまってしまいました。クスクスとコーラを注文。実は、一度モロッコでクスクスを食べたときあまりうまくなかったので、期待はしていなかったのですが、ここのはうまいです。しかもボリュームもたっぷり。豚の角煮のようにとろとろになった羊肉のおいしいこと！6Dでした。

メディナの入口、ショハダ門です。

この日は人通りも少なくて、静かなメディナを楽しむことができました。

静かです。

広々と感じます。

名のあるモスクではありませんが、白くて実にきれいですね。

地元の少年から、テラスでメディナを見ないかと声を掛けられ、のこのことついていくと、こんな感じの景色でした。

まぁ悪くはないですが、それほどでもないって感じです。で、やっぱりというか、おきまりのカーペット屋に引っ張り込まれ、あれこれ買わされそうになりましたが、きっぱりと笑顔で断り、御礼にマイルドセブンを何本かあげてやっと解放されました。

メディナ歩きを再開です。まったく適当に歩いていたら、偶然にも…

グランドモスクに着いていました。

モスクの周りを歩いていると、若者が近づいてきて、「マリファナはどうだ」などと声をかけてきました。もちろんきっぱり断りました。皆さんも絶対についていっちゃだめですよ。

メディナ内の名もないモスク。でも白と青のコントラストがほんとうにきれいです。

こんどはメディナとは反対方向に歩いて見ます。生活観ただよう庶民の町に入りました。

放し飼いのにわとりたちです。ごみとして捨てられていたトマトを食べていました。

カフェでは、おじさんたちがシーシャをふかしながらトランプで遊んでいます。

だいぶ日が落ちてきました。そろそろ夕食にしましょう。

というわけで、ホテルの近くでみつけたファストフードの店でシャワルマ（羊肉のハンバーガーみたいなもの）とコーラの夕食です。3.5Dでした。

もぐもぐ食っていると、猫がものほしそうな目で近づいてきました。

あきらかに、俺にもすこしくれと訴えています。犬みたいにこびたりせず、じっと目で要求してくるところが猫はかっこいいですね。少しおすそ分けしてあげました。

腹も膨れたところで、夜のメディナに向かいます。

昼の暑さを避けて、たくさんの人々がくりだしていました。

ピンクのネオンが、なにやらけばけばしい感じです。

この夜もきれいな三日月です。

ケロアン～チュニスもルアージュで移動しました。今回は長距離バスを一度も使いませんでした。それぐらいルアージュは便利で早いです。わずか２時間でチュニスに着きました。

チュニスのメディナへ歩きます。フランス門の手前には立派な大聖堂がありました。

メディナの入口には小さな凱旋門があります。

ここは道幅も狭く、ひととぶつからないと歩けません。ちょっとモロッコのフェズのメディナを思い出しました。

「歩き方」に載っていたレストラン、エル・アベドを探しますがまったく見つかりません。４、５人の人に教えてもらいながらやっと発見。羊肉のバーベキューです。すっごくおいしいです！6.5D。

チュニジア最後の夜は、地元のおじさんたちで賑わうカフェでシーシャを楽しみました。すると、子猫が近寄ってきました。

俺の足や、シーシャのこぽこぽとあがる泡にむかってじゃれて遊んでいました。

なんだか今回の旅は、猫にだけはもてもてだったような気がします。