2009/06/28 - 2009/07/04
224位(同エリア527件中)
ヴィータさん
さてさて、Vol.2は、いよいよヴィラ前リーフへ突撃!
リゾートをぐるっと一巡り、海中のお花畑散策へ向かいます。
そしてそして、ボート・チャーターで発見したのは、あの、憧れの大物------そう、初マンタ飛来の映像をたっぷりと!
(…と思ったら水中カメラがクラッシュ。何とかマンタの写真は残っていたものの、動画等もなく、涙涙の自称ビーチ・ハンター夫妻です)
それでもメゲズニマケズニ立ち直り、生き残っていてくれた逞しい海中写真さんたちと、新星「リリィビーチ リゾート&スパ」のオールインクルーシヴの全貌をご紹介!
モル初上陸記:ワン&オンリー・リーティラ編もどうぞ!
http://4travel.jp/traveler/1231/album/10341724/
http://4travel.jp/traveler/1231/album/10343072/
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水上ヴィラのデッキ。
ここからでも、珊瑚とドロップオフが見えます。 -
この階段をおりてゆくと・・・・
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階段の周りに、既に魚。
透明なボディの烏賊(イカ)も優雅に泳いでいる。 -
ヴィラ目の前の海中。ちょっと砂地が見えますが、立っていられる場所は殆どなく、階段を下りたら即泳ぎ出すしかないほど、珊瑚が群生しています。
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水深は浅く、身体が珊瑚に触れてしまいそう。
(私達が行った時は夕方から干潮だったので、日中存分に泳げましたが、昼間が干潮に当たる場合、ヴィラからは泳げないかも) -
このリーフの上を外洋に向かい、シュノーケリングで真っ直ぐ泳いでいくと、
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あっという間に・・・
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イエス!
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ドロップオーフ!!!
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しかもリーフの崖は、下までテーブル珊瑚!
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もちろん、魚、魚、魚!
しかも私達のヴィラの前のドロップオフには(ちょっとサンセットウォーターヴィラ寄りの場所ですが)、円形フォールのようになっている場所があり、そこに魚がどっちゃりたむろっているのです。 -
ここから潮の流れに身を任せ、リーフエッヂ沿いをジェッティ方面に流してゆきます。
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魚を見ながら、ただ流されてゆくだけ・・・
潮がうまい具合にリーフエッヂ沿いを流れてゆくので、まったく泳ぐ必要ナシ。最高の海中ホスピタリティ(笑) -
雨季で風も強かったのに、このくらいは魚が見えました。
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気が向いたらリーフの中を散策し・・・
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ニモにご挨拶。
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と、ガジガジゴリゴリ凄い音がする。
よく見ると、こやつらが軍団で珊瑚を齧りまくっているではありませんか!
ホントに凄い音で夫婦共々ビックリ。しかもこの、音をたてて食べ散らかす行儀の悪い軍団は、それだけではなく、食べては糞尿を垂れ流し、いや噴霧し、進撃していく。私達の前方、リーフ際を同方向に突き進んで行くものだからたまりません。
こやつらのウンコを避け、ウンコを浴び、「うごっ」「やめれっ」と叫びながら泳ぎ続ける私でした。 -
この一角獣くんも、最初に見つけた時は「おぉ珍しい〜」と喜んで追いかけていたのですが、あまりにそこら中に群れているもので、見かけると「なんだまたアンタらか」とガッカリしてしまう私でした。ゴメンヨ。
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ドロップオフに戻れば、時折、魚の群れが前方から向かってくる。(写真はありません。涙)
雨季なので透明度は低いものの、下層を大きな外洋系の魚が泳いでいくのもぼんやり見えた。
夫のドンは亀がいたと言ってました。 -
ゴマモンガラくん?
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海面スレスレのところでは、スレンダーな彼らが颯爽と私達を追い越し、疾り去ってゆく。
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あ、遅ればせながら・・・水中写真は、いつものように夫のドン担当。(言っとかないとね一応)
いや、雨季で濁っていることもあって、大物にはお目にかかれませんでしたが、とにかくヴィラからすぐドロップオフだなんて、こんな素敵なリーフ環境、なかなかないですよね。
がんばればそのまま島を一周できます。
変化にこそ富んではいない海でしたが、気楽に手軽に愉しめて、珊瑚もみなピキピキで、最高のハウスリーフです! -
そしてお次はいよいよボートをチャーターしての、シュノーケリングツアー。
リリィでは、「プラチナプラン」というオールインクルーシヴ・システムをとっているので、飲み物もご飯もコミコミ。ついでにドーニでのフィッシングツアーとシュノーケルツアーもコミコミ。
ですがわがままな私は、「好き勝手に泳ぎたい!」と頑固にチャーターを主張。
でも、ダイビングもやる日本人スタッフのマユさんに、「マンタが見たいの」と訴えると、マユさんは「無理ですね」ときっぱり断言。「今シーズンはこの辺にはいないようで、うちのスタッフも1度もみていませんから。お金がもったいないですよ」と笑顔で嗜まれる始末。
それでも好きな場所で好きな時間泳ぎたい私は、チャーター・トリップを敢行。
1時間3万円也でしたが・・・これが、大正解!
ボートは日除けもちょっとしかない小さなボートでしたが、この写真のガイド・トリオ、アメージング!
(しかも手を振るこの青年は本当にビックリするほどイケメンで、かつ「できる男」でした) -
そして、疾り出したらこのボート、超高速!
これならドーニと違って色んな場所に行けるぞと高笑いしていると・・・まだ5分かせいぜい10分しか経っていないのに、見晴台に立つイケメン青年が叫ぶ。「マンタやでぇ!(モル語)」
「ハ、またまたあのイケメンったら」と半笑いで見ると、本当に、マンタが浮かんでる!
「うお?!」と慌てて準備するが、あまりに急だったのでうろたえているうちにマンタは消えてしまう。
「ああ一生の不覚」と打ちひしがれていると、これまた3分としないうちに、ガイドマスターの親父が若い衆に怒鳴りながらあれこれ指示。スピンするようにハンドルを切る!
そしてまったくマンタの影も形も見えない海に、「飛び込め、早く!(モル語)」
わけもわからず飛び込み------ -
親父のあとについて、プランクトンと小魚で真っ白の海中を泳ぐ。
この白濁した海の中、どうやってマンタを探すんだ?と疑念を抱きつつ、とにかく親父の言うまま右へ左へ泳いでいくと・・・・ -
まさか、あのひらひらと羽ばたく影は?
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まさか、向こうから漂ってくるあの影は?
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まさかの・・・・
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降臨ーッ!!!!!
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「・・・・」
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2枚、3枚、いや、4枚、5枚・・・?
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…言葉で表現するのも憚られる美しさと感動でした。
親父、いや、ダイブマスター、本当にあなたは素晴らしいガイドでした。必死にマンタの後を追おうとする私を制し、「こっちだ(モル語)」「あっちだ(モル語)」と方向指示。マンタの進路を知っているように先回りし、何度も何匹もマンタを見せてくれましたね。
コバンザメを従え、正面から口を開けながら、ゆっくりと飛来してくるマンタの姿は、圧巻。手を伸ばせば触れることができる近さでした。
イケメン青年も、マスターの第1弟子なのか、素晴らしい眼をしてましたね。あなたが縦に、頭からではなく足から垂直に潜って灯台の光のようにマンタを探す姿を見た時は、ジャック・マイヨールかと思いました。
ありがとう、みなさん。
みなさんは「バラーバル?(最高)、バラーバル?」と何度も訊いてきましたが・・・もちろん、バラーバル!
あまりのスタートダッシュの良さに、つい調子に乗ってジンベイザメ捜しに行ってスカしちゃいましたけど、もう、あれだけで十分、幸せでした。マンタが去った後、そのほんの先にあった光満つ珊瑚畑も美しかったです。
ありがとう、バラーバル。バラーバル・・・・。 -
と、感動的なマンタとの遭遇で終わりたいところですが・・・引き続き、今度は夜のアイツの咆哮を。
それは、信じがたいことに、あの優美なマンタの仲間。リリィでは、毎夜8時か9時頃に、ジェッティで餌付け…というわけではなく、不要になった魚を撒いています。
するとそこに、ひらひらと言うより、わっさわっさと集まってくるのです。やたらドデカイ、アイツら・・・斑エイが。 -
これです、今まで見たエイの中でも特大サイズ。
しかも黒・灰色ではなく、薄茶と斑模様のエイばかり。
この斑野郎が凶暴で、 -
餌を取り合い、「バフッ」「ボフッ」と豚のように咆えるんです。いや、「ブヒッ」と啼く豚の方が可愛げがあるかも。
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この写真だとわからないかもしれませんが、身体を半分近く水面に立ち上げ、薄茶の弱い奴を、殴る、蹴る・・・や、叩く。
ビックリしました。 -
その横をゆらっと通り過ぎてゆくウツボやサメがジェントルに見えるほどです。
ちなみにこの残飯撒き、ジェッティ外側の外洋にも撒くのですが、そちらには、鯵だとか大きな回遊魚がやってきます。(薄明かりの下ですが、やっと大物の魚を見れました)
飲み物フリーのオールインクルーシヴなので、外国人ゲストは、ワインボトルとグラスを持ってきて、見物しながら呑んでました。 -
ここからは、その「プラチナプラン」の飲食部門をご紹介。
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砂地の素敵なバーも、もちろん飲み放題。
(カクテルは種類も少なく味も微妙だけれど、タダですし、十分満足) -
朝とお昼はメインレストランでビュッフェ。
日によって当たり外れは多少ありますが、料理、デザート、アペタイザー、種類豊富でおいしいです。
(長期滞在だと飽きると思いますが)
特にカレーはGOODです。ここのスタッフは殆どスリランカ人なのですが、シェフは多分インド人だった気が。
他の料理もおいしかったのですが、その場で茹でる自慢のパスタは・・・・(コメント拒否でお願いします) -
ここも砂地で気持ちいい。
朝と昼はいかにもダイバー、という風情の方が多かったです。
今さっき潜ってきました〜というハッピーそうな姿の。 -
こちらはアウトドアテラス席。
バーベキューナイトもあり、その時はこちらで甲殻類や牛・鹿・カンガルーなどを焼いてました。
(なぜカンガルー?!) -
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夜も同じレストランですが、ビュッフェではなく、コース料理。このコースの品数とお味は・・・うーん、もうちょっとでいいから創意工夫がほしいところです。
こちらはオン・ザ・ビーチの席。
カジュアルなリゾートでしたが、夜はみなさん、ドレスアップ。といってもコテコテのドレスアップをしてくる人は見かけませんでしたね。 -
プラチナプランでは、1ディナーだけ、こちらのアラカルト・レストランでお食事ができます。
夜はこの雰囲気とは異なり、かなりエレガントな装いで・・・・ -
海に突き出た特等席は、気分も極上です。
料理は、中華が中心だったような記憶が・・・・。 -
そして、ついにお別れの時が。
このドーニに乗って、セスナに乗り換え、再びマーレに向かいます。 -
サヨナラ、リリィ。とっても楽しかったです、ありがとう。
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さてさて、今年リニューアルしたばかりのリリィビーチ。5つ星、と評するのはちょっと違うかと思いますが、オールインクルーシヴでこのリーフでこのヴィラ。自称ビーチ・ハンター夫妻としてはもう大満足でした。
Tシャツに短パン、ビーサン姿のゲストと、リゾーターちっくなゲストが混在するちょっと不思議なリゾートでしたが、昔からのゲストも大切にしている雰囲気は好印象。GMが挨拶周りや送迎に来るわけでもなく、きっとグレード感を競っているリゾートではないのでしょう。その分、笑顔の溢れる、長閑で、かつスタイリッシュなリゾートでした。
*夏場や乾季の賑わい時の雰囲気はわかりませんが。オープン時は人が多くて大忙しだったそうです。 -
追記。
何もない空港で飛行機を待つ、あの時間。どうしたものか困ったものですが、今回、空港そばのフルレホテルのスパに行ってみました。
空港前のホテルの無料バスに乗って数分。プールのある庭の奥にあるスパは、時間潰しにはもってこいでした。泊まる部屋にはスリッパもないのに、スパにはスリッパがちゃんとある!(笑)
プールサイドのバーで時間を潰すもよし。
レストラン(メインレストランではないですが)でのディナー付きのスパセットがとても安かったです。
(了)
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