貧乏ハネムーナー、高級リゾートに行く（その６）

2008/02/09 - 2008/02/17

　今回の旅行記はバハマ旅行６日目から帰国までです。

　６日目、７日目ともに予定は何も入れず、ひたすら散歩とお土産の買い物に励んでおります。

　帰りはナッソー発の午後便でアトランタへ。アトランタで１度アメリカに入国し１泊。朝便で成田へ向けて帰国します。

エリア バハマ

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー
• 航空会社: デルタ航空

　「今日は何も予定ないし、ビーチでゆっくり寝転んでましょう」なんて言って、歩き始めた私たち。海への小道を見つけては、行き止まりで引き返すこと繰り返し早２時間。未だビーチにたどり着くことはできません。

　写真は“サンダルズ”というオールインクルーシブの高級ホテル。「いや〜、こういうホテルだとプライベートビーチとかすごいんだろうねえ」とか話しつつ、ふと気づきました。「もしかしたら“プライベートビーチ”しかないんじゃないか」

　仕方ないので、近くのスーパーマーケットでお菓子買って、すごすご退散・・・

　

　・・・するのも、なんなので、高級ホテルのプライベートビーチを“見学”してみることに。

　サンダルズは、会員制なので入れそうもないので、カジノのある某高級ホテルを“見学”することに。

　カジノがあるところは、宿泊客以外の人でも入ることはできるので、さっそく“見学”。

　そこに広がるのは、まさに高級リゾートの世界。

　宿泊客のみなさまが、くつろいでいます。きっと、チェアやパラソルももちろん無料で使えます（と思う）。

　やっぱりリゾート地ではお金使わないとだめなんだなあ、と思い知らされました。

　ふ〜んだ、我々のホテルにだって、プールあるんだもんね。スーパーで買ってきた“カリック”というバハマビールを飲みながら、夕方をのんびり過ごします。

　７日目。いよいよこの旅も最終日となりました。この日の昼食はダウンタウンのレストランで。

　予想外にお金を使っていて実弾（バハマドル）が尽きてしまったので、予備の日本円を両替しに、銀行へ。
　窓口のお姉さんに１万円札を渡すと、「はじめて見たわ」という風に、すかしたりしています。そのうちお金をひらひらさせながら、奥にいる他の職員の人たちに「ね〜、これってお金かしら〜」という感じで確認しに行ってしまいました。結局、無事両替はできたけど、日本人がいないところでは、円は価値ないんだなあ、と当たり前のことを再認識しました。

　ダウンタウンにある“セニョール・フラッグス”というお店。カエルのキャラクターグッズがいっぱい売っています。ここでカップを購入。

　ダウンタウンの波止場でヒトデやコンク貝を売っていました。

　さすがにお土産にはねえ。でも、欧米の人って、コンク貝とか買っていくんだよなあ。どうやってもって帰るんだろう？かさばらないのかなあ。

　ダウンタウンで見かけたポップな柱。

　というわけで、バハマ旅行終了。夕方の便でアトランタへ向けて飛び立ちます。

　バハマの空港では、出国審査の後、そのままアメリカの入国審査を受けます。

　入国審査の時に、英語がよく分からず、まごまごしていると、「ちょっと来なさい」と別室に連れて行かれてしまいました。嫁に状況を伝えることもできないまま。英語もろくにしゃべれないのに、ミャンマーやらインドやらの渡航暦があるのを怪しまれたのかなあ。別室で「ドルはいくら持ってる？」と聞かれたので「持ってない」と答えると（嫁の財布にまとめてた）、余計怪訝な顔されてしまいました。まあ、結局、荷物検査だけですんだけど。　

　アトランタの厳重な荷物審査をくぐり抜け、アメリカに入国。私は初アメリカです。入国審査の件で、印象は悪いけど。

　空港からピックアップしてもらい、今日の宿へ。宿は「コンフォート　イン　アンド　スイーツ　アトランタエアポート　サウス」。泊まるだけなら十分な宿です。

　夕食はバーガーキングでハンバーガー。

　ホテルでの朝食は、セルフサービス。なんとワッフル焼き器が置いてあります。これを使って、自分で焼きたてのワッフルを焼くことができます。

　帰りもデルタ航空で１４時間。長旅だなあ。機内食もまあ、ごにょごにょだし。

　帰りはアラスカ上空を通過していきます。窓の外には氷河の世界（たぶん）が広がっています。

　長旅を終え、成田空港での最初の食事にうどんを食べました。美味しかったなあ。冷凍うどんだったけど、だしが効いてて。やっぱり日本人はこれだよなあ。

　ここからはバハマで買ったお土産コーナー（自分用）。ＴＯＲＴＵＧＡで買ったラム酒セット（ライトラム、ココナッツラム、バナナラム、スパイシーラム、ゴールドラム）。ジュースで割ってカクテルにして飲みました。

　奥に移っているのはラムケーキです。

　ラムケーキです。しっとりを通り越して、ちょっとべっちゃりなくらい、ラムが効いています。

　これがおいしいんですよ！試食のときからのお気に入りで自分たちの分もしっかり購入。友達にも配りました。職場でも好評だったなあ。

　セニョール・フラッグスで買ったおそろいのカップ。

　バハマに行ってみての感想は、１遠い。２英語がしゃべれないとキツイ。３物価が高い。
　でも、そんなネガティブな感想を吹き飛ばすぐらい、海がきれい！今までの旅行の中で一番きれいな海でした。まるで、自分のイメージする想像の世界に実際に迷い込んだみたい。そんな気持ちにさせてくれるところです。

　日常からひととき逃れたいあなた、ぜひどうぞ。