とっておきv 神々の大地ギリシア周遊８日間です～。その二

2009/07/08 - 2009/07/15

２日目はアテネ市内観光とカランバカへの移動です。
市内観光は国立考古学博物館、アクロポリスの丘、パナシナイコスタジアムの見学、ゼウス神殿、シンタグマ広場の車内からの見学とお土産やに行きます。昼食はプラカ地区のタベルナで初ギリシャ料理です。
今日はメインイベントとも言えるパルテノン神殿に行くので深夜到着による睡眠不足もなんのその！モーニングコールよりも早めに起床です。
現地に住んでいる日本人のノリコさんがガイドをしてくれました。

エリア アテネ(ギリシャ)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

国立考古学博物館（逆光‥‥）。
大きな鞄とバックパック（背負うもの？）は持ち込み禁止です。ぶつけて壊さない様に配慮？
写真はフラッシュと像と並んで撮るのが禁止で、基本的には撮り放題です。

エントランスにあるシュリーマン夫妻の胸像です。
この奥さんの下着の中に財宝を隠して持ち出したんですね。

クーロス像。
左足が手前に出ているところや、髪形がエジプトの影響を受けている様です。

アルカイックスマイル。

ゼウス？ポセイドン？の像。
ゼウス像と言われてきましたが、手の構えが雷撃を投げるよりも三叉の鉾を投げているそうで、近年はポセイドン像と言われています。

手〜！。
リアルです。

馬上の少年像。
紀元前の時代にブロンズでこれだけのものを作る技術があったことと、今の時代に残って観られることに驚きます。

ボクシングをする少年。
サントリーニ島、アクロティリ遺跡の壁画です。
ピアスから少女ではないかという説もあるそうです。

アッティカ地方のイルカの壷。
ガイドのノリコさんによる二組のイルカの夫婦の話がインパクトがありました。

一組目の夫婦は奥さんが人間に狩られてしまうと旦那は悲しみのあまり岩に頭をぶつけて死んでしまいます。イルカは人間の様に情が厚いのです。二組目の夫婦は旦那が狩られてしまいます。が、奥さんは薄情にもどこかへ行ってしまいます。イルカも人間もオンナは強いという落ちです。

アンティキセラの青年像。
私にはキャッチボールをしている様に見えます。

後ろ姿〜。
お尻の持ち上がり方が素敵です。
このあたりから彫像のオケツの写真を撮るように‥‥。

有名な「アフロディーテに言い寄るパン像」。
パンはキリスト教の悪魔のモデルにされたり可哀想ですね。
「パニック」の語源でもあるそうです。

ディオニソスとパン像。
ディオニソスってひげ面のおじさんだと思ってました。美青年です。

アガメムノンの黄金のマスク。
ミケーネ遺跡でシュリーマンが発掘し、アガメムノンのマスクと言い張っていたもの。
なぜか私の中ではエジプトのメムノンの巨像と一緒になってました。

バスの中から撮影したシュリーマン邸（イリウ・メラトロン）。現在はコイン博物館になっているそうです。

バスの車内から「国会議事堂と無名戦士の墓」。
後日、自由時間に交代式を観に来ます。

バスの車内から「ハドリアヌスの門」。
ゼウス神殿は撮れませんでした‥‥（泣）。
最終日にリベンジします。

ヘロド・アティクス音楽堂。
中には入れません。
現在もアテネフェスティバルのメイン会場として使用され、5000人収容します。
後から「ヘロド・アティクス音楽堂」と判りました。
って言うか、「ディオニソスの劇場」の写真を撮り忘れました。

プロピレア（前門）。
写真の右側にあるアテナ・ニケ神殿は足場の中で見れません。

プロピレアで後ろを振り返ってみる。
世界各地から観光客が来ています。
日本人以外にも鞄のタスキがけをしている方々を多く見かけました。（日本人の特徴だと思っていました。）

プロピレアその三。
ドーリア式の円柱。
あまりの暑さに「大理石は冷たいだろなぁ」と触ってしまい、怒られました。当たり前です（反省）。

プロピレアの内側は足場が組まれ修復中でした。
午前中でしたが、働いている人影は見当たりません（笑）。

パルテノン神殿！
日差しがキツいのに遮るものがなく、地面は白い砂利なのでコ〜ンガリ裏表焼けそうです。
足場はアテネオリンピックまでに取れる予定でしたが、今後30年は取れないそうで‥‥、シェスタのある国は仕事が遅い様です。

写真は対角線に撮るのがポイントだそうです。

パルテノン神殿その２
裏手側から撮影、クレーンと足場が分かりにくいかも。

パルテノン神殿その３。

展望台。
ヒトがみっちり詰まってますが、眺めは最高です。

展望台よりゼウス神殿。

展望台よりリカヴィトスの丘。

エレクティオン。
ゼウスやアテナなど複数の神が祭られた神殿、王様たちの宮殿や教会として使われていたとのこと。

エレクティオンの南側、カリアテッド　（女神柱）。

アクロポリスの観光後、マクリヤニ地区にあるお土産屋「Alexander」に行きました。
カメオがおすすめらしいのですが、私はそんなガラではないのでサービスで出されたジュース類を飲みまくった挙句、ガイドブックのみのお買い上げでした。

ところ変わって、パナシナイコスタジアム。
第一回近代オリンピック（1896年）の会場。
2004年のアテネオリンピックの際のマラソンのゴールで、新婚さんはそのゴールラインで記念撮影をするらしいんですが中には入れませんでした。

タベルナ「XANI」。
初のギリシア料理をいただきます。
プラカ地区キダシネオン通りあたりだと思われます。周りにはタベルナやお土産屋が並んでいました。

前菜の野菜の煮込み、「ブリャーム」かな？
ズッキーニ、ジャガイモとなす、薄味だった様な‥‥。

前菜そのニ、「パンザリア（？不確か）」ビートの酢漬け。
以前にもどこかで食べたことが‥‥。エジプトかトルコで同じものを食べました。
基本的に料理が似ているから？と思い調べてみたら、世界各地で食べられているようで、特にギリシア料理というわけではないようです。

メインのスズキのソテーとピラフ添え。
普通に美味しいです（醤油は不要です）。
地中海産の魚なので身がやわらかいです（←優しい表現）。以前、地中海の魚は黒潮などの海流にもまれていないので身が締まってないと聞きました。
ピラフはアルデンテよりもはるか手前で主食用ではありません。

デザートのバニラアイス。
ギリシアの料理は基本的に量が多いです。

2004年のオリンピックスタジアム。
バスのドライバーが寄り道してくれました。
これからカランバカに向かって６時間移動です。

二泊目は「Famissi Eden」。
カランバカの街中より離れていますが、建物の背後にアギオス・ステファノス修道院が見えます。

近くにスーパーマーケットもあります。
このツアー中、ここのスーパーが一番物価が安かったです。（ミネラルウォーター 500ml*6本で1.4ユーロでした）

エレベーター。
噂は聞いていましたが、自動で扉は開きません。
エレベーターの中身（？）が来ると、明り取りから明かりが漏れてくるのでそれを合図に普通のドアのように手前に引きます。内側はアコーディオン式の扉でした。

部屋、バルコニー付です。

バスルーム。
アメニティグッズはなくシンプルですが、清潔感がありバスタブ付きです。

ホテルで夕食です。
20時30分からの食事でしたが、外はまだ明るく私たちツアーメンバー以外にお客の姿はありません。
というか、みな庭のプールで泳いでますよ。

ジャガイモベースと思われる野菜スープ。
新婚さんA夫妻の旦那さんは、旅程中ほどまで美味しいコーンポタージュスープだと思っていたそうだ。
コーンの甘みはしなかったぞ。

ポテトサラダ。
香草（イタリアンパセリ？）、みじん切りの玉ねぎ・ニンジンとオリーブ油で和えてます、多分。
結構な量なのに完食してしまいました。メインがまだあるのに‥‥。

しばらくジャガイモ系が続き、新婚A・B両夫妻の旦那たちを悩ますことになります。帰国してもジャガイモはしばらく食べたくないとのこと。

メインのショッパイ牛肉とショートパスタの煮込（笑）「ユヴェチ」。

リゾットに見えますがパスタです。

お肉はやわらかくてトマトベースのいいお味なのにパスタが塩辛くて、ポテトサラダの影響もあり残してしまいました。

食事はこのツアーでは塩分多目でしたが、これはギリシア料理全般に言えることなんでしょうか？
暑さ対策のためなんでしょうかね。

デザートのプリン。
カラメルソースがかかってます。
量が多いです。

この旅行記へのコメント （2）

• chachagogoさん 2009/07/19 20:33:21

  随分昔にここ行きました。

  一緒に行ったツアーの人と塀を乗り越えて中に入って走ってきました。懐かしかったので、ちょっとコメントさせていただきました。よろしければ当方のブログへもお立ち寄りください。その時の写真はありませんが。。。
  http://blog.so-net.ne.jp/MyPage/blog/home/

  よっしーさん からの返信 2009/07/21 22:55:21

  RE: 随分昔にここ行きました。

  よく入れましたね。監視の笛は鳴りませんでした？
  ギリシアではあちこちでピィーッ、ピィーッっと笛が鳴ってた気がします。
  私は張ってあるロープにお尻が触っただけで注意されました。