2009/07 - 2009/07
256位(同エリア382件中)
Masaさん
週末にパリから出かけたドライブ旅行。ブドウ畑が広がるブルゴーニュ地方のボーヌに宿泊。世界遺産のヴェズレー、フォントネー修道院などにも立ち寄る。
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パリから高速道路A6号線を南下して、ヴェズレーの町へ。一般道に降りて、丘の間の道を進むと、やがて遠くの丘の上に大聖堂の塔が見えてきました。
町の入口に車を駐め、町のメインストリートの少し急な坂道を上ってサント・マドレーヌバジリカ聖堂へ向かいます。人口は500人程度の小さな村で、観光客向けのきれいな店が並んでいます。 -
サント・マドレーヌバジリカ聖堂はこの日、大きなミサがあるようで、多くの人たちが集まっていました。
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終わると、たくさんの僧侶たちが出てきて、聖堂の裏の庭に設営された食事会場へと向かいました。かつての巡礼の道の起点だったこの町は、今も敬虔な信者たちを集めているようです。
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ヴェズレーを出てさらに南下し、山懐に抱かれたオータンの町へ。かつてローマ時代に栄え、ローマ遺跡が多く残っているということで、遺跡を見ようと思って立ち寄ってみました。
今ではここは小都市ですが、中心の広場やサン・ラザール大聖堂のあたりは、観光客でかなり賑わいを見せていました。 -
期待していたローマ遺跡は、思ったほど?ではありませんでした。
町外れのローマ劇場まで歩いて行きましたが、あたりは人気はありません。ローマ劇場は、後年になって積まれたような石が目立ち、それほどの印象は受けませんでした。そこから歩いて車まで戻ります。この日は、かなり晴れて暑い日でした。 -
オータンから、この日の宿泊地のボーヌまで向かう道はちょっとした山越えでカーブが連続しました。山を越えてブルゴーニュ地方に入ると、あたりの丘はぶどう畑になりました。
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このあたりの道は"Route des Grand Crus"と名付けられ、最高級品質のワインを作りだすぶどう畑が続きます。
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ボーヌの宿に到着。「ル・クロ・デ・ソニエール」は、アットホームな雰囲気の民宿で、宿主さんは自家製のリキュールでもてなしてくれました。
宿泊客との会話も楽しみながら、夕食を味わいました。他にも家族連れで来ている客がいました。こういう民宿での食事は、赤ちゃん連れでも気兼ねしないのも魅力だと思いました。
部屋も広くて清潔で、快適な一夜でした。 -
翌朝はボーヌのオテル・デューへ。貧しい人々のための病院として作られた建物です。屋根瓦が鮮やかで、晴天に映えていました。
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ボーヌから、両側にぶどう畑が広がる国道を北上してディジョンへ。
ディジョンはかつてブルゴーニュ公国の首都だったという歴史を持っています。街の真ん中には広場と宮殿があり、かつての首都としての威信を感じさせます。 -
繁華街はデパートなどもあり規模が大きいですが、日曜日とあってほとんどの店が閉まり、観光客がパラパラ歩いている程度でした。
中心部の通りには、付近のコミューン(地方自治体)のものと思われる旗が並んでいて鮮やかです。 -
ここから西へ向かい、フォントネー修道院へ。人里から離れた静かな山中に立っています。水の得やすさを考慮したためか2つの小川が交わる場所にあります。
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この修道院は、一時は売却されて製紙工場などに転用されていたこともあるようですが、きれいに保存・修復されていて、修道士たちの祈りと質素な生活の様子をしのぶことができました。
パリまで再び高速道路A6号線を北上して帰ります。パリ周辺では、日曜日夕方の帰りの渋滞に巻き込まれ、子どもも泣きだして、妻になんとかあやしてもらいながら帰宅しました。
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