2008年の旅　その29　山梨県笛吹温泉郷と富士山の紅葉

2008/10/26 - 2008/10/26

　紅葉と温泉の旅。
　気が付いたら今年もあと僅か。この一年は本当にいろんな事があった。
　紅葉の見納めと近場の温泉を楽しむ簡単なドライブに出た。
　最初は気軽に考えて富士山辺りでちょっとのんびりして温泉博士に載ってる笛吹温泉に入ればいいと考えていた。
　富士山は例年11月上旬がとてもきれいで見頃になる。でも、もしかして間に合うかな？と思って予定を変更した。麓がまだまだこれからだったのと、天気もよくてしかも冬の通行止めギリギリだったので久しぶりに5合目まで行きたくなった。
　温泉は山梨の温泉をいろいろ巡っている時に笛吹温泉郷に立ち寄った事があるのだが、今一だった。その中で何となく良さそうな温泉場を見つけ、入ろうと聞いたら1500円という。とても高くて入る気になれず、退散した想い出があった。
　今回その温泉がタダで入れるのでどうしても入りたかったのだ。入った温泉は笛吹温泉郷三富にある川浦温泉「山県館」（やまがたかん）
　今も当時のままやっていたが、周辺の工事があったり宿自体もリニューアルしたみたいで大分様子が変わった。
　近くにはフルーツパークやほったらかし温泉ほかいろいろ施設も充実し、しかもアクセスが非常によくなった。
この辺りは最近特に開発が著しく、関東からの移住やベットタウンとしても人気が出ているようである。
　

エリア 山梨市(山梨)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

　富士山周遊ラインで、富士山スカイライン富士宮口から向かった所。西臼塚駐車場。
　この辺りはまだもう少しといった感じ。その先もあるのだが、今日はやめてスカイラインを走る事にした。紅葉はそれでも進んでいる。

　一部紅葉が見事に見れた。

　来週には閉鎖される。この道も夏以外は来た事が無い。それも遠い昔。
　当時とは印象も感じも全く違ったものだった。
とてものんびり落ち着いた自然な気がする。

　とうとう５合目まで来てしまった。最初は軽い気持ちで朝霧高原を走っていた。それがなんとなくここまで来てしまったのだ。本当にいい所だった。

　風もあり、そして冷たい。人も車も思ったより多い。
　今日は朝方は雨だった。それが止んで曇り空になり、明るい曇り空になったのだから驚きである。
　富士山も素晴らしくきれいで、そして何と言っても唐松の紅葉が見事だった。
　本当に素晴らしい！こんなきれいな紅葉は初めてだった。唐松の紅葉を見に、よく出かける人の気持ちがやっと分かった。

　温泉の帰り、車のメーターが６続きになった。頭はまあ仕方ないとして、珍しいのでがんばって写真に撮った。とても嬉しい記録だ。
　今回はどうしても山県館に行きたかった。初めてこの地域を訪れた時、温泉がいろいろありながら旅館などは値段が高くて入れなかったり分からない事が多かった。唯一良さそうと直感し、「山県館」に入ろうとして聞いたら言われた言葉が1500円です。の一言。
　リベンジである。他にも今回候補があったのだが、日程が合わず、あきらめてここに集中したのだった。
　お風呂は今でも1500円。値上がってない分、安く感じる。館内はやはりリニューアルしていた。とてもきれいでお風呂も最高だった。
　しかし・・・・かけ流しは一部のようだ。混浴露天が1つ。男女内湯が１つずつ。すべて源泉かけ流しでシャワーなども温泉とうたっていたが、それはウソのように感じる。一部循環してる気がするし、量も調整している。
　内湯はアルカリ泉。露天は少し硫黄の臭いも感じた。こちらは泉質もよく感じ、かけ流しみたい。
　昼は８〜１８時まで混浴で、さすがに女性は無理な仕掛けになっている。１８時〜２０時は女性専用。
　ここが信玄ゆかりの開発発祥の地らしく、鎌倉時代からの湯らしい。
　露天は別口にあり、エレベーターで行ける。着替えが一つだし丸見え。実質早い者性別勝ち。
　帰りはのんびり帰った。ラジオからNHKFMでギター特集をやっていて聞き耳を立てた。
　よいドライブだった。

END