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 さて今回の旅の目的である宿はと言えば…。<br /><br />江差「旅亭 群来」。<br /><br /> インテリアには細部まで心が行き届いていて、言うことなし。<br />ゴミ箱、靴べらに至るまで、イラッときてしまうような興醒めなものがひとつもない。<br /><br /> 逆にあまりに感性が似ているらしく、お風呂に置かれた洗面器、グラスやお箸、コースターまで我が家で日常使っているものと同じ。<br /><br />写真はBarカウンターからロビー。

思う壺Barマダムの江差「旅亭 群来(くき)」その2…ワインとグラスとソムリエナイフ、それから2~3日分の本を抱えて宿に篭りっきり

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2009/07/08 - 2009/07/10

107位(同エリア160件中)

2

17

miu

miuさん

さて今回の旅の目的である宿はと言えば…。

江差「旅亭 群来」。

 インテリアには細部まで心が行き届いていて、言うことなし。
ゴミ箱、靴べらに至るまで、イラッときてしまうような興醒めなものがひとつもない。

 逆にあまりに感性が似ているらしく、お風呂に置かれた洗面器、グラスやお箸、コースターまで我が家で日常使っているものと同じ。

写真はBarカウンターからロビー。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー JALグループ
  • 宿のエントランスは要塞のよう。<br />「蔵群」を彷彿。

    宿のエントランスは要塞のよう。
    「蔵群」を彷彿。

  • ロビーからBarカウンター。<br />印象は、やはり「蔵群」そっくり。

    ロビーからBarカウンター。
    印象は、やはり「蔵群」そっくり。

  • 中庭。<br /><br />この宿では石が多用されている。

    中庭。

    この宿では石が多用されている。

  • こちらも廊下にある石の芸術。<br /><br />石なのにとても軟らかい印象で、通る度についつい撫でてしまう。

    こちらも廊下にある石の芸術。

    石なのにとても軟らかい印象で、通る度についつい撫でてしまう。

  •  予約時の部屋の指定は受けていないが、私たちは2泊したので鐘声と白鴎の2部屋を利用させてもらった。<br /><br />お部屋の造りはどちらも同じ。<br />違うのはカラーテイストのみ。<br /><br />こちらは鐘声。<br />

     予約時の部屋の指定は受けていないが、私たちは2泊したので鐘声と白鴎の2部屋を利用させてもらった。

    お部屋の造りはどちらも同じ。
    違うのはカラーテイストのみ。

    こちらは鐘声。

  • 濃い目の色合いの鐘声と、ナチュラルな色合いの白鴎は、いずれも家具の細かいところまでセンスが行き届いている。<br />どんなお部屋にあたるかは宿任せでお楽しみに。

    濃い目の色合いの鐘声と、ナチュラルな色合いの白鴎は、いずれも家具の細かいところまでセンスが行き届いている。
    どんなお部屋にあたるかは宿任せでお楽しみに。

  • こちらは白鴎。

    こちらは白鴎。

  • お風呂のインテリアはどちらも同じ。<br /><br />お湯は源泉かけ流しで肌触りがいい。<br />42℃くらいと言われたので少し熱いかと思ったが、あたりが軟らかいのでそのまま入れた。<br /><br />シャンプーなどの3点セットが商品ボトルのままで置いてあるのは、お土産としての販売商品でもあるので致し方ない。<br /><br /> なおこの宿には露天風呂はないが、それを望むなら他の宿へ。

    お風呂のインテリアはどちらも同じ。

    お湯は源泉かけ流しで肌触りがいい。
    42℃くらいと言われたので少し熱いかと思ったが、あたりが軟らかいのでそのまま入れた。

    シャンプーなどの3点セットが商品ボトルのままで置いてあるのは、お土産としての販売商品でもあるので致し方ない。

     なおこの宿には露天風呂はないが、それを望むなら他の宿へ。

  • パウダールーム。

    パウダールーム。

  • 白鴎のトイレ。<br /><br />鐘声とはやや色合いが違うが造りは全く同じ。<br /><br /> ちなみにパブリックスペースのトイレは青山あたりの隠れ家Barのトイレっぽい。

    白鴎のトイレ。

    鐘声とはやや色合いが違うが造りは全く同じ。

     ちなみにパブリックスペースのトイレは青山あたりの隠れ家Barのトイレっぽい。

  • アメニティはタイのTHANN。<br /><br />バンコクに行けば必ず買ってくる私のお気に入りで、こういうところまで気が合うらしい。

    アメニティはタイのTHANN。

    バンコクに行けば必ず買ってくる私のお気に入りで、こういうところまで気が合うらしい。

  •  細やかさはこんなところにも。<br /><br />無粋なお土産物売り場などなく、廊下の脇にこんな風に置いてある。

     細やかさはこんなところにも。

    無粋なお土産物売り場などなく、廊下の脇にこんな風に置いてある。

  • Barカウンター。

    Barカウンター。

  • 食後は	Barカウンターでスタッフの方にカクテルを作っていただいた。<br /><br /><br />他の宿泊客がいないので、スタッフの熊谷さんとは随分と色々なお話をさせていただいた。<br /><br />真面目にもてなそうとする姿勢が、どのスタッフの方からもひしひしと伝わってきて、この宿は本当に気持ちが良い。<br /><br />例えば、宿には残念ながら無線LANがなくケーブルを貸していただく。<br />ところがうまく接続できず、パソコンの設定を忘れてしまったと諦めていたところ、<br />「つながりましたか?」<br />とわざわざ気にかけてくださる。<br />「うちのパソコンのせいで、つながらなくて…」<br />と言ってしばらくすると<br />「以前似たようなことがあったときに、電気屋さんにいただいたパソコン設定のメモを探し出しましたのでヒントになれば…。」<br />とプリントアウトしたものをいただき、無事接続。<br /><br />普段は無線LANの設定にしてあったので、あくまでも私の方の設定の間違いであったにも拘らず、この気配りには感激。<br /><br />その他にも、何かお願いするとその先まで心を配ってくださる姿には、オープンしたばかりとは思えないプロの接客を感じさせる。<br />

    食後は Barカウンターでスタッフの方にカクテルを作っていただいた。


    他の宿泊客がいないので、スタッフの熊谷さんとは随分と色々なお話をさせていただいた。

    真面目にもてなそうとする姿勢が、どのスタッフの方からもひしひしと伝わってきて、この宿は本当に気持ちが良い。

    例えば、宿には残念ながら無線LANがなくケーブルを貸していただく。
    ところがうまく接続できず、パソコンの設定を忘れてしまったと諦めていたところ、
    「つながりましたか?」
    とわざわざ気にかけてくださる。
    「うちのパソコンのせいで、つながらなくて…」
    と言ってしばらくすると
    「以前似たようなことがあったときに、電気屋さんにいただいたパソコン設定のメモを探し出しましたのでヒントになれば…。」
    とプリントアウトしたものをいただき、無事接続。

    普段は無線LANの設定にしてあったので、あくまでも私の方の設定の間違いであったにも拘らず、この気配りには感激。

    その他にも、何かお願いするとその先まで心を配ってくださる姿には、オープンしたばかりとは思えないプロの接客を感じさせる。

  • ところでかもめ島から宿の全景を見るとこんな感じの真っ黒な平屋。

    ところでかもめ島から宿の全景を見るとこんな感じの真っ黒な平屋。

  • 窓からの景色も基本的には全室海方面だが、町なかにあるため近隣の建物が多少目に入ってしまうのはどの部屋も同じ。<br /><br />まあね、自然の眺望の素晴らしさは伊豆のT、鹿児島のTその他の宿に譲りましょう。<br />

    窓からの景色も基本的には全室海方面だが、町なかにあるため近隣の建物が多少目に入ってしまうのはどの部屋も同じ。

    まあね、自然の眺望の素晴らしさは伊豆のT、鹿児島のTその他の宿に譲りましょう。

  •  ところでこの宿、まだまだ旅行好き・高級宿フリークの皆さんに知られていないため滞在した3日間は他の滞在客なく、なんと貸切!<br /><br /> 北海道新聞とか道内のローカルテレビ番組でしか紹介されておらず、宿泊当日に発売された雑誌「ミセス」にほんの1ページ掲載されたばかりと言う全国デビュー前。<br />まさにプレ「家庭画報」紀、プレ「旅サラダ」時代。<br /><br /> 今から夏の北海道なんて、しょぼい安旅館しか予約できないと諦めることなかれ。<br /> この夏の予約もまだまだ大丈夫。(2009年7月10日現在)<br /><br /> 全国発売・放送のマスコミに露出後は予約がとれない宿になること間違いなしなので、今のうちに行くべし。<br />

     ところでこの宿、まだまだ旅行好き・高級宿フリークの皆さんに知られていないため滞在した3日間は他の滞在客なく、なんと貸切!

     北海道新聞とか道内のローカルテレビ番組でしか紹介されておらず、宿泊当日に発売された雑誌「ミセス」にほんの1ページ掲載されたばかりと言う全国デビュー前。
    まさにプレ「家庭画報」紀、プレ「旅サラダ」時代。

     今から夏の北海道なんて、しょぼい安旅館しか予約できないと諦めることなかれ。
     この夏の予約もまだまだ大丈夫。(2009年7月10日現在)

     全国発売・放送のマスコミに露出後は予約がとれない宿になること間違いなしなので、今のうちに行くべし。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ウサギさん 2009/07/11 11:05:49
    「北海道にきたどー」
    miuさん

    思わぬオヤジギャグにびっくらこいた。

    久しぶりの外泊ですよね!?
    しかも、まぁなんてスタイリッシュなお宿!

    やっぱり北海道はレンタカーですよね。。。
    本気でペーパードライバー講習を考えているところです。

    最近は温泉もすっかりご無沙汰なので、
    また宿めぐりに出掛けたくなりました♪

    ウサギ

    miu

    miuさん からの返信 2009/07/11 13:06:48
    RE: 「北海道にきたどー」
    > miuさん
    >
    > 思わぬオヤジギャグにびっくらこいた。

    北海道はでっかいどー

    参ったか!

    > 久しぶりの外泊ですよね!?
    > しかも、まぁなんてスタイリッシュなお宿!

    ここ、今すぐお勧めです。
    数ヶ月以内には予約が取れなくなるから。

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