上海～蘇州女二人旅～駐妻を訪ねて

2009/07/04 - 2009/07/07

学生時代の友人の住む上海に、
女友達と二人で出かけた３泊４日の旅。
連夜睡眠時間は４時間。
残り少ない人生の賞味期限を思い切り謳歌しました。

エリア 上海(中国)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

エアーとホテルでツアー代金５万円ちょっと。
宿泊は５星ホテル「ル・ロイヤルメリディアン」
高層階で部屋もエクセレント。ベッドもふかふか。
朝食は和洋折衷バイキングでよりどりみどり。
プールやフィットネスもあり。
どこに行くのにも立地は最高。繁華街のど真ん中。
残念ながら、遊び呆けてしまったので、
連夜ホテル滞在時間はごくわずか。
のんびりできなかったのが心残りです。

友人の案内で、火鍋を食べる。
写真じゃわかりづらいんだけど、
いわゆる一人鍋（手前が私の鍋）。
いろんな具を注文し、鍋するわけです。
パクチーとかトウミョウなども注文し、
野菜もいっぱい食べれて美味しかった。
この旅でいちばん美味しかったものかも。

火鍋の店→　DOLARSHOP（豆撈坊）
いろんなところにチェーン店がある。

南京東路
歩行者天国〜上海最大の繁華街の夜8時ごろ。
人もわんさか。



ちなみに
深夜でも人はチラホラ。
道路に水まいて清掃員がきれいにお掃除。


眠らない街っぽいなぁ。

中国版新幹線「動車」に乗って、観光客ふたりで蘇州へ。
あっという間に４０分くらいで着きます。
グリーン車でも１０００円以内で安いです。
グリーン車はペットボトルの水１本もついてきます。

ただし、一般車でも十分。
座席は快適で、グリーンとの違いは、
水が出ないこと？？？くらいのような気が・・・。

なお、中国は漢字の国。
乗車券の時間変更を窓口で依頼したときは、
紙に変更したい時間と、
「変更」「交換」「Change」など、
思いつく漢字と簡単な英語を書いて窓口に出せば、
問題なく意思が伝わります。

窓口の人も、
漢字を書いて指示してくれるので、
なんとな〜く日本人のカンでなんとかなるのです。
われらは、漢字の国のメンバーですから。

蘇州は、
世界遺産の庭園もいいけれど、
ひとつみたらお腹いっぱい…のような気がして、
拙政園のみ観光。
あとは、のんびり水郷のほとりを歩いたり、
ぶらぶらと街歩きをしました。
水郷の街並みを再現した山糖街から虎丘を往復する
遊覧船に癒されました。←こんな船で往復４０分。

人んちの軒先をかすめながら進みます。

少々バッちい水ですが、
洗濯をしたり釣りをしたり、
好き勝手にやってます。
水が汚いわけですわ。

蘇州の盛り場「観前街」。
きれいに舗装された歩行者天国。
ファッショナブルなブティックもいっぱいあります。

なお、火鍋の次に美味しいと思ったのは、
蘇州観前街で食べた屋台風の店のヌードル。
パクチーいっぱいの辛い味。
麺はいわゆる麺ではなく、
でんぷんを麺状にしたものだと思います。
ツルツル食べにくいけど、
ヘルシーで美味しい。

なお、こちらは中身があんこの揚げパン。
こちらも美味しい。

（歯形どおりですみません。）

帰りの蘇州駅
新幹線の待合所にて。
これでもか〜！というくらい、人があふれかえり圧倒。
開門すると、みな我先に〜なだれ込むので、
暑いし蒸すし、うんざりします。
人間のエネルギーにビビります。

地下鉄「人民広場」駅のコンコース付近。
これを地上に出ると、人民広場があります。

ちなみにここで、
われら観光客ふたりは詐欺に遭う（＾−＾；）

学生風男女が中国語で道を尋ねてきた。
私たちが中国人に見えたんだと。
チンタオから夏休みで来たという二人と、
しばしその場ででコミュニケーションを図る。
フレンドリーな会話で我々を油断させた後、
「ティーフェスティバルやってるよ」と誘われ、
うかつにもついていき、
一口でいっきできるほどの小さな湯のみでお茶6杯、
これで170元ぼられました。（2300円？）

そうよね〜。
誰が見ても「時計あるよ」「カバンカバン」と
日本人的に勧誘されてた我々が、
たとえチンタオから来た田舎もんから見たとはいえ、
中国人に見間違えるわけがない。
やられました。

新手のぼったくりティーフェスティバルには
要注意。

生半可英語で会話したのもマイナス要因。
向こうは英語ペラペラ。われらはほどんど聞き役。
にもかかわらず、英語を褒められたのもおかしいと気付くべきだった。
そーいえば、偽物広場（偽物を売ってる店）でも
英語を褒められたっけ。
イエスとかノーとかディスカウントくらいしか
しゃべってないにも関わらず。
他に褒めるとこないのかねぇ？？？

英語を褒められたら要注意。


つづく

左が世界一高いタワー
日本の最低基準より、柱の数が少ないとかなんとか…。

展望台からの眺めは絶景。
ちびりそうになります。

ガイドブックに載ってない船。
浦東と外灘をつなぐ、地元民のための輸送船。
バイクと徒歩の人がわんさか。
ものの5分くらいのありえない〜ような船の船内にて。
値段はひとり5角。（1元の半分）

まるで難民船。

豫園のあたり。
築数十年の木造建築に、バーキンやスタバが入ってます。
見栄えとか考えないんですかね？中国人。

しょうろんぽう発祥の地。
１階のテイクアウトは長蛇の列。
２階のレストランでゆっくり食べられます。
味も違うらしい。

たしかに美味しかった。
客は外国人観光客がほとんどだったので、
味は間違いないかと…。

メニュー。
シネうルウォーター？？？？
セブンろップ？？？？？？？




ちなみに帰りの空港免税店では売り子さん皆が、

「お菓子好きですか〜？」と日本語で声をかけてくる。


…それって、

「お菓子いかがですか〜？」ってヤツじゃないの？

Would you like　cake?



ホント、テキトーだなぁ。。。
誰でもいいから、教えてやれっつーの。

新天地。
これといって特に…。
上海の代官山？

あんがいここが面白い。
小さな路地に、新進アーティストっぽいおしゃれな店が軒を連ねる。

見上げると、そこには洗濯物が…。
生活感もありあり。

三軒茶屋の裏路地に、趣がじゃっかん似ているかも。

久光百貨そばの静安寺前のモニュメント
デパートの店内は、ほとんど日本と同じようなイメージ。
うっかり何か買ってしまいそうになります。

この近くにある、雲峰劇場で上海雑技団を観る。
友人いわく、白玉よりこっちの方が面白かったそう。

ステージは手に汗握るハラハラものから、
ジャニーズばりのイケメン少年のアクロバットまで、
決して観客を飽きさせません。
（私がもっとも楽しみにしていた、
股の間から女の子が顔を出す、
くねくねちゃんの演技も見ごたえあり！）


ただ、ところどころちょぴっと失敗したり、
新人を試しに出演させてるところが見え見えだったりと、
完ぺきなステージではないところが、また中国っぽい。

日本のショービジネスならありえないでしょう…。
くらいなテキトーさも垣間見えました（笑）。
しかし、観る価値あります。
めちゃくちゃ楽しめます。
チケットは、友人が、
日本語のしゃべれる地元のチケット屋のおじさんから、買ってくれました。

外灘エリアから浦東までは、
地下にもぐってこちらで←移動。

外灘観光隧道
全長６４６．７メートルの水底トンネルです。

こ〜んな演出や

こ〜んな演出があって、
童心にかえって楽しめます。

あっという間に連れて行かれるのに、
なんと片道40元！

観光客だから、そのくらいは払ってやるか！ってな感じ。

夜景〜浦東エリアの濱江大道から外灘をのぞむ


広々とした臨川公園で、スタバもある。
まるでお祭りのような人ごみ。
デートにおススメ！
もちろん観光にもぜひ行ってほしいです。

まるで宇宙…。
この中にはジェットコースターもあるんだって。

ちなみに、上海の夜景は午後10時で消灯。
眠らない街ではありません。


かくいう我々はほとんど眠らず、
二日続けてマッサージ三昧。

おススメはガイドブックによくある
桃源郷。（ちょい高めだけど、
ボディ１ｈ＋足つぼ１ｈで、３００元くらい。）
マッサージの力加減がやわらかくてよかった。

もう一店舗は、テキトーに看板を見て行った、
ガイドブックにはない店。
もっと安かったが、私にはちょっと痛かった。
力強いのお姉さん。

帰りは、ツアーの迎えを断って、
自力でリニアモーターカーに乗る。

すんごい速いから！！！


そして、値段もすんごい高いから。
（ひとり片道50元で、ものの8分弱）

リニアの駅までタクシーで行きましたが、
運ちゃんが、
「だったら空港まで行った方がいいんじゃない？」的な、
ことを言ってたような気がしました。
（中国語はまったくわからないから、
あくまでも想像ですが…。）

ちなみに後で気づきましたが、
エアのチケットを持ってると、2割引きになります。
ガイドブック、ちゃんと読むべきだった…。

最高速度の瞬間。

窓の外の景色の移り変わりが、
やっぱ新幹線より速いのが見てわかります。

リニアモーターカー

中国語で、「磁浮」と書きます。

おまけ

上海セレブ妻生活の友人のマンションから
見下ろす光景。

た・高い・・・。

にもかかわらず、
ベランダに出られます。
窓開きます。

ある意味、世界一高層のビル展望台より、
怖かったです。







上海総括。

エネルギッシュで面白い。
万博を前にして工事だらけ。
ほこりっぽい。
人がアバウト。
また行きたい。