2009/06/12 - 2009/06/19
320位(同エリア1016件中)
hakodadiさん
- hakodadiさんTOP
- 旅行記36冊
- クチコミ27件
- Q&A回答6件
- 74,477アクセス
- フォロワー29人
アンダルシアの旅も最後の宿泊地セビーリャ。
セビーリャを見ずして奇跡を語るなかれ。
宿泊したサンタクルス地区の迷路小路と小広場、密集した建物の壁の色(アンダルシアレッドというとか)の配色の妙。そしてシェスタの間いっとき静まる町の音。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- エールフランス JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アルコス・デ・ラ・フロンテーラからバスで約40分、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラでRENFE(鉄道)に乗り換える。駅の立派なことに驚き。
装飾タイルが全面に貼り付けらている。なおヘレスとはJerez=シェリー酒の名産地。醸造場の見学もできるらしいのだが、今回は時間がなく割愛。ヘレス デ ラ フロンテラ駅 駅
-
駅の構内もすばらしい装飾。
-
ヘレスから1時間で今回の最終宿泊地、セビリャに到着。駅で翌々日に乗るAVEのチケットを確認。タクシーで市内の中心へ。
宿泊するアパートメントホテルはタクシーが乗りいれられない。近くの広場で車を降り、狭い小路を300mくらい歩いてやっと到着。
こちらは実際に宿泊するアパートメントホテルと同一グループのホテル。アパート側では提供できないサービスはこちらで。(朝食、コンシェルジェサービスなど)落ち着けるアパートメントタイプのホテル by hakodadiさんアパルトメントス ムリリョ ホテル
-
キッチンと居間の間に背の高いカウンター。立ったままで食事をするということらしい。建物自体はかなり年季が入っているようだが、部屋の内部はリフォームされているようで、清潔。
-
こちらはベッドルーム。広くはないが快適。
-
アパートメントホテルの前の道路はさらに狭く。向かいの建物のテラスなどは手を伸ばせば届きそうなくらい。
こエリアは、カテドラルやアルカサル(王宮)のすぐ隣の狭い小路の入り組んだ、典型的な旧市街。
日中は観光客のツアーが次々と回ってくる。
こういう歴史の詰まった場所で泊まるという経験も捨てがたい。 -
早速夕方の散策に出かける。周辺の街路は、迷路のように入り組んでいる。ほとんど自動車の入れる道路はなく、荷物の搬入はほとんど人手頼り。
しかし車の排気音もクラクションも聞こえないという環境は意外に新鮮。もっとも、近隣の道路は夜になるとバルの席に早替わりして、遅くまで人の声や音楽が聞こえてくるが。 -
カテドラルの正面。装飾過多とも思えるほど、彫刻がびっしり。
セビリア大聖堂 (カテドラル) とヒラルダの塔 寺院・教会
-
歩いて5分のカテドラルの前を通りかかる。通常の観覧時間は過ぎているはずなのだが、次々と人が入っていくので便乗。
中ではなにかの行事らしく賛美歌隊の少年少女が祭壇の方に隊列をなして移動していく。
これは好都合、と信者席に座って即興の鑑賞に及ぶ。 -
ちょうどミサが始まった。
-
聖歌隊の後を神父の一団が進みます。
-
ローマのサンピエトロ寺院、ロンドンのセントポール寺院に次ぐ、世界で3番目に巨大な聖堂といわれる。イスラム人がこの地を納めていた時代のモスクの跡に建設された。内部にはコロンブスの墓やムリーリョ、ゴヤなどの絵画など、内部空間は豪華。
-
祭壇のある内陣は金色に輝き、キリストの生涯を彫刻で表現している。
-
カテドラルの平面図。
-
ステンドグラスがまぶしい
-
カテドラル内部。床の装飾がここちよいリズム。
-
セビリャを南北に貫通するグアダルキビル川。約100KM南のサン・ルカール・デ・バラメダで大西洋に注ぐ。川幅が広く、セビリャまでの水運が可能だったため、大航海時代のスペインの前進基地として栄えた。
右は「黄金の塔」。かつて遠方から帰ってきた商船の乗組員はこの塔を見て故国にもどった感慨に耽ったのだろう。
カテドラルなどのある旧市街地はこの右手後方に広がる。 -
黄金の塔の傍のサン・テルモ橋を渡って、グアダルキビル川の東岸を散策、次のイサベル2世橋を渡って、旧市街方面に向かいました。その橋の欄干に、なぜか多数の錠前が結び付けられています。何かのおまじないでしょうか?そういえば、男女名が書かれているようです。「恋の成就」を祈願?
-
夕食のレストラン。天窓のあるパティオ風。パエリャを頂く。
-
夕食は、ホテル近くのレストラン。建物内部ですがパティオ風の造り。まずはトマトの冷たいスープ、ガスパッチョ。
-
次はイカのフライ。日本でも食べられそうに思えるが、心なしか、スペイン風味?
-
ホテルからすぐ近くの公園。左側は市内中心部を貫通する大通り、メネンデス・ペラヨ通り。公園側には広い遊歩道と自転車専用道。
-
ヨーロッパの街角でよくみかける売店。新聞、バスの切符、タバコ、絵葉書まで売っている。コンビニのような存在。
-
公園内のあちこちにイスラム風のデザインが見られる。
-
公園内に立つ記念碑。真ん中の船の形の部分には、こちら側に「イザベル」反対側に「フェルナンド」とある。1492年、レコンキスタの最後(グラナダ攻略)を果たした二人の英雄は死後もこうして寄り添って、スペインの今日を見守っている。
-
記念の紋章?
-
バス停もお洒落な造り。
-
公園内にあった有料トイレ。残念ながら利用する機会はなかったが、なかなかおしゃれだし、清潔そうで、旅行客にも使い勝手がよさそうだ。ちなみに利用料金は0.2ユーロと安い。
-
アルカサルに隣接の公園。
-
女王イザベラの像。スペイン中、あちこちで見かける。
-
スペイン広場には、観光バスで団体客が次々にやってくる。比較的新しい建築なので、歴史的な由緒には乏しいが、スペインの多種多様な文化的伝統の「混侑」の様子を一度にみられるというのが特徴。
スペイン広場 広場・公園
-
イスラム式?の回廊とドーム。半円形の構造と、これらの付属意匠の組み合わせで、立ち位置によっていろいろな光景が現れる。
-
壁にもこういう装飾タイルがはりつけられている。
-
スペイン広場の床のタイル。非常にセンスのよいデザイン。
-
黄色と青の組み合わせはタイルの装飾色としては定番らしい。
-
次々に観光バスが着くが、混雑感が少ないのは、それだけ広大な前庭ということだ。もともと1929年開催の万博の際につくられた施設。
-
アルカサル(王宮)今回は内部見学をパス。王宮と大聖堂、インディアス博物館は寄り添うように、旧市街の中心に聳え立っている。
アルカサル デ セビリア 城・宮殿
-
アルカサルの正面入り口
-
インディアス博物館の銘盤。スペインの新大陸殖民の歴史資料が保存されている貴重な場所。
-
市内に一路線だけあるトラム。
-
セビーリャの中央駅。巨大な空間にスペイン国鉄自慢の新幹線AVEが。
セビーリャ サンタ フスタ駅 駅
-
マドリッド方面への新幹線AVEほか多数の列車が発着する。案内掲示板も見やすい。
-
駅構内。内部空間も巨大。
-
AVEのPreferenreクラス(一等)の朝食。トレーで個々の客席に運んでくれる。
ちなみに等級は他に CLUB(特等)とTOURISTA(2等)。TOURISTAには食事は出ない。
いまや、飛行機の機内でも近距離なら食事など出ないご時世。旅の楽しみのひとつとして、こういうのは嬉しい。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
hakodadiさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
-
アパルトメントス ムリリョ
3.08
この旅行で行ったスポット
もっと見る
セビリア(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
44