滝メグラーは普通の人が活動を停止する梅雨になると活動が活発化します。普段は水量に難のある滝が、雨後には立派な姿に変貌を遂げるからです。そんな梅雨真っ只中の６月最後の土曜日、いつもの週末より早く目が覚めたGOTOCHANは当然のように滝めぐりの準備を始めます。今年の梅雨はまだまとまった雨が降っておらず、近場の滝はこれまでの経験から水量は期待できません。しかし、せっかく早く起きたし、高速もどこまで行っても1000円だしということで日帰り遠征をしようと企みました。まだ四国の滝は手付かずということもあり、白羽の矢が立ったのが高知県の百選滝制覇です。ネットで百選滝だけの情報を集め（他の滝の情報も調べると目移りして予定がこなせなくなるので）、出発しました。<br /><br />高知県には３つの百選滝があります。家から近い順に、龍王の滝、轟の滝、そして大樽の滝です。そして結果として、ぎりぎりなんとか制覇することができました。帰宅後、これまでに見た百選滝を整理すると、４８滝になっていました（大昔観光等で行ったのも含む）。本気で百選滝制覇を考え始めました。<br /><br />轟の滝を出たのが午後４時ごろ。最後の百選滝・大樽の滝までは２時間近くはかかることを覚悟しなくてはなりません。結果的には幸いにも１年で最も日の長い時期だったので事なきを得ました。大樽の滝での滝見を終えたのが午後７時過ぎ。家に帰りついたのが１１時前。走行距離６５０ｋｍの長い１日でした。<br /><br />大樽の滝滝見難易度：２<br />参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。<br />注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

高知百選日帰り滝めぐり④　滝メグラーが行く４１　大樽の滝・日本の滝百選　高知県高岡郡越知町

3いいね！

2009/06/27 - 2009/06/27

77位(同エリア81件中)

#自然・動植物

GOTOCHANさん

滝メグラーは普通の人が活動を停止する梅雨になると活動が活発化します。普段は水量に難のある滝が、雨後には立派な姿に変貌を遂げるからです。そんな梅雨真っ只中の６月最後の土曜日、いつもの週末より早く目が覚めたGOTOCHANは当然のように滝めぐりの準備を始めます。今年の梅雨はまだまとまった雨が降っておらず、近場の滝はこれまでの経験から水量は期待できません。しかし、せっかく早く起きたし、高速もどこまで行っても1000円だしということで日帰り遠征をしようと企みました。まだ四国の滝は手付かずということもあり、白羽の矢が立ったのが高知県の百選滝制覇です。ネットで百選滝だけの情報を集め（他の滝の情報も調べると目移りして予定がこなせなくなるので）、出発しました。

高知県には３つの百選滝があります。家から近い順に、龍王の滝、轟の滝、そして大樽の滝です。そして結果として、ぎりぎりなんとか制覇することができました。帰宅後、これまでに見た百選滝を整理すると、４８滝になっていました（大昔観光等で行ったのも含む）。本気で百選滝制覇を考え始めました。

轟の滝を出たのが午後４時ごろ。最後の百選滝・大樽の滝までは２時間近くはかかることを覚悟しなくてはなりません。結果的には幸いにも１年で最も日の長い時期だったので事なきを得ました。大樽の滝での滝見を終えたのが午後７時過ぎ。家に帰りついたのが１１時前。走行距離６５０ｋｍの長い１日でした。

大樽の滝滝見難易度：２
参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

エリア

天狗高原周辺(高知)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 自家用車

大樽の滝への道は伊野ＩＣから国道３３号線を通りますが、この国道が渋滞でかなりあせりました。越知町に入ると滝への案内があり、最後この案内板の所を入っていくと行き止まりが駐車場です。ところがこの道が滅茶苦茶狭かった。この日一番でした。結局着いたのは６時１５分になっていました。
大樽の滝の駐車場。この日行った百選滝は全て立派な駐車場が完備されていました。すべてトイレつき。
駐車場にある大樽の滝の説明。小樽の滝や隠れ滝があるようでしたが結局情報不足でわからずじまいでした。
駐車場脇の土砂崩れの跡。滝見には問題ないようですが気色のいいものではありません。
この日３本目の滝にして初めて滝見道が渓流沿いでした。無名の小滝を楽しみながら歩きます。

その小滝を上流側から見たところ。
おおっ、と一瞬思いましたが滝ではなく堰堤でした。興醒めする時もありますが、水の流れが結構綺麗なんですよね。
滝見道はコンクリートで固められた歩き易い道です。賛否両論はあろうかと思いますが、安全に滝見を楽しむことができます。
最後になってちょっとだけ山道っぽくなりました。本当に最後だけです。
滝の手前にあった案内板。滝周辺は散策コースなどで整備されているようですが、どうもあまり活用されていないような雰囲気でした。

「渓流広場」とされているところにはアジサイが植えられています。そろそろ終わりかけかな。
少し進むと滝の前に架かる橋越しに大樽の滝が見えてきました。落差３４ｍということだったのであまり大きな期待はしていませんでしたが、意外と大きい滝でした。世の中には‘自称’落差５０ｍの滝がゴロゴロありますからねぇ。
滝上部。
橋の下を通って滝壺の前に出ます。
近くに来るとあまり大きさを感じなくなりました。

滝壺。
橋からの１枚。表紙の写真も橋から撮影したものです。
橋の真下に、大樽の滝の前衛滝とも言うべき小滝があります。
その小滝と大樽の滝を１枚に納められないものかとチャレンジしたのがこの写真。岩を渡り歩かなければならないので注意が必要です。
大樽の滝の全景を入れようとすると真上の橋が邪魔になります。

これにて高知の日帰り滝めぐりは終了です。いつものことですが、予習不足でタイムロスもしました。反省です。

ところで、この日の高速料金はＥＴＣのおかげで約5000円。通常料金だと20000円ほどですからなんか得した気分です。クセになりそう…