東北滝三昧山三昧の旅?　滝メグラーが行く３７　鳳鳴四十八滝　宮城県仙台市

2009/06/14 - 2009/06/14

昨秋に続き東北出張が入りました。今回は福島県。時期的に雨が心配ですが、これを逃す手はないと金曜日に休みを取り、３日間の滝三昧山三昧の旅を計画しました。大まかな計画は以下の通りです。

６月１２日（金）　前日郡山泊、乙字ヶ滝、銚子ヶ滝、安達太良山登山、米沢泊
６月１３日（土）　滑川大滝、七ツ滝、白糸の滝、法体の滝、山形泊
６月１４日（日）　蔵王山登山、三階の滝、秋保大滝、仙台空港から伊丹空港

乙字ヶ滝が福島空港の目と鼻の先にあるので、本当は逆コースにして福島空港から帰りたかったのですが、満席でやむなく仙台空港から帰ることになりました。天候はやや問題もありましたが、ほぼ予定通りにスケジュールをこなし、３日間で百選滝８本と、百名山２山をクリアしました。これで東北地方の百選滝は岩手県の不動滝と難関３滝（三条、松見、茶釜）だけとなりました。　

秋保大滝の後、時間の許す限り滝めぐりです。まずは、仙台と天童を結ぶ国道４８号線沿いの、広瀬川上流にある鳳鳴四十八滝です。

鳳鳴四十八滝滝見難易度：１
参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

エリア 仙台(宮城)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ

作並温泉を過ぎ山形方面へ走ると左手に大きな駐車場があります。まず見落とすことはないでしょう。

遊歩道に入ると案内板があります。

数分でこのような石碑の立ち並ぶ場所に出ます。ここから滝が見えます。

鳳鳴四十八滝はこのように連続する滝の総称で、実際に４８の滝があるわけではありません。日本には四十八滝と称する滝が数多くあり、滝がたくさんあることを表すことが多いようです。まれに無理やり４８の滝全てに名前をつけている場合もあります。

水量が多くなかなかの滝です。紅葉の時期も良さそうですね。

鳳鳴四十八滝のアップ。

案内板に不動滝の表示がありました。おそらくこれではないかと思います。ただこの不動滝も含めて鳳鳴四十八滝とされているようです。

不動滝の滝口。よくみるとなかなか透明度の高い綺麗な水です。

不動滝の下流は川幅が急に狭くなり、ここにも樋状の滝があります。

再度上流部の滝を見に行きました。鳳鳴四十八滝の落差は２５ｍと言うことですが、おそらく不動滝も含めての総落差でしょう。

まだ時間はたっぷりあります。国道４８号線をさらに山形方面へ向かい、山形県側の滝を目指しました。