ＧＷ　エジプト８日間の旅（５日目）

2009/04 - 2009/05

１度は観てみたかった、アブシンベル神殿へ！
アスワンハイダムに寄り、アスワンからは寝台列車に乗り移動です。

エリア アブ・シンベル(エジプト)

５日目は、とても早い集合時間でした。
何と！午前２時頃。
これから行くアブシンベル神殿へは、バスで３時間３０分もかかる道のり。
に加えて、危険な道のりなので、観光バス数十台とポリスが一緒に連なって走るそうです。
私は昨夜の腹痛はすっかり治まっていたのですが、な、な、何と！夫が「お腹の調子が悪い」と言い出すではないですか。
一応バスにもトイレはついております。が、一度トイレの近くに座った時、誰かがトイレを使用して、ニオイがかなり漂ってきたのです。なので、添乗員さんもバスのトイレの使用はあまり勧めず。夫も、何とか３時間３０分持ちこたえるよう努力することにしたようです。

バスに数時間揺られ、朝陽も見えてきました。
私は眠りこけていたのですが、夫は全然眠れなかったようです・・・。
ようやく到着！
となった時には、ガイドさんより前を行き、ダッシュでトイレに向かっていました。

ところで、これからトイレを利用するのに小銭があまりないかもしれない、と心配になった夫。
売店で、メントスを買ってきました。このメントスがなんと２０エジプトポンドもしたのです！日本円にしたら３６０円ぐらい。なんて高い！もっと安いと思っていた夫は、２０エジプトポンド札を出して、お釣りも貰えず、ただただ高いメントスを買っただけでした・・・。

さてさて、ようやくアブシンベル神殿を目指します。
右手には、ナセル湖。

テクテク歩いていると、ついに！左手に見えてきましたよ！
アブシンベル神殿が！

徐々に・・・

徐々に・・・

ようやく正面！
ＴＢＳで放送されている「ＴＨＥ　世界遺産」という番組でこのアブシンベル神殿を見て、いつか生で見てみたいな〜とは思っていたけど、こんなに早く実現するとは思っていませんでした！
この神殿は、アスワンハイダム建設計画により水没の危機にあったのをユネスコによって国際的救済活動でこちらに移築されたものです。このことが「世界遺産」のきっかけになったそうで、世界遺産第一号です。

左から２番目の像は、頭が崩れ落ちてしまっています。
ちなみに、ラムセス２世の像です。

中にも入る事ができますが、残念ながら写真撮影はＮＧです。

神殿入口の横には、捕虜のレリーフが。

近くには、小神殿もあります。
ラムセス２世が第１王妃ネフェルタリのために築いた神殿だそうです。
こちらも中に入れますが、写真撮影はＮＧ。

位置的には、こんな感じ。
ここでは、自由時間が１時間ほどあったのですが、夫の体調がよろしくないので、あまりゆっくりせず、早めにトイレのある集合場所へ。

トイレ。
小銭の心配をしていた夫なので、２人で行って５エジプトポンドを出して、３エジプトポンドのお釣りをもらいました。ちゃんと言えばお釣りももらえるものなのね・・・。

アブシンベル神殿の後は、バスに乗り、アスワンハイダムへ。教科書に載っていたのを思い出します。
ここは、エジプト滞在中で一番暑かった！
４０度以上はあったと思います。
アブシンベルの方が南だけど、早朝だったからまだ涼しかったのかな。

そのあと、サラッサラな砂のところで、砂取りタイム。
飲み終わったペットボトルに少し入れて、持って帰りました。

そして、ランチタイム。
またタジンというトマト煮。前回は白身魚だったけど、今回はお肉だった気がします。

ご飯とポテト

デザート

ランチの後は、香水屋さんへ。
キラキラきれいな香水瓶がたくさん！
一番テンションの上がったお土産屋さんでした。

ちょこっとアスワンスークにもお立ち寄り。
何も買わなかったのですが。

アスワン駅へ。

この年期のこもった寝台列車に乗り込みまーす。

中は、こんな感じ。
２人１組の個室です。

水がちょろちょろしか出ませんが、きちんと洗面台もありました。

夜ご飯は、こんな感じ。

お疲れだったので、車掌さんにお願いして、早めにベッドにしてもらいました。
足がのばせて、意外と快適。
約１２時間の列車の旅です。
翌朝、ギザに到着します。