No.33① のんびり！？ポルトガル個人旅行（リスボン・シントラ・ロカ岬）

2008/11/01 - 2008/11/09

○なぜ、ポルトガル！？
　ひさびさにヨーロッパに行ってのんびりしたい！
行くのは冬だし、行ったことのない国で、暖かくて、治安がいい場所がいいなということで、ポルトガルに行ってきました☆
　ポルトガルといえば、ユーラシア大陸の西端、ザビエル、種子島。ガイドブックを見ると、私の好きなお城、宮殿etc。世界遺産がいっぱいです♪
　のんびりしたかったので、北のポルトなどは諦め、南ポルトガルのみを周りました。毎日ホテルが変わるのは忙しいので１ホテルに２〜３泊の「のんびり！？プラン」にしたつもりが、結局観光で忙しい旅となりました^^;
　下調べによると、ポルトガルは、電車よりバスが便利らしい。でも、ガイドブックを見ると１日３本とかいう路線もある。あらかじめ、ネットで時刻は検索できるみたいなので、ちょっと面倒くさかったけども、バスの時間を全て調べあげました^^;（我ながらマメかも）

【スケジュール】
?11/1（土）11:55関空→16:15アムステルダム
　　　　　　20:50アムステルダム→22:50リスボン　リスボン泊（ホリデイ・イン）
?11/2（日）リスボン観光　リスボン泊（ホリデイ・イン）
?11/3（月）シントラ・ロカ岬観光　リスボン泊（ホリデイ・イン）
?11/4（火）リスボン→ナザレ　ナザレ泊（マレ）
?11/5（水）オビドス観光　ナザレ泊（マレ）
?11/6（木）ナザレ→リスボン　リスボン泊（ムンディアル）
?11/7（金）エヴォラ観光　リスボン泊（ムンディアル）
?11/8（土）7:00リスボン→11:05アムステルダム
　　　　　　15:25アムステルダム→　機中泊
?11/9（日）10:25関空着

エリア ポルトガル

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: KLMオランダ航空

【１日目】11月1日（土）

22:50リスボン到着。
ガイドブックに到着ロビーからタクシーに乗ると悪質な運転手がいるので、出発ロビーから乗るのがオススメと書いてあったので、出発ロビーから乗った。
７ユーロくらいだったので、ぼられていなかった。小銭がなかったので、10ユーロ渡して、おつりはいらないといった。

ホリデイ・イン・コンティネンタルの部屋。今日から３泊予定。床がフローリングでステキなお部屋♪

【２日目】11月2日（日）

７時３０分に起きてゆっくりホテルで朝食を食べて１０時にホテル出発！

今日の予定はベレン地区観光。

海を眺めながら路面電車に揺られ、１１時３０分にジェロニモス修道院へ到着。
私たちはベレンで降りる予定だったのでもっと乗っていようと思っていたら、皆降りてしまった。
どうも終点らしい・・・。
仕方なく予定を変更してジェロニモスから見学することにした。

ジェロニモス修道院は観光客でいっぱい。
さすが世界遺産。
入り口が分かりにくかったけど、なんとか修道院の中へ入った。

聖歌隊発見！
私たちは、座って聖歌隊の歌に酔いしれた♪
音が響いて雰囲気最高！
この後、修道院の隣の国立考古学博物館と海洋博物館も見学した。

この修道院の最大の見どころは、中庭を囲む回廊らしい。

１３時すぎ、ベレンの塔に到着。
海辺にベレンの塔、発見のモニュメントが並んでとても綺麗だった☆
ベレンの塔では、上にあがるために10分近く並ぶ。「なんで、こんなに並んでるんだろ」と思ったら、上に行くための階段がすごく狭くて一方通行。
上がる人と降りる人のすれ違いポイントがあって、上から降りて来る人と譲り合いながら一番上を目指す。

やっと一番上へ到着！
ジェロニモス修道院、発見のモニュメント、４月２５日橋などが見渡せて絶景だった。

こちらはベレンの塔の海側の景色。

ベレンの塔、街側の景色。

13：30、発見のモニュメントに向かう。
1960年にエンリケ航海王子の500回忌を記念して造られたモニュメント。
モニュメントは想像していたよりも大きく、中に入ってエレベーターで屋上まで上がることができた。

モニュメント前の広場には、大理石のモザイクで世界地図と各地の発見年号が記されている。
日本到達年号は１５４１年。
いろいろな地域がいつ発見されたか見るのが、けっこう面白かったので、見入ってしまった！

ベンツのＳＬ発見！
カッコイイ！
やっぱり絵になる〜。

１４時半頃、やっと昼食タイム♪
目星をつけていた「パステイス・デ・ベレン」に入った。
ここはナタが有名。
入り口はすごく人がいっぱいだったので、席が空いてるか心配だったが、この店はすごく奥行きがあって、奥の方はいっぱい席が空いていた。
ナタだけだと昼食としては物足りないのでピザも食べた。安くておいしかった♪

○リスボン美術館めぐり（写真なし）
・ベレン地区から路面電車を途中下車して駅から階段を上った高台にある国立古美術館へ行った。降りる駅を見逃して１駅歩くハメになった・・・。ベレン地区の世界遺産は観光客でいっぱいだったのに、ここにはほとんど人がいなかった。ここでの目的は、昔教科書で見た狩野派の南蛮屏風！想像よりすごく大きな屏風だった。
・次は、グルベンキアン美術館。日曜無料なのでどうしても今日行きたくて、入場は１７時１５分までのところを、必死で走ったりして、ギリギリ駆け込んだ。ここでの目的は、ルーベンスの「ヘレナの肖像」。絵以外にもエジプトの彫刻や、家具などいろいろなものが展示されていて面白かった。

○いきなりのトラブル（＞＜）
やっとホテルへ戻り、ゆっくりくつろごうと思ったら、スーツケースの鍵がない（汗）
ダンナが、「道具があれば何とかなる」というので、ホテルから一番近そうな「コロンボ・ショッピングセンター」へタクシーで向かった。
中は地元の人でいっぱい。さっそくスーパーへ向かい、道具をゲット。ついでに水やらお菓子やらも購入。晩御飯がまだだったので、フードコートのケンタで食べた。ショッピングセンターにはたくさんの店が入っていて見たかったけど、かなり歩いて疲れていたので食後はすぐにホテルへ戻った。無事、スーツケースも空いた！（でも鍵は閉められなくなった・・）

【３日目】11月３日（月）

６時半に起きて、８時４０分ホテル出発。エントレカンポス駅へ。
切符の買い方が分からなくて、買うのにけっこう時間がかかった。地下鉄の券に加算しようと、光っているところに入れたら、お札を入れる所だったみたいで、吸い込まれたまま、出てこなくなった。
国鉄にのって、途中の駅で乗り換えて、9：50にシントラに到着。
観光案内所へ向かい、シントラのバス一日乗り放題券はどこでもらえるか尋ね、地図をもらった。
そして、１日乗り放題券を購入。
10：25発のロカ岬行きバスに乗車し、11：04にロカ岬に到着。

ユーラシア大陸、最西端！
ロカ岬は、風が強くてとても寒かった。
下を覗くとすごい断崖絶壁！

ポルトガルの詩人、カモンイスが詠んだ、詩の一節を刻んだ石碑。
「ここに地果て、海始まる」と書いてある。
ロマンティック♪

キャンピングカー発見！
私もこんな車でヨーロッパ中を旅したいな〜。
すごく寒いので、お土産や喫茶店で次のバスまでの時間をつぶした。
そして12：04のバスに乗車。

13:00シントラ着。
遠いところから攻めようと思ったけど、巡回バスは丁度出発したばかりだったので、王宮まで歩くことにした。
途中で馬車発見！

とりあえず、お腹が空いてきたので、適当に流行ってそうなレストランで昼食。

ステーキとピザ（マルゲリータ）を注文。
店内は観光客でいっぱいだった。
味は普通。

14:30、王宮を見学。
14世紀、ジョアン１世によって建てられた、かつての王家の夏の離宮。
王宮から見たムーア城。

王宮内。
アズレージョが綺麗。
中は、家具が少なく、ガランとしていた。

王宮の台所。

王宮前のレプブリカ広場。
ムーア城が見える。
焼き栗を売っていた。

巡回バスにのって、15：00ムーア城跡到着。
ムーア城跡は、山の頂上あたりにあって、バス停から城跡まで、片道１５分かかる。
せっかく遠くから来たので、頑張って歩いて、全部観光した。
7〜8世紀にムーア人によって築かれたが、1147年アフォンソ・エンリケス王によって落城され、現在は廃墟のようになっている。

眼下の景色は最高♪
下に王宮をはじめとするシントラの街並が見えて、とてもきれかった。

ちょっと天気が悪くなってきた。
さっきと反対側を登ってみる。

ムーア城からみるペーナ宮殿。
けっこう離れているなあ。

次は、ペーナ宮殿へ向かう。
地図を見ると歩いていけそうな気もしたけど、バス乗り放題券もあるので、バスで向かった。
バス停から、ペーナ宮殿の入り口まではかなりの坂で、けっこうきつかった。
16：00ペーナ宮殿到着。

変わった彫刻発見！

宮殿の中は、当時の家具がきれいに保存されていて、すごく見応えがあった。
写真禁止だったので、絵はがきを１枚かった。

あれは何だろ。

この後、もう１カ所行きたいところがあったが、もう閉館の時間だったので、あきらめて駅へ向かい、17：15発の電車に乗り、18：00エントレカンポス駅へ到着。夕食は、出かけるのがしんどかったので、日本から持参した缶詰等を部屋で食べた。