2009/06/15 - 2009/06/16
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area88さん
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北明館のマシンガントーク女将に別れを告げ、本日の宿である蔦温泉を目指す。女将さんから、お土産にだし昆布とモズクみたいな海藻を頂いた。
下風呂から蔦温泉までは、約140kmの道のりである。
途中、八甲田にある田代平湿原に寄った。レンゲツツジが花壇のごとく満開であった。
宿泊は蔦温泉旅館。想像以上によかった。
硫黄泉好きのボクは、無色の温泉はあまり好まないのだが、この蔦温泉のお湯と風呂は素晴らしい。
そして、翌朝からは八甲田大岳の登山を敢行
気持ちよかったあー。
※画像は、毛無岱湿原の木道、白いつぶつぶは、チングルマ
<八甲田の旅程>
6/15 下風呂温泉→田代平湿原→蔦七沼→蔦温泉
6/16 蔦温泉→酸ヶ湯
<温泉リスト>
斗南温泉(むつグランドホテル)-\500
恐山温泉-\500※入山料
薬研温泉(かっぱの湯)-無料
下風呂温泉(北明館)宿泊-\8,500
蔦温泉 宿泊-\8,550
酸ヶ湯-\600
藤七温泉(彩雲荘)宿泊-\11,700
玉川温泉-\600
乳頭温泉(鶴の湯)宿泊-\8,550
国見温泉(石塚旅館)-\500
横手温泉(ホテルプラザアネックス横手)宿泊-\6,500
川原毛大湯滝-無料
泥湯(奥山旅館)-\500
須川温泉(須川高原温泉)-栗駒山荘に泊まると無料
須川温泉(栗駒山荘)宿泊-\13,800
鳴子温泉(滝の湯)-\150
<トレッキングリスト>
田代平湿原
蔦七沼
八甲田大岳 http://yamachizu.mapple.net/mt01-0011/
八幡平 http://yamachizu.mapple.net/mt01-0012/
秋田駒ケ岳 http://yamachizu.mapple.net/mt02-0013/
抱返り渓谷
小安峡
栗駒山 http://yamachizu.mapple.net/mt02-0017/
鳴子峡
-
9:30に下風呂を出発
途中、野辺地のファッションセンターしまむらに寄る。
なぜ、「しまむら」かというと、寒いからだ。
出発前に寒さ対策として、上着を一枚用意したつもりだったけど、荷物に見当たらなかった。
むつ市のユニクロにも行ってみたけど、もう長袖は販売してなかったのだ、店員さんにこんなに寒いのにーと愚痴ってみたが、ユニクロでは、全国全店同じ商品ぞろえだそうだ。
それにしても、しまむら。
流石である。
トレーナー風のパーカーを発掘。
500円♪
ちなみに、結構気に入っている。 -
13時過ぎに田代平湿原に到着。
八甲田温泉遊仙という温泉宿の前なのだ。
まず、昼飯。
今回は、鍋とかで使うガスコンロを持ってきた。
これで、お湯を沸かし、カップラーメンをすする。
結局、まともな昼食は一回も無かったような気がするけど、節約節約。 -
お腹も膨れて、意気揚々と出発
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レンゲツツジ
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見事なまでに満開で咲き乱れてました。
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-
まるで、人工的な花壇のようでした。
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こっちは、ワタスゲの道
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ワタスゲ
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田代平湿原には、小1時間ほど滞在。
つつじとワタスゲに満足し、森の道を蔦温泉に向う。 -
蔦温泉旅館
歴史を感じさせる建物。
入り口に郵便ポストがあるのがグーです。 -
これが有名な階段らしい。
本館から、最安の部屋がある別館へ行くためには、必ず通らなければならない蔦温泉最大の難所である。
全部で87段とか言ってたな。
登り切ったら、ぜーぜーしてた。
とても笑えない。 -
部屋
6畳なのでせまい。
までも、8,550円というコストを考えれば納得。
なんとテレビまで付いてる!意外だった。
ちなみに、我らの加入している社保が保養所契約していたために、JTB経由で予約するとひとりあたり4,000円の補助金が出た。
つまり、4,550円で泊まったわけだ。
まきおマジックだ。
実は、補助金が候補だった猿倉や青荷を押しのけた最大の理由だったりする。 -
早めに着いたので、沼巡りに行く。
途中、蔦七沼か蔦六沼か、でまきおさんと言い争いとなった。
結論
一般的には蔦七沼(蔦沼、月沼、長沼、菅沼、瓢箪沼、赤沼)というのだが、蔦温泉からの沼巡りコースは、六沼までで赤沼が含まれれていない。
赤沼は、赤倉岳へ登る道の途中にあり、蔦温泉から5?ほど離れているのだ。 -
ジャングルのようなうっそうとしたブナ林を進んでいく。
これが気持ちいいんだ。
夏は最高の避暑コース
木々で覆われて、ほとんど日を浴びない感じ。 -
蔦沼
七沼中で、一番大きい沼。
ガスで、視界が悪く、向こう岸はさっぱり見えない。
幻想的な風景だった。 -
まるでジャングル
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鏡沼
-
長沼
斧を落としたら、女神が現れそう。 -
ほかの沼は省略
-
宿に戻って、さあ風呂だ。
この風呂は、蔦温泉メイン風呂の「久安の湯」
この写真だと狭く見えるけど、相当広いです。
木の香りと、まったりとした風景
平日だけに、客も少なくて、ボクの貸切。 -
最初に不思議に思ったんだけど、風呂に水道がひとつも無い。
ボディーソープやシャンプーはあるのに。
この田んぼの「田」の木枠が湯を汲む場所なのだ。
この枠に桶を入れて、湯を汲んで体を流す。
お湯は、汲んでも汲んでも減らない仕組みみたい。
素晴らしい。
後で宿の人に「なんで田なのか聞いてみたら」
子供が落ちないようらしい。
結構深いそうだ。 -
湯船と洗い場に段差がほとんど無い。
お湯がこんこんと流れ、床に注いでいく。
湯船に使っていなくても、湯船から流れてくるお湯で、何処にいても、お湯を感じられるのだ。
素晴らしい。 -
ボクのデジカメは、オリンパスのμ1030SW
当時、5万円近くした
完全防水てか、10m防水である。
このカメラを湯船の中に入れて、撮影してみた。
蔦温泉最大の特徴
湯船底の板の間から、ぶつぶつとお湯が湧き出てくるのだ。
ちなみに、温泉につけたのは初めて。。。
ちょっと不安だが、硫黄泉じゃないから大丈夫かなー・・・。 -
見えずらいけど、こんな感じ。
要は、お湯が流れてくるわけではなく、風呂の下が源泉なのだ。
源泉の上に風呂を作ったわけだから、引き湯をしない。
なんて素晴らしいんだ。 -
こちらは、泉響の湯
これも写真だとせまく感じるけど、十分な大きさです。
ここも水道は無く、右側のからお湯を汲む。
泉響の湯は、男女が別々にありますが、さきほどの久安はひとつしかないので、男女交代制です。 -
あともう1点
泉響も久安も天井がめちゃくちゃ高いです。
なので、内湯でありながら、熱がこもらず、快適に入浴できるみたい。 -
さっきの階段の夜バージョン
-
建物の歴史を感じさせる1枚
酸ヶ湯とか、万座温泉ホテルを思い出した。
ちなみに、本館が一番古くて大正の建物
次が別館
西館は、鉄筋のいまどきの建物です。
あと、本館のが古いのですが、その良さ分で、料金は別館より高いです。あと本館は部屋食。
貧乏人は、別館
部屋食が希望とか、古い建物好きなら、本館
設備を望むなら、西館となりますね。
風呂で本館どまりの人と話しましたが、鍵がないとぼやいてました。
本館の部屋は、鍵がかからないみたいです。 -
夕食
想像よりも普通。 -
鍋物
白いのは、山芋。
コレ旨いです。
・・・朝食の撮影を忘れた。 -
翌朝、9時前に宿を出発して、酸ヶ湯へ向う。
八甲田大岳を酸ヶ湯コースで登るためです。
まず訪れたのは、懐かしの酸ヶ湯地獄沼。
酸ヶ湯の隣にある沼なのですが、完全にお湯、それもいい湯温です。
酸ヶ湯でお金を払わなくても、無料で酸ヶ湯のお湯を楽しめそうですが、この沼に入浴してる人を見たことはありません。 -
酸ヶ湯で、お昼のオムスビを購入した後、酸ヶ湯インフォメーションセンターで登山道のチェック
-
さあ、八甲田大岳登頂開始
出発は、9時40分 -
新緑の黄緑色の木々をぬって歩く。
前半は、傾斜も緩やかで楽な行程だ -
時折、雪渓の残る道を歩くことになる。
-
一歩踏み外すと谷へ落ちそうな場所もある。
-
ところどころにイワカガミが群生してた。
-
途中、目的地である大岳頂上を横目に見ながら登る
-
途中、湿原のある場所は、ちゃんと木道を設置してる。
こんな場所にどうやって。
とよく思う。 -
登り中、最長の雪渓
これが長くて、見た目以上に傾斜もあったので辛かった。 -
どの山も一緒だけど、最後の登りはキツイのだ
-
11:40 八甲田大岳登頂!
登りは2時間で、予定より少し早いぐらいかな -
ガスってて、頂上からの景色は皆無。
カップラーメンと酸ヶ湯で買ったオムスビを食べたんですけど、ジッとしていると寒いです。
登山者は他にもいたのですが、皆そそくさと折下り始めてました。
我らも、20分ぐらいの滞在で下山開始 -
頂上から眼下に見える非難小屋まで、大きな下りの雪渓がありました。
傾斜もかなりあるので、滑らないように注意しながら進みます。
なぜか、まきおさんはスノーボーダー。。。 -
下りは、登りとは違い、少し迂回しながら毛無岱湿原を通るコースを歩きます。
毛無岱湿原は、ながーい木道が整備されてました。
ホント長いです。2,3キロは続いてるかと思われます。
かなりの木道好きで、湿原見つけたら、必ず歩いてるような人間ですが、1方向にこれほど長い木道は過去に無かったかと。 -
水芭蕉
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チングルマ
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ながーい木道が続く
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奥にうすーく見える山々が、南八甲田連峰らしい
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まだまだ続く木道
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酸ヶ湯が見えてきた。
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13:45 酸ヶ湯到着
下りは、1時間40分ぐらい
八甲田大岳よかったです。
登りに2時間、下りに1時間40分と短めで。
登りの下りが違うコースで、スタート地点に戻ってこれるので便利だし。
ガスってても、道に迷いそうな場所もない。
この時期涼しいので、歩きやすい。
とくかく最後の長い木道に感動。
チングルマやミズバショウ、山桜やヤマアジサイも見れます。 -
一旦、ビジターセンターのある駐車場に戻ってから、日帰るべきかひとしきり悩む。
そばには、猿倉や谷地もある。
今夜の宿である藤七までは、ここから130キロぐらいあるのだ、時間的にも余裕は無いので辞める選択肢もある。
結局、目の前にある酸ヶ湯に入ることにした。
酸ヶ湯は前回の東北旅行で宿泊してるので、2回目だ。
改めて、入浴してみてどう感じるか知りたかった。
・・・入浴後の感想
酸ヶ湯は酸ヶ湯である。
やっぱ、酸性が強すぎる。いつものように湯船で顔を流したら、それ以降、顔中ヒリヒリする。
もとは、今日の日焼けの影響なのだが、顔をつけるべきではなかったと後悔。
特徴がありすぎる湯。
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