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ユーゴスラビアに入国しなくて一番ほっとしていたのは、私かも知れなかった。ユーゴスラビアに入国する際、外貨申請書なるものを提出しなければいけないが、「バスで入国した際にどこでその書類を入手するのか?」などの詳細は全くわからなかったからだ。(オフリドに行く際にバスの中で出会った男性は、「外貨申請は1000ドルを超える時だけすればいい」とは言っていたが。)<br /><br />イスタンブールにバスで戻ると決まったところで、バスのチケットを購入した。(30ユーロ位)そして、午後17時に旧スコピエ駅横のバスステーションに行くように言われた。バスチケットを購入してから出発まで1時間あったので、マクドナルドに行き夕食を食べた後に、バスステーションに行った。<br /><br />結局、一度もスコピエの町を散策することも無く、「二度とこの場所に来るものか(オフリドはもう一度いきたいと感じたが)」と思いながら、5時前に到着したバスに乗り込んだ。5時ちょうどにイスタンブールに向けてバスは出発した。バスはオフリドを行き来するバスとは違いベンツ製だったので、乗り心地も最高だった。このバスの中では特に誰と話すと言うわけでもなく静かだったので、この時は快適なバス旅ができると思っていた。<br /><br />バスはしばらく走り、ブルガリア国境のマケドニア側の検問所に着き、ここを難なく通過することができた。まもなくすると、ブルガリアに入国するための検問所にたどり着いた。バスが止まると同時に、迷彩服を着たブルガリアの国境警備官がパスポートを集めるために、バスの中に入ってきた。私達の番になり、私達日本人だけ「Torigai Satoru, Sawada ・・・」と一人一人の名前を大きな声で読み上げ、パスポートを持っていった。<br /><br />しばらくすると、バスに乗っている車掌からパスポートが返却され、ブルガリアに入国することになった。バスはさらにブルガリアを縦断する形で走った。その間、午前0時くらいに食事休憩が取られた。ブルガリアと言えばヨーグルトなので、ヨーグルト、そしてパンとグリルされたチキン(3ユーロ)を食べた。当然ながら、私達は現地の通貨を持っていなかったので、ユーロで料金を払った。(おつりは、今後使う予定の無い、ブルガリアのお金とドイツマルクだった)<br /><br />ブルガリアヨーグルトの味はというと、まさしく明治ブルガリアヨーグルトそのものの味だったので、特に何の感動もなかった。<br /><br />食事休憩の後、バスは再び走り始めた。バスの中から見たブルガリアの町の印象は、「ものすごく裸電球の家が多く、懐かしさを感じる風景だな」と言う印象だった。<br /><br />午前2時になり、ブルガリア・トルコの国境に着いた。ブルガリアの検問所では入国時とは異なり、入国管理官が乗ってきてパスポートを預けるのではなく、私達がバスから降りて、パスポートにスタンプを貰いに行かなければいけなかった。ここではトイレ休憩も兼ねており、私はトイレに行っていた。<br /><br />私がトイレからでると、私を乗せないままバスがトルコ国境に向かって走っていた。どこからか、友人が「兄さん」と言う言葉が聞こえ、私はブルガリア・トルコの検問所の間を走って通過した。そして、トルコの入国審査に臨んだ。「何回トルコに入国するんだ?(この旅3回目のトルコ入国)」という感じで、入国管理官が私達を見ながら、スタンプを押してくれた。<br /><br />スタンプを押してもらいバスに戻ると、バスの車掌が乗客全員に「トルコの税関に行く際にこの黒い袋(中身はタバコ)を持って降りて」と言った。私達にも同様にそのようなことを言われたのですが、私は「運びたくない。(運び屋になりたくはなかったので)」と車掌に言った。車掌は「なんで?」と言う顔をしていたが、私達は無視をした。ある乗客の一人も「ムスリムと日本人は友達だから、持ってくれないか?」と言ったが、私は前述したように運び屋になる気は全く無かったので、彼らの申し出を断った。そのあと、乗客、車掌と私達の関係はたちまち悪化し肩身の狭い思いをした。<br /><br />税関に到着し、「荷物を全部持って降りろ」と言われた。私達以外の乗客は全員同じ銘柄のタバコの入った黒い袋を持っているという滑稽な光景を目にした。私たち以外は全員持っている荷物をトルコの税関職員に開けられていた。私は「運び屋なんかするから、トルコの税関職員から信用を失いかばんを全部開けられるんや」と思った。次から次へと入ってくるバスでもこの滑稽な様子を目にした。<br /><br />税関での荷物検査が終了し、バスがトルコへ向けて走り出し、イスタンブールのオトガルに着いたのは午前8時だった。

チュニジア・東欧旅行記17(スコピエ~イスタンブール)

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2002/01 - 2002/01

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SATORU

SATORUさん

ユーゴスラビアに入国しなくて一番ほっとしていたのは、私かも知れなかった。ユーゴスラビアに入国する際、外貨申請書なるものを提出しなければいけないが、「バスで入国した際にどこでその書類を入手するのか?」などの詳細は全くわからなかったからだ。(オフリドに行く際にバスの中で出会った男性は、「外貨申請は1000ドルを超える時だけすればいい」とは言っていたが。)

イスタンブールにバスで戻ると決まったところで、バスのチケットを購入した。(30ユーロ位)そして、午後17時に旧スコピエ駅横のバスステーションに行くように言われた。バスチケットを購入してから出発まで1時間あったので、マクドナルドに行き夕食を食べた後に、バスステーションに行った。

結局、一度もスコピエの町を散策することも無く、「二度とこの場所に来るものか(オフリドはもう一度いきたいと感じたが)」と思いながら、5時前に到着したバスに乗り込んだ。5時ちょうどにイスタンブールに向けてバスは出発した。バスはオフリドを行き来するバスとは違いベンツ製だったので、乗り心地も最高だった。このバスの中では特に誰と話すと言うわけでもなく静かだったので、この時は快適なバス旅ができると思っていた。

バスはしばらく走り、ブルガリア国境のマケドニア側の検問所に着き、ここを難なく通過することができた。まもなくすると、ブルガリアに入国するための検問所にたどり着いた。バスが止まると同時に、迷彩服を着たブルガリアの国境警備官がパスポートを集めるために、バスの中に入ってきた。私達の番になり、私達日本人だけ「Torigai Satoru, Sawada ・・・」と一人一人の名前を大きな声で読み上げ、パスポートを持っていった。

しばらくすると、バスに乗っている車掌からパスポートが返却され、ブルガリアに入国することになった。バスはさらにブルガリアを縦断する形で走った。その間、午前0時くらいに食事休憩が取られた。ブルガリアと言えばヨーグルトなので、ヨーグルト、そしてパンとグリルされたチキン(3ユーロ)を食べた。当然ながら、私達は現地の通貨を持っていなかったので、ユーロで料金を払った。(おつりは、今後使う予定の無い、ブルガリアのお金とドイツマルクだった)

ブルガリアヨーグルトの味はというと、まさしく明治ブルガリアヨーグルトそのものの味だったので、特に何の感動もなかった。

食事休憩の後、バスは再び走り始めた。バスの中から見たブルガリアの町の印象は、「ものすごく裸電球の家が多く、懐かしさを感じる風景だな」と言う印象だった。

午前2時になり、ブルガリア・トルコの国境に着いた。ブルガリアの検問所では入国時とは異なり、入国管理官が乗ってきてパスポートを預けるのではなく、私達がバスから降りて、パスポートにスタンプを貰いに行かなければいけなかった。ここではトイレ休憩も兼ねており、私はトイレに行っていた。

私がトイレからでると、私を乗せないままバスがトルコ国境に向かって走っていた。どこからか、友人が「兄さん」と言う言葉が聞こえ、私はブルガリア・トルコの検問所の間を走って通過した。そして、トルコの入国審査に臨んだ。「何回トルコに入国するんだ?(この旅3回目のトルコ入国)」という感じで、入国管理官が私達を見ながら、スタンプを押してくれた。

スタンプを押してもらいバスに戻ると、バスの車掌が乗客全員に「トルコの税関に行く際にこの黒い袋(中身はタバコ)を持って降りて」と言った。私達にも同様にそのようなことを言われたのですが、私は「運びたくない。(運び屋になりたくはなかったので)」と車掌に言った。車掌は「なんで?」と言う顔をしていたが、私達は無視をした。ある乗客の一人も「ムスリムと日本人は友達だから、持ってくれないか?」と言ったが、私は前述したように運び屋になる気は全く無かったので、彼らの申し出を断った。そのあと、乗客、車掌と私達の関係はたちまち悪化し肩身の狭い思いをした。

税関に到着し、「荷物を全部持って降りろ」と言われた。私達以外の乗客は全員同じ銘柄のタバコの入った黒い袋を持っているという滑稽な光景を目にした。私たち以外は全員持っている荷物をトルコの税関職員に開けられていた。私は「運び屋なんかするから、トルコの税関職員から信用を失いかばんを全部開けられるんや」と思った。次から次へと入ってくるバスでもこの滑稽な様子を目にした。

税関での荷物検査が終了し、バスがトルコへ向けて走り出し、イスタンブールのオトガルに着いたのは午前8時だった。

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