2009/04/21 - 2009/04/21
41位(同エリア256件中)
関連タグ
SUR SHANGHAIさん
- SUR SHANGHAIさんTOP
- 旅行記929冊
- クチコミ6923件
- Q&A回答49件
- 6,112,516アクセス
- フォロワー235人
今回、ハンブルク訪問がメインとなったドイツ旅で1日半の空白時間ができたSUR SHANGHAI。
旦那がこれから用事で行くドイツ中部の街はSUR SHANGHAIも何度か行っているし、この1日半はどこで過ごそう。
地図を見てみると、旦那が用事で行く街とハンブルクとの間にブレーメンが。
ブレーメンはずいぶん前に寄ってみたことがあるけど、マルクト広場の市庁舎脇にある『ブレーメンの音楽隊』の像くらいしか見ていないんだよね。
あの頃はマルクト広場の市庁舎やローラント像はまだ世界遺産になっていなかったし、記憶が薄い。
自分の足で歩き回れるサイズの町っていうのもいいなあ。
じゃ、行ってみよう! …と決まったブレーメン訪問の旅。
表紙の画像は、マルクト広場にある市庁舎。奥に見えているのは聖ペトリ大聖堂の塔。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この日の午後は、ハンブルク空港の近くから出発したSUR SHANGHAIとその旦那。
旦那はこれから用事のある中部の街へ。
SUR SHANGHAIはその途中にあるブレーメンで1日半過ごしてみます。
旦那は「『ブレーメンの音楽隊』の像って、昔見た時には2人ともがっかりしたんじゃなかったっけ?」
「ん〜、今回はそれだけじゃないし、新しい発見をしてみるね。」
「そうか〜。」
ハンブルクの空港あたりからアウトバーン1号線(E22号線)に入ると、さっそくブレーメンまで137kmの標識が。 -
ブレーメンまで137kmか〜。 じゃ、楽勝!
…とは問屋が卸さなかった。^^ゞ
1号線はただでさえコンテナ・トラックのが行き交う道なのに、道路拡張工事とそれに伴う立体交差の橋の架け替えであちこち渋滞。
向こうに見える小高い丘は、以前はハンブルクから出たゴミの埋め立て地だったらしい。
ドイツでもまだゴミ処理の方法が確立されていなかった頃は有害物質も一緒に埋め立てていたので、そのツケが回ってきている所もあるのだとか。
ドイツのゴミ事情については、下記の≪プラスチック情報局:海外のリサイクル≫にも出ています。
http://www.pwmi.or.jp/public/oversea/01Germany1.html -
わ、道路拡張工事中のあの車のヘヴィでタフな外観。
こうやってこのアウトバーン1号線も出来あがっていくんだな、という実感。
お疲れ様! -
道路拡張工事に合わせて、立体交差の橋も架け替え中。
大丈夫だとは思うけど、吊り下げられた橋の部品が頭の上を通ると怖い。
あそこに立っているのは工事監督さん?
車道上での工事は慎重にお願いしま〜す。 -
ドイツ北部は平地が続いているので、アウトバーン沿いには景色らしい景色が無い。畑と林が続いていると言った印象。
それでも、夏だと平野のはるか向こうをにわか雨が通り過ぎるのも見えるし、時には真正面から雷雲が迫ってくるのが見えたりします。
あ、あの風力発電の風車のデザインは珍しい。◎O◎
少なくてもSUR SHANGHAIは初めて見たそのデザイン。
普通は真ん中に見えている風車のように柱形の支えが多いのに、あの2本だけ高圧電線の鉄塔みたいなデザインだあ。 -
ブレーメンの中心部(CENTRUM)への出口は右。
ブレーメンにはメルセデス・ベンツの工場もあるので、それも標識に出ています。
観光インフォの資料によるとメルセデス・ベンツ工場の見学ツアーというのもありました。
1月10日〜12月12日の間の木・金曜日(祝日の時はお休み)で14:30から3時間。15ユーロ。
説明はドイツ語のみだそうですよ。
左側に出ているHASALINIEと言うのは、直訳すると≪ハンザ線≫で、ハンザ都市を結ぶアウトバーンの事。
今日SUR SHANGHAIとその旦那が通ってきたハンブルク→ブレーメン間のアウトバーン1号線もその一部。
もう一つ標識にAUTOHOFと出ているのは、元々はそんな≪ハンザ線≫を行き来する貨物トラック専用のサービス・エリアとの事ですが、普通車の利用もOKだそうです。 -
SUR SHANGHAIがこれから訪れるブレーメンは、その外港ブレーマーハーフェンと共に栄えてきたハンザ都市。
この二つの都市を併せた正式名は自由ハンザ都市ブレーメン(ブレーメン州)。
これはブレーメン州の位置とその紋章が図案になった1992年発行の記念切手で、実際の大きさは3.5cm×3.5cm。
ブレーメン州はドイツ最小の州。切手の地図には黒い点のようになって見えています。
注: この当時はまだユーロは導入されていなかったので、数字の100は100ペニヒ=1マルク。現在ではペニヒやマルクの切手は有効期限切れ。(だと思いますが、間違っていたらお許しを)
ブレーメンのこの鍵の紋章はとてもミステリアスに見える。この鍵を手に入れた者は世界を支配できる、なんていう映画のストーリーになりそう。 -
これはブレーメン中心部の地図。距離を示すスケールが左下についています。
画像をクリックして元画像で見てみても文字が見えにくい時には一旦保存してから更に拡大してみると見えるようになると思います。
ブレーメンの市街地を流れるのはヴェーザー川。上が北方向になったこの地図だと左手が下流。
観光の見所が集中しているのは、ヴェーザー川とくねくねの水路に挟まれて川中島のようになった部分。
赤い点が集中している場所に、世界遺産に登録されたマルクト広場の市庁舎とローラント像もありますよ。
『ブレーメンの音楽隊』の像は世界遺産ではありませんが、市庁舎脇に立っています。
SUR SHANGHAIの宿になったヒルトン・ブレーメンもその近く。黒い*印を付けた場所がそう。
地図の右上方向に青い*を付けたのは列車の中央駅。
見所が集中するあたりから2km位離れています。 -
やれやれ、ハンブルクの空港近くからブレーメンの中心部まで137kmなのに、アウトバーン1号線の拡張工事の渋滞で2時間もかかってしまった…。^^ゞ
これはネット予約していったヒルトン・ブレーメンのダブル。ブレーメンにはSUR SHANGHAI一人だけの宿泊なんですが、シングルとそんなに値段が変わらないんだったらと思って、税込み朝食無し129ユーロのこの部屋にしました。
新しくモダンな落ち着いた雰囲気の内装。
アトリウムに面した部屋もあるので、窓が外に面した部屋が欲しい方は要確認です。
インターネット接続は24時間で17ユーロ。
ベッドは硬すぎず柔らかすぎずで寝心地よし。
フロントのスタッフも親切でした。 -
ヒルトン・ブレーメンのダブルの浴室はちょっと狭い感じ。
それでも設備は新しくて清潔。
シャンプーやシャワージェルのこの時のアメニティはクラブツリー&イヴリン製品。
シャワーの出はよかったですが、浴槽は浅め。
お風呂にどっぷり漬かりたい人向けではないような気がします。 -
これはこの日の夕暮れになってから見たヒルトン・ブレーメン。ヴェーザー川の方向から見た外観です。
ヒルトン・ブレーメンは世界遺産になった市庁舎周辺まで徒歩2分。すぐ裏手にはこれもブレーメンのちょっとした見所になっているベトヒャー通り、徒歩数分の所にはシュノア地区などがあって観光にとても便利な立地だと思います。ただし、鉄道の中央駅からは2kmほど離れているのが難。車で行く方にお勧め。
上記のそれぞれの場所についてはこの後に続く旅行記でご紹介します。
ヒルトン・ブレーメンの所在地:ベトヒャー通り(BOETTCHERSTRASSE) 2。 ヴェーザー川に架かるヴィルヘルム・カイゼン橋(WILHELM-KAISEN BRUECKE)がすぐ近く。
サイトはこちら。http://www.hilton.de/bremen (ドイツ語版) -
ヒルトン・ブレーメンまで送ってくれた旦那は、その後自分の目的地の街へ。
23日のお昼過ぎにはホテル前で落ち合って、また一緒にハンブルクに戻る手はず。
この日はもう午後の5時半を回った時刻でも、4月の下旬にはもう日が長くなってます。
ちょっとその辺を一回り。
これはヒルトン・ブレーメン近くのヴィルヘルム・カイゼン橋のたもと。
会社帰りの人たちが街の中心部から自転車で家路に就く姿。
ブレーメンあたりも平地が広がっているので、気候・天候のいい時は自転車通勤・通学も楽しそう。
歩道と一緒に自転車用の道も設置されている場所もあるので、うっかりすると「どいて!」と怒られます。
SUR SHANGHAIもこの写真を撮ろうと気付かずに立っていたら叱られました。ご用心。 -
日差しがあるうちにマルクト広場の市庁舎のあたりに行ってみよう。
向こうに見える建物は、DIE GLOCKE(ディ・グロッケ)と呼ばれるコンサートホール。グロッケと言うのは鐘の意味。
見所案内の標識が街角に立っているのはいいんですが、見所の名がドイツ語でしか書いていなかったのでご注意を。
見所のドイツ語名も併記された地図やガイドブックを持って歩くのがいいと思います。
ちなみにこの標識で右を指しているうちで主な場所を抜き出すと:
THEATER AM GOETHEPLATZ(ゲーテ広場の劇場)、
KUNSTHALLE(美術館)、
STADTBIBLIOTHEK(市立図書館)、
ANTIKENMUSEUM IN HAUPTPOSTAMT(中央郵便局内のアンティーク博物館)
左を指しているうちで主な場所は:
OBERNSTRASSE(オバーン通り)注:商店街になっています。
MARKTPLATZ/ROLAND(マルクト広場/ローラント像)
BOETTCHERSTRASSE(ベトヒャー通り)
STADTMUSIKANTEN(『ブレーメンの音楽隊』像)
ブレーメンを訪れる人のほとんどが行くはずの『ブレーメンの音楽隊』像が一番下に書かれているとは…。
せめてアイコンとか入っていたら親切だと思うんだけど。 -
イチオシ
世界遺産に登録されたブレーメンのマルクト広場にある市庁舎正面。
『ブレーメンの音楽隊』の像は世界遺産ではありませんが、市庁舎の脇に立っています。この画像だと左側面になりますが、ここからは見えません。
世界遺産に登録されているローラント像は画像左手に立っています。
右手に集まっているグループと比べてみるとローラント像の大きさがよく分かると思います。
ローラント像そのものの高さは5.55m。台座や天蓋も含めると10mを越えているそうです。
注:ローラント像の高さは資料によってばらつきがあるようです。5.55mという数字は、ブレーメンの観光インフォにあった資料に出ていた数字です。 -
市庁舎とローラント像との間のスペースを路面電車が行き来しているのも世界遺産が身近に感じられるブレーメンの街角風景。
これが日本だったら、ローラント像も市庁舎も囲い回されて観光客はそばにも寄れなくなるんじゃないかな。
画像左手に見えている塔は、市庁舎裏手の聖母教会。
今のように塔がある姿になったのは12世紀半ばということです。
これらの市庁舎の画像は23日に撮ったものですが、編集の都合上この日の旅行記に入れておきます。
市庁舎周辺では夜景も撮ったので、この後に続く旅行記の方でまとめてご紹介しようと思います。 -
イチオシ
ローラントというのは中世文学の『ローランの歌』に出てくる英雄の名だそうで、ドイツには全部で26のローラント像があるのだそう。
ブレーメンにはそのうち4つのローラント像があるそうですが、世界遺産に登録されているのはマルクト広場の市庁舎前のこの像。
ブレーメンを訪れる団体観光客が必ず訪れる場所になっているので、この日もこのとおり。
SUR SHANGHAIは利用しなかったんですが、この画像左手の方に観光インフォがあって、個人で来た方も市内ツアー、市庁舎内部ツアーなどの手配も出来ますよ。
ほかにもブレーメン・カードと言うのもあって、1日券8.9ユーロ、2日券10.9ユーロ。公共の乗り物が無料になるほか、見所での割り引きもあり。
ただし、どの位乗り物に乗るか、行ってみたい場所の割引の有無などを考慮に入れて買わないと、元が取れなくなりそうなのでご用心。SUR SHANGHAIは買いませんでした。 -
ちょっと話が横道にそれますが、ブレーメンの市庁舎前にあるこのローラント像やマルクト広場西側の建物群を撮る時には、西日にならないうちにどうぞ。
この日SUR SHANGHAIが行った時にはすでに日が傾き始めてローラント像もマルクト広場西側の建物群も逆光になってました。
で、これはブレーメンを出る23日のお昼過ぎに撮ったローラント像。編集の都合上、この日の旅行記に出しておきます。
抜き身の剣とワシの紋章が付いた盾が勇ましいこの石造りのローラント像は1404年に建てられたもので、この像がある限りブレーメンは繁栄し続けるんだそう。 -
イチオシ
そしてこれがブレーメンの市庁舎。
向こうに見えている2本の塔を持つ建物は聖ペトリ大聖堂。
世界遺産に登録されたブレーメンの市庁舎は1405年から1410年(1409年とも言われますが、観光インフォの資料には1410年となっていました)にかけて建てられたそうなので、すぐそばにあるローラント像のほうが1才年上と言うのがおもしろい。
建設されてからも何度か手直しがあったらしく、この画像でも見えているヴェーザー・ルネサンス様式のファサード部分は17世紀になってから取り付けられたのだそう。 -
これは市庁舎やローラント像があるマルクト広場の西側の建物群。これは世界遺産には含まれていませんが可愛らしい街並み。
1階部分は薬局やカフェ、ビストロになっています。
この日はお天気もよかったので屋外席もありました。
このあたりまで来たら一休みしてみては?
上の方でもちょっと言いましたが、ローラント像とこの建物群は西日の頃になると逆光になってきれいに見えません。日が傾く前に行くのがいいですよ。
で、これはブレーメンを出る23日のお昼過ぎに撮ったもの。編集の都合上、この日の旅行記に出しておこうと思います。 -
イチオシ
さて、お待ちかね(。・w・。) ププッの『ブレーメンの音楽隊』像。
市庁舎に向かって左手側面に立っています。
はっきり言って、これだけを目指してブレーメンに行くとガッカリします。以前のSUR SHANGHAIがそうだった…。
そうではなく、市庁舎を含めたブレーメンの見所(シュノア地区、ベトヒャー通り、ヴェーザー川沿いのシュラハテなど)を見に行くついでに『ブレーメンの音楽隊』像も見るのが正解かもです。(^0^)
団体客が来ると、一緒の記念撮影のモデルに変身する『ブレーメンの音楽隊』像。
お父さん(?)と一緒の男の子が可愛い。
ロバの前足に触ると願いが叶うそうで、そこだけピカピカしてます。よく見ると鼻の回りも後ろ足もピカピカしてましたが。 -
これは翌日に撮った『ブレーメンの音楽隊』像の写真ですが、この日の旅行記に入れておきます。
この『ブレーメンの音楽隊』のブロンズ像は、ゲアハルト・マルクス(1889−1981)というドイツの彫刻家によって1951年に立てられたのだそうです。
『ブレーメンの音楽隊』は、グリム童話集の中でもよ〜く知られているお話の一つ。
登場して来る4匹の動物たちはブレーメンに辿り着く前の森の一軒家で泥棒たちを追い払った後、そこに腰を落ち着けた結末だったと思うけど、なんでブレーメンの市庁舎脇に像を立てたのかな? …なんて無粋な疑問ですね。
その像の横に立って、奥さんらしき女性にカメラの構え方を指示しているおじさんの足元は穴あきサンダル。
足元は写さない方がいいかもですよ。 -
これも翌日に撮った写真ですが、『ブレーメンの音楽隊』像関連はこの旅行記にまとめてしまおうと思います。
『ブレーメンの音楽隊』のこの像は、見る角度によってずいぶん印象が違うように思うのはSUR SHANGHAIだけ?
左の画像は市庁舎の壁と窓を背景にしたもの。
斜め下から撮ったせいで、動物たちの首が長くスマートに見えます。
右の画像は、聖母教会の壁と窓を背景にして真横から撮ったもの。こうして見てみるとロバが随分ずんぐりむっくり。
顔立ちも違って見えませんか? -
市庁舎付近を一通り見終えた後は、暗くなる前にもうちょっとあたりを歩いてみます。
知らない街に来た時には、何を見るというわけでもなく気になった街角をさまよってみるのも旅の楽しみ。
ブレーメンの中心部は徒歩で十分見て回れる大きさなのがうれしい。
この日は晴れて日中は汗ばむほど暖かかったブレーメン。
雲一つない夕暮れ間近の静かなひと時。
ファサードのある民家と街灯のある街角に足音がコツコツ。 -
市庁舎裏手にあるSOEGESTRASSE(ゼーゲ通り)の横道にはアーケードが架かったショッピング・モールが大小いくつか。
これはそのうちの一つのLLOYD PASSAGE(ロイド・パッサージュ)。
中に入っているのは、ファッションのお店や飲食店など。あちこち冷やかして歩いてみては? -
これは歩行者専用のSOEGESTRASSE(ゼーゲ通り)の北のはずれだったかな。
豚飼いのおじさんと豚の親子の像が立っていた。
豚はドイツでは幸福を招く動物。
みんなここで跨って休んだり写真を撮っていくらしくて背中がピカピカ。
ほらほら、向こうにもそんな友達二人連れが。
これも『ブレーメンの音楽隊』像のゲアハルト・マルクスの作? 作風が似ている気もするけど…。
間違っていたらお許しを。 -
これは市庁舎と聖ペトリ大聖堂の間にある広場の噴水。
水の中から現れて吹いているのはラッパ? 角笛? -
また戻って来た市庁舎のあるマルクト広場。広場東側にはガラス張りのブレーメン州議事堂があります。
そのビルに映っているのは聖ペトリ大聖堂の正面。
この時の聖ペトリ大聖堂は中が補修中だったのかどうか、入口あたりに立ち入り禁止の柵が出ていました。
工事中でなければ内部見学OK。2本ある塔にも上れるようですよ。 -
聖ペトリ大聖堂はこの時は内部工事中だったのか立ち入り禁止。
正面の壁面にあったモザイク画が西日を受けて金色に輝く。
そのうちの一つの絵柄は、ゴルゴダの丘へ十字架を背負っていくキリストと、力尽きて半ば倒れたキリストを鞭打つ男。
鞭打ちが永遠に続くかのような怖い絵。 -
ブレーメンでは自転車利用の人が多かった。
上の方でも書いたように、歩道と平行して自転車用の道も付いている場所もあります。
SUR SHANGHAIのように気付かずに歩いていたりすると叱られますよ。(。・w・。) ププッ
ん? こんな所に停めておいていいのかな。
アイアンの装飾部分がロックをかけるのにぴったりと思ったんだろうな。 -
ブレーメンの鍵の紋章が付いたマンホールの蓋。
すごくごつい見かけ。
円の内側に見えているのはFREIE HANZESTADT BREMEN(自由ハンザ都市ブレーメン)とSTADTENTWAESSERUNG(直訳すると≪都市下水≫)の文字。
あとはこのマンホールの番号や製造会社らしき文字が刻印されているので、ちょっと調べてみようと思います。 -
SUR SHANGHAIや電柱の影も長く尾を引く時刻。
路面電車ががたがたと音を立ててやって来る夕暮れ間近。 -
小さな建物が大きな建物の影に隠れる頃。
ん? 右手の建物の壁には漢字が書いてある。
自由、幸福って書いたんだろうけど、幸福の幸という字がちょっと変。
そこだけ雰囲気が違って見える街角。 -
路面電車がやって来るブレーメンの街角。
この立派な建物は、やっぱり市庁舎や聖ペトリ大聖堂近くの裁判所じゃなかったかな。
世界遺産になった市庁舎の周りには、見た目は古くても今もちゃんと機能しているお役所関連の建物が多い。
それだけ建物の補修や新しい設備の設置にも力を入れているんだろうな。 -
一旦、ヒルトン・ブレーメン方向に戻ってヴェーザー川のほとりに出たSUR SHANGHAI。
この画像だと、右手がブレーメンの外港ブレーマーハーフェンがある下流方向。
ヴェーザー川沿いには思っていたとおり遊歩道も付いていた。
停められているボートには劇場があったり、レストランやバーが併設されていたり。でも、ちょっと一人だと行きにくい。
歩くだけなら一人でも平気。暗くなる前にこのあたりも歩いてみようっと。
画像左奥の四角張った建物は何だろう。
ブレーメンを出る前にはあそこまで行ってみよう。 -
ヒルトン・ブレーメンからもすぐそこのヴェーザー川に架かるヴィルヘルム・カイゼン橋。
遊歩道脇に立っていたこの獅子の頭の石像は何だろう。
説明らしいものも出ていないし…。
昔の石橋の一部だったのかなと想像してみたSUR SHANGHAI。 -
ブレーメン市街地を流れるヴェーザー川。
これは歩行者専用の橋から上流方向を見た景色。
画像奥に見えている橋は、ヒルトン・ブレーメン近くのヴィルヘルム・カイゼン橋。
ヴェーザー川はそれほど大きい川とは思えないんですが、この画像の聖マルティン教会がある一帯はシュラハテと呼ばれ、中世には賑わいを見せた波止場だったのだそう。
『ロビンソン・クルーソー』の主人公のお父さんもブレーメン出身と言う設定だったのもこういう背景があったからかも。
今もやけに平べったい物資輸送船が通っていたり、ヴェーザー川観光ボートも出ているようでした。
明日お天気がよかったら観光インフォに行って聞いてみようかなと思ったら、この翌日は雨模様で予定変更。
興味のある方は観光インフォで聞いてみるといいですよ。 -
ヴェーザー川のシュラハテ沿いにも遊歩道あり。
この日はお天気もよかったので、散歩がてらのんびりと歩く人も多かった。
レンガの壁に落ちる道路標識の影と春の花の彩がおもしろい。 -
ヴェーザー川を見下ろす位置に2人並んで何やらお話?
温かい沈黙に浸ってこのひと時を過ごしているようにも見える2人はまだ学生?
いろんなストーリーが連想されるブレーメンの春の夕暮れ。 -
ヴェーザー川のシュラハテあたりを見てみると、春の夕暮れの光に包まれて暖かい色に染まった街並み。
あの桟橋はまだ使っているのかな?
このシュラハテは、10月後半にブレーメンで開かれるフライマルクトのお祭りの時には、オクトーバー・フェストと同じように屋台も並んで大賑わいになるんだそうです。お祭り好きな人なら、その時期に訪れてみるのもいいかもです。
街路樹が並ぶあたりをズームで見てみると…、 -
…この日は外で過ごすのに絶好のお天気のお陰で、シュラハテの遊歩道沿いに出たビア・ガーデン兼お食事処はどこも超満員。
SUR SHANGHAIが立っている歩行者専用の橋にまでそのざわめきが聞こえてくる位。
ただ、この翌日はあいにくの雨で全部ガラ〜ンとしてしまったっけ。お客さん商売もお天気に左右されるからどこも大変。
今日のSUR SHANGHAIはこれでリタイアして、明日のブレーメン市街地巡りに備えます。
この旅行記のタグ
関連タグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (8)
-
- procidaさん 2009/09/03 10:57:41
- はじめまして。
- プロチダといいます。
旅行記を何冊も読ませていただきました。
素晴らしい写真の連続ですね。
私も3年前にブレーメンに行きました。
真冬だったので寒くて寒くて・・・
空もほとんど晴れなくて・・・
みぞれも降るし、天候は最悪でした。
これからもお邪魔させてください。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2009/09/04 19:15:46
- RE: はじめまして。
- こちらこそ、はじめまして。
ご訪問、ありがとうございます。(*^^*)
procidaさんもブレーメン滞在経験者なのですね。
冬のドイツは本当に重苦しい空の日が多いですよね。
私も冬のドイツ初体験ではずいぶん暗いと感じました。
でも、その経験のお陰で、春の訪れのありがたさを実感できたような気がします。
お天気は一つの運ですが、でも、やっぱりいいお天気になるのが一番ですよね。(*^。^*)
procidaさんのこれからの旅が、できる限りいいお天気に恵まれるようお祈りします。
-
- kioさん 2009/07/05 09:58:14
- ブレーメンの音楽隊像にマタガッタ自分を30年ぶりに思い出す(^○^)
- sur shanghaiさん おはようございます
ブレーメン篇 とてもとても懐かしい気持ちで見入ってました。
自分が彼の地を訪れたのは1970年代末期、、
街はSUR SHANGHAIさんの仰る通りにとてもコンパクトな印象がありました。
ブレーメンのユースホステルで同室になったアメリカ人と
通りの一角にあった音楽隊像を訪れ、記念写真をお馬鹿観光客丸出しで
互いに撮り合った事を思い出しましたよ。(^^ゞ
動物音楽隊像の表面はその頃から既にテカテカとしていましたねえ。
30年前に自分もまたがった事のある動物像の画像をしばらく眺めていたら
またがっている自分を画像の中にイメージ出来てしまい←お馬鹿・・・(^_^メ)
軽く当時にタイムスリップしたような気分になりましたよん。(+_+)
SUR SHANGHAIさんの撮られる画像、相変わらず美しいですねえ
とりわけ光と影のコントラストを見事に捉えている画像はSUR SHANGHAIさんの
感性の良さが滲み出ている感じがします。結構 私はファンかも、、、
何票も投票したい気分ですよん
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2009/07/16 14:32:10
- RE: ブレーメンの音楽隊像にマタガッタ自分を30年ぶりに思い出す(^○^)
- お久しぶりです。お返事が遅れて失礼しました〜。
今年度の4トラベルでの活動は間欠泉的になっているわたくしめです。
私が外国一人旅を始めたのは80年代後半になってからでしたから、kioさんは一回り先輩なんですよね。
ブレーメンの音楽隊像も70年代後半に訪れていらっしゃったんですねえ。
足跡がまだ残ってましたよ。…なんちゃって。(^0^)
私はカメラの知識はなんにもないので、自分が好きなアングルで切り取ってパチリだけ。それで自分が思った雰囲気が出れば万々歳。
光が絞りがスピードが、といったことも勉強してみようと思ったこともありましたが、数字向けの頭ではないので挫折してしまったんですよ。(。・w・。) ププッ それでも気に入ってもらえたらうれしいです。
写真も旅行記も、自分がその中に入って行って共感できる(または追体験できる)作品がいいなあと思います。kioさんの旅行記も私にとってはその一つですよん。
-
- がんもさん 2009/06/30 19:03:43
- ブレーメンの音楽隊
- こんにちは。お邪魔します。
実はわたしも昨年11月にドイツ(フランクフルト)へ行きました。
でも時間がなくてブレーメンに行くことができませんでした。
この銅像を見てみたかったのですが、
SUR SHANGHAIさんの旅行記で拝見することが出来てとても嬉しいです。
左側の斜めの写真がいいですね♪
いまから行くぞ〜みたいな雰囲気に見えます・・・笑
ドイツに行きたくなりました。
すばらしいお写真を見せてくださってありがとうございました♪
がんもより
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2009/07/01 08:44:04
- RE: ブレーメンの音楽隊
- ご訪問、ありがとうございます。(*^^*)
次回、機会があればブレーメン方面にもいらっしゃってみてくださいね。
ただ、この音楽隊の銅像だけだとかなりインパクト不足だと思うので、メルヘン街道の起点か終点にしてその他の町も数日かけて回るといいんじゃないでしょうか。
気候がいい時期なら楽しめると思いますよ。♪
今日、のちほどそちらへもお邪魔しようと思います。
今はここで失礼しま〜す。
-
- shoyanさん 2009/06/21 22:43:15
- 風力発電
- そういえば、以前風力発電機を作る工場の設計をやったとき、
そこの風車(試験機)は、このような鉄塔のようなトラス状の骨組みでしたよ。
棒状だと、軸にかかる力が強すぎるとか、なんとか。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2009/06/22 19:49:55
- RE: 風力発電
- > そういえば、以前風力発電機を作る工場の設計をやったとき、
> そこの風車(試験機)は、このような鉄塔のようなトラス状の骨組みでしたよ。
> 棒状だと、軸にかかる力が強すぎるとか、なんとか。
さすが、お詳しい! ♪(o´∀`b)b♪
そう言われてみれば、一本足より鉄塔式のほうが羽を支える重さの負担も分散されていいのかも、と思いました。
これまで私が見てきた限りの風車はどこでもみんな一本足だったので、この鉄塔の形にはびっくり。
これからはこれが主流になるのかもですね。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
SUR SHANGHAIさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
8
40