2004/07 - 2004/07
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ゴールデンカカオさん
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北京では、怪しいボーイに乗り方を教えてもらって、最初から常にバスで移動しました。切符を買う時、行き先を販売員に申告しなければならないので、最初は発音が通じなくて苦労しました。
当時は、北京オリンピック決定で、すでにオリンピックムードが盛んで、レアルが中国で試合をする少し前の頃だったと思います。
故宮や頤和園、その他繁華街などをひたすら歩きまわっていました。頤和園を一周する人がめったにない事に気づいたのは、ヘトヘトになって入り口に着いた後でした。
天壇に行った時のことでした。
天壇はかなり古い、祭壇のような場所だったと思いますが、ここもまた、周りの公園がそこそこ広い所でした。天壇は、凄い神秘的な場所で個人的には、かなり気に入りました。
決まった角度の位置に立つと、反対側の人の声が聞こえるような壁もあって、1人の僕は、必死に他人の声を聴きとろうとしてのですが、なんせ来たばかりなので、誰の声か解らず、実証できませんでした。
ひととおり、見終わったあと、アイスを買って少し休むために、ベンチで寝る事にしました。寝る前は柳の揺れるのどかな風景だったと思います。
目が覚めると、なんだか雰囲気が違いました。とにかく人がほとんどいないんです。アレっと思いながらも、気にせず高い入場料分
、もう少し散歩しようと思いました。歩いていると一般人の姿はほとんどいないのに、軍人の姿がチラホラ見えて、彼らは何か一生懸命訓練していました。
しばらくすると、いきなり軍人に手を掴まれ、何か言われました。何となく「何してるんだ」的な事だったと思います。迷ったふりをしていたら出口を教えてくれて、帰れ的な感じで指を指されました。何故かそこで、負けらんないという、意味不明の火が付きました。
軍人と別れた後も、どんどん軍人が増えて、一般人はもう自分位です。見つからないように、身を潜め目線をかわしながら、すでに何をしたいのか自分でも分からない状態になっていました。
すると、さっき捕まった軍人にまた見つかり、今度はかなり怒っている様子です。なんとか逃れて、また作戦(?)再開です。
そして、少しして、何故かまたさっきの軍人に捕まりました。多少やりすぎたと思って、ソワソワしていたら、その軍人はなんとハニかんできました。その瞬間僕の反抗期も終わりました。多分「こいつは変な奴だな」みたいな感じだったと思います。
僕はすぐに帰りました。
ホテルに帰ってテレビを見ていると、その日の理由が解りました。北京オリンピックが決まった、祭典をやっていたのです。ジャッキーチェンもいました。軍人たちは、警備をしていたのです。
こうして、最初から不必要な経験をするハードな旅になりつつありました。
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