チュニジア旅行記(ブログ) 一覧に戻る
相変わらずこの日も早起きをした私はご飯前に日の出を見に行こうと思い、ちょうどホテル前を通りかかった馬車をヒッチハイクして薄暗い中、砂漠の方向へ向かった。ここで見た太陽は、手を伸ばせば届くのではないだろうか、と思えるほど大きく、そして半熟卵の黄身ように赤く、これまで私が見た日の出の中で一番美しく、あまりの美しさに感動した。<br /><br />この日はドゥーズからスースへの長距離移動と言うこともあり、ご飯を食べて直ぐにチェックアウトをした。この日の移動はバスで一気にスースへ行こうと考えていたが、バスターミナルで売店のおばちゃんに「バスはいつくるの?」と聞くと、「バスは時間がかかるので、ルアージュで向かった方がいい」と言われたので、ルアージュで行くことにした。<br /><br />付け加えて、売店のおばちゃんは「ここから直接スースに行くルアージュは無いのでガベスを経由しなければいけない」と言っていたので、ガベス行きのルアージュに乗った。<br /><br />今回は一本道ではなく、山道を走っていたこともあり、ルアージュの運転手はいつものように80キロ以上スピードを出すことなく安全運転だった。ルアージュは不毛の山々をぬって走る道を進むこと数時間、ガベスに到着した。<br /><br />この日、ガベスの町は羊の市場が開かれており、ルアージュステーション周辺には多くの人と羊であふれていた。<br /><br />時間が無かったのと、ガベスには特に見所が無かったために直ぐにこの町を離れることにした。私はバスに一度は乗りたいという目的を捨てきれなかったので、バスターミナルで、いつスース行きのバスが来るのかバスカウンターで尋ねた。しかし、バスはあと2時間立たないと来ないと言われたので、結局ルアージュでスースに向かうことになった。<br /><br />ルアージュを探している間、私は他の3人に「スースに行く前にコロセウムが見たいので、エル・ジェムに寄っても言いか?」と聞くと、快諾してくれ急遽エル・ジェムに向かうことになった。<br /><br />私たちがガベスから乗ったルアージュは乗ってから10分もしない間に、前の車にぶつかりかけ、急ブレーキを踏んだこと意外は快適な乗り心地だった。怪しいアラブミュージックが流れる車内は、言葉が通じなくとも終始和やかな空気が漂っていた。<br /><br />チュニジア第三の都市・スファックスを通り過ぎ、地中海沿いに車を進めること3時間半、エル・ジェムについた。ルアージュの運転手はどうも私たちがコロセウムに行くということを気づいていたらしく、気をつかってくれてルアージュステーションではなく、コロセウムの前で車を止めてくれた。<br /><br />私はコロセウムの異常な大きさ、保存状態の良さに感動した。このコロセウムは「地球の歩き方」によると、ローマのコロセウムと並ぶ世界三大コロセウムの一つに数えられているらしく、保存状況は、ローマのコロセウムよりもずっと良いとのことだった。<br />(入場料学割D5位)<br /><br />実際、素人である私が建物の中を見てみても保存状態の良さをうかがい知ることができた。ある程度、コロセウム内部の観光を終えると、ここに遠足?に来ていた小学生と戯れた。<br /><br />エル・ジェムに1時間滞在し、エル・ジェムからルアージュでスースへ向かった。スースのルアージュステーションからスースの中心地へは2キロあり、どの方向に行けばいいのか全くわからなかったが、人々に尋ね何とかスースの中心地に着くことができた。

チュニジア・東欧旅行記7(ドゥーズ~スース)

4いいね!

2002/01 - 2002/01

1018位(同エリア1893件中)

0

2

SATORU

SATORUさん

相変わらずこの日も早起きをした私はご飯前に日の出を見に行こうと思い、ちょうどホテル前を通りかかった馬車をヒッチハイクして薄暗い中、砂漠の方向へ向かった。ここで見た太陽は、手を伸ばせば届くのではないだろうか、と思えるほど大きく、そして半熟卵の黄身ように赤く、これまで私が見た日の出の中で一番美しく、あまりの美しさに感動した。

この日はドゥーズからスースへの長距離移動と言うこともあり、ご飯を食べて直ぐにチェックアウトをした。この日の移動はバスで一気にスースへ行こうと考えていたが、バスターミナルで売店のおばちゃんに「バスはいつくるの?」と聞くと、「バスは時間がかかるので、ルアージュで向かった方がいい」と言われたので、ルアージュで行くことにした。

付け加えて、売店のおばちゃんは「ここから直接スースに行くルアージュは無いのでガベスを経由しなければいけない」と言っていたので、ガベス行きのルアージュに乗った。

今回は一本道ではなく、山道を走っていたこともあり、ルアージュの運転手はいつものように80キロ以上スピードを出すことなく安全運転だった。ルアージュは不毛の山々をぬって走る道を進むこと数時間、ガベスに到着した。

この日、ガベスの町は羊の市場が開かれており、ルアージュステーション周辺には多くの人と羊であふれていた。

時間が無かったのと、ガベスには特に見所が無かったために直ぐにこの町を離れることにした。私はバスに一度は乗りたいという目的を捨てきれなかったので、バスターミナルで、いつスース行きのバスが来るのかバスカウンターで尋ねた。しかし、バスはあと2時間立たないと来ないと言われたので、結局ルアージュでスースに向かうことになった。

ルアージュを探している間、私は他の3人に「スースに行く前にコロセウムが見たいので、エル・ジェムに寄っても言いか?」と聞くと、快諾してくれ急遽エル・ジェムに向かうことになった。

私たちがガベスから乗ったルアージュは乗ってから10分もしない間に、前の車にぶつかりかけ、急ブレーキを踏んだこと意外は快適な乗り心地だった。怪しいアラブミュージックが流れる車内は、言葉が通じなくとも終始和やかな空気が漂っていた。

チュニジア第三の都市・スファックスを通り過ぎ、地中海沿いに車を進めること3時間半、エル・ジェムについた。ルアージュの運転手はどうも私たちがコロセウムに行くということを気づいていたらしく、気をつかってくれてルアージュステーションではなく、コロセウムの前で車を止めてくれた。

私はコロセウムの異常な大きさ、保存状態の良さに感動した。このコロセウムは「地球の歩き方」によると、ローマのコロセウムと並ぶ世界三大コロセウムの一つに数えられているらしく、保存状況は、ローマのコロセウムよりもずっと良いとのことだった。
(入場料学割D5位)

実際、素人である私が建物の中を見てみても保存状態の良さをうかがい知ることができた。ある程度、コロセウム内部の観光を終えると、ここに遠足?に来ていた小学生と戯れた。

エル・ジェムに1時間滞在し、エル・ジェムからルアージュでスースへ向かった。スースのルアージュステーションからスースの中心地へは2キロあり、どの方向に行けばいいのか全くわからなかったが、人々に尋ね何とかスースの中心地に着くことができた。

  • エルジェムのコロセウム

    エルジェムのコロセウム

  • エルジェムで出会った小学生たち。

    エルジェムで出会った小学生たち。

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

チュニジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
チュニジア最安 709円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

チュニジアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP