2009/05/17 - 2009/05/17
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Demianさん
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世の中、豚インフルが騒がれる中、少しでもご利益にあずかろうと雨も人ごみも気にせず、善光寺の御開帳に行ってまいりました。
途中、上田、小布施などをちら見し、いざ善光寺へ。
雨のせいか思ったほど人は多くなく、無事回向柱に触れて、阿弥陀様とご縁を結び、前立本尊も参拝し、ご印文も頂戴し、びんずる様にも触れて健康を祈願してきました。
日帰りの駆け足のお参りでしたが、なかなか充実した一日を過ごせました。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線
-
今年は7年に一度の善光寺の御開帳。
世の中100年に一度の不況やら、豚インフルやらで、
明るい話題が少ない中、少しでもご利益にあずかろうと、
まだ行ったことのない善光寺の御開帳にいくことにしました。
今回は、日帰りのため無駄な時間ははぶくべく、
新幹線で定額給付金ぽっきりのめぐり姫「びゅうバスでいく歴史街道と
小布施・善光寺」というコースに参加しました。 -
新幹線を上田の駅でおり、びゅうバスで信州味噌の工場見学です。上田駅近くでは、今大河ドラマでも話題の真田家の上田城を車窓見学しながら、バスガイドさんが武田や上杉の歴史を説明してくれました。
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味噌工場では何年も昔からつかっている味噌ダルを見学、味噌の作り方などの説明をうけました。
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味噌蔵内にはこんな味噌の効用も張り出されていました。こちらでは信州味噌、味噌せんべい、金山時味噌をお土産にいただきました。(めぐり姫のツアーに組み込まれてます)
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味噌蔵見学の後は、長野県立歴史館。こちらはなかなか立派な建物で、竪穴式住居など、長野の歴史が時系列に展示されており、なかなかたいした展示場でした。特設展では善光寺信仰の歴史が展示されており、善光寺参りの前に、ちょうどよい事前勉強となりました。
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善光寺の御本尊は絶対のお秘仏で、7年に一度の御開帳といえども、我々がお参りできるのは、ご本尊をお写しした前立本尊です。この前立本尊の中央が阿弥陀如来、右が観音菩薩、左が勢至菩薩で、「一光三尊阿弥陀如来」と呼ばれるそうです。戦国時代にはこの善光寺如来は上杉、武田、徳川、豊臣の争奪の対象となり、この早々たるメンバーもこの如来を見ていたのかと思うと、感慨深いものがあります。
(写真は善光寺ドライブガイドより引用) -
歴史館でお勉強をした後、我々は小布施の町へ向かいました。あいにくの雨で多くは歩けませんでしたが、情緒ある町並みを見学しました。
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小布施は栗が有名です。栗ソフトクリームを食べながら、かわいい雑貨店やお菓子やさんをめぐります。
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街のあちこちに花が飾られ、きれいな観光地をアピールしていました。
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有名な小布施堂で栗きんつば、栗落雁などを買い、お土産に。
ちなみにめぐり姫では小布施堂の栗羊羹、栗鹿の子、干菓子がお土産についていました。 -
小布施見学の後は、いよいよ善光寺です。
まずは仁王門です。ここの仁王様の彫刻は、
高村光雲と米原雲海の作とされ、その芸術性の高さが
評価されています。 -
仁王門から仲見世を通ると、次は重要文化財でもある
山門です。楼上に掲げられた「善光寺」という額は、鳩字の額と言われており、文字の中に5羽の鳩が描かれています。また、善光寺の善の字は牛の顔をあらわしているといわれ、牛に引かれて善光寺の信仰を
表現されているともいわれています。 -
そしていよいよ本堂です。が、その前に、大きな角塔婆がたっており、これが御開帳をあらわす回向柱です。
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この柱は前立本尊の阿弥陀如来の右手につながる善の綱が結ばれていて、この柱に触ることで前立本尊とのご縁が結ばれるとのこと。この回向柱に触れるために、日本各地から皆が参拝に来るわけです。
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回向柱に触れた後は、本堂へお参りです。一番左が御印文の列、真ん中が外陣、右側が内陣の入り口でした。
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まずはご印文を頂戴することにしました。
御印文とは、ご本尊とともに伝えられた三つの判子の
ようなもので、ご本尊の分身とも言われています。このご印文を額に当ててもらうと、どんな悪人でも極楽浄土にいけると信じられています。錦の布に包まれていて、ご印文自体を見た人はいないということです。
このご印文頂戴は通常正月の7日から15日までしか行われていませんが、御開帳の期間は特別に行われているそうです。
(写真は「善光寺御開帳参拝のつぼ」より引用) -
次に外陣を参拝したのですが、ここは「おびんずる様」という医術に長けていたという仏様の弟子の像があり、自分の体の痛いところと同じ場所をなでると、病が治ると伝えられています。
皆になでられて、つっるつるでしたが、特にお顔は凹凸がはっきりしないくらい磨り減っていました。
最後に内陣に入り前立本尊の参拝です。かなりの行列で如来様たちの前まで来るのに、そうとう時間がかかりましたが、仏様ではありますが、その神々しいお姿を拝見して、ありがた〜い気持ちになりました。 -
善光寺参拝を終えると、定番のお土産やさん、八幡屋磯五郎のお店に入り、七味唐辛子をお土産に買いました。御開帳の時だけ、回向柱がたっている絵柄の入れ物になるそうです。
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善光寺の表参道に「ぱてぃお大門」という蔵の街をまねたショッピングモールがありました。
ちょっと映画のセットみたいでこ洒落た店が並んでいるのですが、善光寺の閉門とともに、しまってしまう店が多く、ちょっと残念でした。
今回はびゅうの「めぐり姫」というコースを始めて使ったのですが、他のコースよりもお土産や、食事にちょっとお得感があり、女性同士で行かれる場合は、お勧めです。
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